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中央環境審議会循環型社会計画部会(第46回)議事録


〈日時〉

平成20年3月17日(月)10:00〜11:30

〈場所〉

KKRホテル東京 10階 瑞宝の間

〈議事次第〉
  1. 開会
  2. 議題
    1. 第2次循環型社会形成推進基本計画(案)について
(配付資料)
資料1−1 第2次循環型社会形成推進基本計画(案)のパブリック・コメント結果概要
資料1−2 第2次循環型社会形成推進基本計画(案)のパブリック・コメント結果
資料2 第2次循環型社会形成推進基本計画策定に係る地域ヒアリング結果
資料3−1 第2次循環型社会形成推進基本計画(案)
資料3−2 第2次循環型社会形成推進基本計画(案)変更分一覧
〈参考資料〉※委員のみ配付 ○会議終了後回収
参考資料1 中央環境審議会循環型社会計画部会委員名簿
参考資料2 新たな循環型社会形成推進基本計画の策定のための具体的な指針について ※
参考資料3 新たな循環型社会形成推進基本計画の構成 ※
参考資料4 第三次環境基本計画(循環型社会関連部分)と現行の循環型社会形成推進基本計画の対照表 ※
参考資料5 これまでの循環型社会計画部会において指摘された主要な御意見等 ※
参考資料6 地域循環圏について ※
参考資料7 地域循環圏の構築に係る国の主な施策について ※
参考資料8 循環型社会の構築における各主体の主な役割 ※
参考資料9 循環型社会形成に関する取組指標マトリックス ※
参考資料10 国の取組に係る進捗状況総括表 ※
参考資料11 第44回循環型社会計画部会議事録 ※
参考資料12 第45回循環型社会計画部会議事録 ※
参考資料13 循環型社会形成推進基本計画 ※○
参考資料14 循環型社会形成推進基本計画の進捗状況の第1回点検結果について ※○
参考資料15 循環型社会形成推進基本計画の進捗状況の第2回点検結果について ※○

午前10時00分 開会

○企画課長 それでは、定刻となりましたので、ただいまから第46回中央環境審議会循環型社会計画部会を開催いたします。
 本日は、ご多用中のところ皆様にお集まりいただきまして、まことにありがとうございます。
 事務局から初めに委員の出席の状況を報告させていただきます。本日現時点で12名。遅れる旨、ご連絡いただいている委員の方も含めまして、定足数の13名に達するということをあらかじめご報告させていただきます。
 また、本日はオブザーバーといたしまして、関係省庁から経済産業省産業技術環境局リサイクル推進課長、安藤課長にもご出席いただいております。
 本日の配付資料でございますが、議題の下に配付資料一覧がございます。もし万一配付漏れ等がございましたら、申しわけございませんが、その都度事務局にお申し付けください。それでは、以降の進行につきまして、武内部会長どうぞよろしくお願いいたします。

○武内部会長 皆さんどうもおはようございます。今日できれば基本計画の改定案について皆さんにお認めいただきたいということで、ご審議をいただきたいと思います。基本計画案についての数カ所の修正点のご指摘を前回いただきました。その修正部分については前回の部会では、私とそれから浅野部会長代理にご一任いただくということでございまして、それを皆さんのご意見を踏まえまして、修正をいたしまして、その結果パブリックコメントに出させていただきました。
 本日はパブリックコメントの結果と、それから皆さんにご出席をお願いいたしました地域ヒアリングの結果、これについてのご報告をこの後ともに、先ほど私申し上げましたように、第2次循環基本計画(案)について、ご審議いただきたいというふうに考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたしたいと思います。
 それではパブリックコメントの結果と、地域ヒアリングの結果について、それから前回の修正部分どこをどういうふうに直したかということもあわせてお願いします。

