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中央環境審議会大気環境部会
第11回有害大気汚染物質排出抑制専門委員会議事要旨


1. 日時  平成18年3月20日(火)14~16時
 
2. 場所  虎ノ門パストラル本館8階会議室「けやき」
 
3. 議題
(1) 有害大気汚染物質の大気環境濃度及び大気中への排出量の推移について
(2) 経年的に環境基準等を超過している地域(要監視地域)等における対策の状況について
(3) PRTRデータに基づく推計高濃度地域のフォローアップについて
(4) 今後の優先取組物質対策について
(5) その他
  
4. 出席者
委員 永田委員長、内山委員、浦野委員、加藤委員、田邊委員、中杉委員、森川委員
環境省 水・大気環境局 松井大気環境課長 他
(事務局)大気環境課
  
5. 議事内容
  (1)~(4)について
    平成17年6月の有害大気汚染物質排出抑制専門委員会において示された優先取組物質に関する対策状況のフォローアップとして、【1】有害大気汚染物質の大気環境濃度及び大気中への排出量の推移、【2】経年的に環境基準等を超過している地域(要監視地域)等における対策の状況、【3】PRTRデータに基づく推計高濃度地域における発生源に注目したモニタリングの推進について審議を行い、それを踏まえて【4】今後の優先取組物質対策について審議を行った。主な意見は以下のとおり。
  • 水銀について、PRTRの届出に基づく排出量は、我が国における大気への排出全体のごく一部だと考えられる。水銀については、フローを把握しようという国際的な動きもあり、排出量をどうとらえていくかを考えていく必要がある。
  • モニタリングデータの解析はさらに進めていくべきであり、関係学会等で利用しやすい形でのデータ公開が求められる。
  • 有害大気汚染物質対策に取り組んでいる地域同士の情報交換など、連携強化を考えていくべきである。
  • 発生源近傍の汚染について、今後対策の仕組みを検討していく必要がある。


問い合わせ先
 環境省水・大気環境局大気環境課(代表電話03-3581-3351)
  課長 松井 佳巳(内線6530)
  課長補佐 久保 善哉(内線6572)
  担当 小池 紘一郎(内線6572)