○企画課長 それでは資料の1−1をごらんいただけますでしょうか。「第2次循環型社会計画推進基本計画(案)」に対する意見募集の結果についてという資料でございます。この資料に基づきましてご説明申し上げたいと思います。なお、この資料1−1は主なご意見についてまとめさせていただいているものでございまして、全体につきましてはA3で折り込んでございますが、資料1−2、A3の縦で使っているペーパーに示しておりますので、あわせて適宜ごらんいただければと思います。
 それでは資料1−1でございますけれども、前回パブリックコメントにかける案ということでご了解いただいた後、2月26日から3月10日までパブリックコメントにかけさせていただきました。意見提出者数13団体・個人でございまして、例えばいわゆる一般の方あるいはアジアにおける廃棄物の移動を研究されておられるNGO、産業界などから寄せられた意見でございまして、項目ごとにカウントいたしますと56件というふうな形になってございます。
 まず全般的にでございますけれども、これまで循環型社会計画部会におきまして、そのほとんどが既に議論されているところであり、そしてまたこの部会としての方向をお出しいただいたところであるなというような印象を持ったところでございます。その一方で幾つかの点につきましては、やはり循環基本計画の案に入念的に書いていったほうがいいだろうというような意見があったというような全体の考察でございます。
 まず、[1]「環境の保全」についてというところが、1ページの中ほどにございますけれども、この点につきましては、私どもややもすると余りにも当たり前のことというようなことで、明示しないような事柄でございますけれども、まさにそういった例でございまして、この「環境の保全」についてはしっかりと明記すべきではないか。特に「はじめに」の一番最初のところから、「今日経済活動のグローバル化にともない」というふうに以前の案文にはなっておりましたけれども、そうではなくて、まず「環境の保全」がどういう問題であるかということを認識として掲げる必要があるのではないかというようなご意見がございましたので、この点そのような形で反映させていただこうと思っています。
 またこの後、資料3に基づきまして具体的にどこがどうなるというようなことをお示しできるかと思いますので、今回修文の方向なりをご説明申し上げたいと思います。
 それから[2]にございますけれど、「リユース」について。これもやはり同じような観点でございます。非常にごもっともであるのですが、1つ案文上明記されていなかったというようなことでございまして、こちらにつきましても第1章あるいは第5章というところで修文をさせていただこうかというふうに考えてございます。
 それから、2ページの[3]「水循環」についてというところがございますけれども、やはりこの「水循環」についての視点というものを書き込む必要性があるのではないかというところございます。当然広い意味での循環という中で、この「水循環」については意識をしておるわけでございますけれども、この点についても明記をすべきだろうというふうに考えたところでございます。
 それから、[4]「国の取組」についてというところでございます。廃棄物の適正処理だけではなく、「廃棄物等」といいまして、副産物等も含めた少し広い概念がございますけれども、むしろそちらの方、「廃棄物等」としたほうが適切であろうというようなご意見でございます。
 それからこの[4]の意見の中で、循環資源利用の実態把握と有効性の向上についてのご意見もあるわけでございますが、こちらにつきましては後ほどまたご説明申し上げたいと思いますが、例えば39ページの第1番目のパラグラフで循環資源利用の実態把握について。また有効性の向上につきましては、その後の2つめのパラグラフというところで、かなり詳しく書き込んでいるということでございます。
 それから、[5]「海外との関係における資源循環」でございますけれども、実際にビジネス上の経験に基づくご意見をいただいておるのかと思うんですけれども、こういったご意見を踏まえまして、3ページになりますけれども、まず自国内処理の原則を厳格に遵守する、この点と、それからもう一つ、中古品名目で途上国に廃棄物同然かつ有害物を含む使用済み製品が輸出される、こういった問題についてもしっかりとリードしていくということについて書き込む、というようなことで第5章の第3節1及び2において書き加えさせていただこうかと考えてございます。
 3ページの下からは、その他の主なご意見ということで、紹介をさせていただいております。まず基本概念あるいは原則論というところで、排出者責任や拡大生産者責任の重要性を強調すべきではないかというところでございます。まったくおっしゃるとおりでございますけれども、既に計画の冒頭部分で十分に強調させていただいているところではないかというふうに考えてございます。
 それから4番目の廃棄物の焼却処理について。これはどちらかというと反対というような意見からでございますけれども、考え方といたしましては、この部会でもご議論いただいたとおりでございまして、循環基本法に定める対策のプライオリティというんでしょうか、発生抑制、再使用、再生利用に努め、さらに熱回収、適正処分というような優先順位を定めておりますけれども、3Rを前提とした上で、どうしても残るものについて、最近の熱回収技術あるいは排ガス処理技術の進展、最終処分場のひっ迫状況などを踏まえた上で、直接の埋立は行わず一定以上の熱回収率を確保しつつ、熱回収を行うというような考え方をお示ししてございます。
 それから、タイトルの関係でございまして、「廃棄物の適正な循環的利用と処分のためのシステムの高度化」につきまして、「リサイクル・廃棄物処分のための」というようなことでという案をいただいているところでございますけれども、こちらにつきましても廃棄物等の概念、あるいは循環基本法に基づいた循環資源としてのとらえ方というようなことで、まず広義の「廃棄物等」という語を用いて、やはり原案どおりのタイトルがふさわしいのではないかというような考え方を示させていただいております。
 それから目標を設定する指標の関係で、幾つかいただいてございます。まず、資源生産性について、国民一人当たりの使用量としてはどうかというようなことがございます。ただ、こちらにつきましては、それぞれの国によりまして、例えば加工貿易型の国、あるいは資源輸出型の国、こういった国情さまざまにございます。経済構造、世界状況、自然環境、こういったものによりまして、最適な形態や水準が異なってくるであろうというようなことで、まず現在の資源生産性の考え方を維持させていただければということを考えてございます。
 それから、循環利用率が土石系などの非金属系の鉱物資源の増減によって大きく影響を受け、指標としてふさわしくないのではないかというご意見をちょうだいしています。まさにこの部会でご議論をいただいたところでございまして、土石系資源を除いた資源生産性について、これを算出し、補助指標として目標を設定するということ。今回の新しいポイントの一つになろうかと思いますけれども、こういったことをお示ししてございます。
 それから5ページにまいりますけれども、出口に関する指標につきまして、最終処分量より廃棄物発生量とすべきではないかということでございますけれども、考え方といたしまして最終処分量のほうが望ましいのではないかと考えてございます。最終処分場ひっ迫、あるいは最終的に経済社会から自然界に戻される部分を見る最終処分量の方が出口指標として適当ではないか。あるいは、処理施設の計画等に際しましても、やはり廃棄物発生量でとらえますとなかなか難しい面もあろうかと思いますので、出口に関する指標として、最終処分量を維持させていただきたいということでございます。
 それから目標を設定する補助指標の関係でございます。代替される化石燃料由来の温室効果ガスの排出量について、どの範囲までを算定に含めるべきか等々。またこういったものを差し引いて廃棄物部門由来の正味の温室効果ガス排出量を指標とするべきではないかというご意見でございます。この点に関しまして、まさにご議論分かれたところでございまして、まず当面可能な限りその量を計測し、知見の蓄積に努めるということでございます。また計画策定後は進捗状況の点検という作業があるかと思いますけれども、その中で化石燃料代替による温室効果ガスの排出量について把握していきたいというふうに考えてございます。
 それから5ページの中ほどからは、隠れたフロー・TMRについて指標の目的を明確にすべきということでございます。こちらにつきましては部会の中でもご議論いただいたところでございますし、本文中にもその目的として持続可能な、持続的な循環利用が可能な金属系資源に関して、自然界からの新たな資源の採取を少なくすることが、我が国の資源利用に伴う国外での環境負荷を減少させることにつながるものと考え、特に金属系資源に着目して、計測するというようなことを明記したところでございます。
 また、産業分野ごとの資源生産性について、目的を明らかにすべきということでございます。やはり同様にその考え方について、明らかにしているということでございます。
 それから6ページにつきまして、産業廃棄物の減量化でございます。具体的な対策を講じていない業種に対する取り組みの進展や、再生資源の新たな利用技術開発及び、新規用途創出等との政策支援を一層進めていくべきではないかということでございます。取組の遅れている部分に対して指導、技術・需要開発、今後とも積極的に進めていくというような考え方をお示ししたところでございます。
 また最終処分量の減量化について国の支援が必要ということになりますが、こちらにつきましても同様ということでございます。
 それから指標の進捗について詳細なデータを数値で示すべきではないかということをいただいております。毎年度進捗状況につきまして、点検結果を取りまとめて報告していますし、また審議の内容についてもホームページで公開するなど、透明性を図っているということをお示ししたところでございます。
 それから続きまして資料2をごらんいただけますでしょうか。第2次循環型社会形成推進基本計画策定に係る地域ヒアリングの結果でございます。
 1ページに関東ブロックで行われましたヒアリングの結果の概要をお示ししてございます。こちらにつきましては、冒頭基本計画の案についてブリーフィングを行った後、5つのグループに分かれましてグループディスカッション、大変活発にいろいろな意見交換をさせていただいたところであります。ごみ処理について焼却から脱却すべきではないか、あるいは水循環が環境面で健全になるような視点も入れる必要があるのではないか、さらに環境教育や啓発活動の重要性、あるいは横断的に行政を結び、取り組むべきではないか、製品づくりの段階における取り組みが重要である、あるいは頑張っている企業について明確に評価すべきではないか、地方の大学研究機関をもっと積極的に活用すべきではないか、といったご意見をちょうだいしてございます。また後ほど、実際にこのヒアリングにご参加いただいた委員の先生からご説明なり、感想なりちょうだいできるかと思ってございます。
 それから、2ページ目は中部ブロックの関係でございます。こちらにつきましても30分ほど説明を申し上げた後に意見交換させていただいたところでございます。特に汚泥に対する問題意識、あるいは学校教育の重要性、先ほどと同様でございますけれども、縦割り行政の弊害、それから廃棄物処理に係る温室効果ガスについての問題意識。リサイクルする技術、あるいはシステムはあるけれども需要の創出が重要ではないかというようなご意見などをちょうだいしたところでございます。
 3ページ目は近畿でございますけれども、こちらにつきましては、ちょうど滋賀県さんの方で「みんなで楽しむ 3R活動交流会」というのを催されておりまして、それとタイアップしたような形でさせていただいております。冒頭ブリーフィングに続きまして、事例発表ということで、菜の花プロジェクト、それからガラスのリサイクルについての発表をいただきました。そしてそれらを踏まえて意見交換というようなことで進めさせていただきまして、いただいた意見としては、廃棄物を減らすことは国総がかりでやる必要があるのではないか、ぜひこれを仕組み、制度化してほしいというようなこと、それから食品残渣の飼料化などに取り組んでいるが、なかなか現場の問題に行政が十分に目を向けてくれていないというようなご意見などをちょうだいしております。
 4ページは中国・四国地方でございますけれども、こちらにつきましては食品リサイクル法の改正に関する説明会とあわせて行っております。概要説明に引き続き、意見交換を行いまして、例えば産廃の最終処分量の目標は事業者にとって大変難しいのではないか、あるいは廃掃法の今後の流れ、バイオエタノールの普及の方策。それから市町村ごとに差のある下水道の合理化特措法に関する取組などについてのご意見が示されたところでございます。
 大変簡単でございますけれども、以上でございます。

○武内部会長 どうもありがとうございました。地域ヒアリングにご参加された委員の方々から何かご発言がございますでしょうか。江口委員。

○江口委員 はい、私は名古屋とそれから彦根とそれから東京に参加したんですけど、一つ印象としましては、開催をする時間帯をちょっと考える必要が。昼間の場合にはそれほど意見が活性化するようなメンバーが集まりにくかったんじゃないだろうか。私の印象としては東京はかなり活発な議論が行われましたので、少しヒアリングの中身の違いを感ずる、結果として。ヒアリングの量と質の違いを感じております。北九州っていうのは非常に活発な議論が行われたという印象を持っておりますが、東京もそうなんですけども、今後北海道とか仙台等々においてどういうような展開にするか、それを勘案しておく必要があるのかなという感じがいたしました。

○武内部会長 はい、どうもありがとうございました。ほかに何かご意見、ご報告。庄子委員お願いいたします。

○庄子委員 最後4ページの中国・四国でのヒアリング、横山委員と一緒に出席いたしました。改正食品リサイクル法に関する地域別説明会と、第2次循環型社会形成推進基本計画策定に向けた地域ヒアリングということでございましたが、大変熱心に意見交換に応じてくださいました。特に主な意見ということでは、現実に我々が論じている以上にこの地域にいる人たちは、例えば60パーセント減という目標は事業者によっては不可能ではないかという、その実態を話してくれたりしまして、改めてこれからの進め方に参考になりました。全体としても皆さんが非常によくこの循環型社会に向けて、進んでいるなという印象を持ちました。以上です。

○武内部会長 はい、ありがとうございました。佐々木委員。

○佐々木委員 私は中部地区と東京に参加をさせていただきました。いずれにしても非常にこの計画に関して関心が高いということがよく分かりました。中部地区においては環境省もうちょっと頑張ってほしいというような激励の声もありまして、この計画できちんと目標も定めて、それを地道にやっていくことが大事なんだろうなというふうな印象を受けました。東京都ではやり方がちょっと中部地区と変わりまして、テーマ別グループ討議ということで、そういう意味で少人数でしたから、非常に活発な議論が起きました。特に私どものところの、テーマが生活系ということだったんですが、東京都の23区の廃プラの対応の違いということで、今回の計画に出ている3Rの優先順位から熱回収にいたる経緯、そういったことに非常に関心の高い方が参加していたということもありまして、非常に活発な議論が行われたというふうに感じている、以上でございます。

○武内部会長 はい、ありがとうございました。それでは藤井委員。

○藤井委員 滋賀会場でお手伝いしましたが、今回の地域ヒアリングは初めて地域で行われる行事にのってというか、そこの場を利用するという初めてのケースだったと思うのですが、実は滋賀県の場合はそこのところのやり取りが、主催者側の県と環境省との間のやり取り、それから私が最初司会者になったんですが、そこのところでどういうふうにその役割を担うかということが大変わかりにくかった。会場づくりから何から早めに行ってやっていたんですが、環境省の地域ヒアリングがここでありますという看板も1つもないままやるというような形になってしまいましたので、これから地域の行事にあわせてというときには、結果的に私はもうちょっと早く動いたらよかったなとそのときに思いました。でも地域に合わせる場合にはもう少し細かなやり取りが必要なのかもしれません。基本的には地域でやる場合にはさまざまなブースがあって、人が動いているわけで、そこの中でのヒアリングというのは、むしろそこが終わってからそのメンバーとやってみるという形のほうがいいのかなと思ったり、いろいろしました。でもこういう形でやっぱり地域に、動いている人たちに出会うということでいえば、こういう企画にのるというのは大変いいのではないかと思っています。以上です。

○武内部会長 はい、ありがとうございました。それじゃ今いただいた意見を、また今後の地域ヒアリングの参考にしていただければと思います。ありがとうございました。
 それでは引き続きまして前回の委員のご意見、それからパブリックコメント、それから地域ヒアリング、これらを踏まえた上での第2次循環基本計画(案)についてということで、説明をしたいと思います。

○循環型社会推進室長 それでは資料の3−1をごらんいただけますでしょうか。これまでいろいろとご議論いただいたところでございますので、今回特にパブリックコメント前の修正、それからパブリックコメントをいただいた修正についてご説明申し上げたいと思います。
 まず1ページ目の「はじめに」というところでございますけれども、冒頭まず環境保全の重要性について書き加えてございます。「環境保全は、人類の生存基盤にかかわる極めて重要な課題となっています。」というようなことを一つ書き加えさせていただきました。とともにその次の1ページの中ほど少し下になりますけれども、環境保全を前提として3Rの推進や適正処理を実施していくというようなこと。それからさらに「第1章 現状と課題」でございますけれども、「従来の大量生産・大量消費型の経済社会活動は、大量廃棄型の社会を形成し」の後に、「環境保全と健全な物質循環の阻害に結び付く側面を有しています。」というようなことで記述をしてございます。
 2ページにまいりますと、産業廃棄物の残余年数について、数字を新しいものにしてございます。7.7年ということで新しい数値を入れさせていただいております。同様に数字のアップデートを図りましたのが、4ページの中ほどに温室効果ガスの排出量がございますけれども、平成17年度の数値ということで入れさせていただいております。
 それから7ページにまいりますと、「(3)環境と経済の好循環を実現するビジネススタイル」というところがございます。パラグラフの2つ目になりますが、「また、特にリユースについては、実態のきめ細やかな把握を踏まえつつ、取組に対する支援を強化することが課題です。」というようなことで課題の認識をしてございます。またこれを受けた国の取組として、後ほどもう1カ所出てまいります。
 それから8ページの「(6)情報の的確な把握・提供と人材育成」でございますけれども、2つ目の「また」で始まるパラグラフでございますけれども、循環型社会推進の担い手というようなことで、担い手についてはすべての人材、すべての人々が担い手であるので、ここではその主たる役割を示す者としての「推進」という言葉を入れてございます。
 それから25ページにまいりますが、ちょっと技術的な修正でございまして、(3)「イ 環境経営の推進」の中に四角で囲んだところがございます。参考でございます。ここにつきまして出典の書き方が不統一でございましたので、この表記を合わせた形にしております。当初環境省は平成19年というのが冒頭にありましたけれども、それにつきましては、後ろの方で平成19年度実績というふうに書かせていただいております。
 それから31ページでございますけれども、地域ヒアリングあるいはパブリックコメントで示された意見を受けておりますけれども、31ページ、「第5章 国の取組」、「第1節 取組の基本的な方向」の最初のパラグラフでございますけれども、文章としては2番目、「このため、自然環境の保全や」、この後に「環境保全上健全な水循環の確保」という言葉を入れてございます。
 それから35ページでございますけれども、先ほどのリユースにかかる問題意識を受けた意見といたしまして、「循環型社会ビジネスの振興」といたしまして、「サービサイジング等の活用や」の後に、「リユースの取組に対する支援を行います。」というふうに入れてございます。
 それからそのすぐ下、今回の古紙の問題に端を発するところもありますけれども、「信頼性確保を図りつつ」という文言を入れてございます。修正してございますけれども、こちらにつきましてパブリックコメントにかける前に、この部会のご議論を反映した修正をさせていただいたところでございます。
 それから同じく35ページの中ほどで、「また」で始まるパラグラフがございます。その2行上に「地域社会と一体となった」という部分がございます。「地域社会と一体となった廃棄物」、当初「廃棄物の適正処理」というふうになっておりましたが、「廃棄物等の適正処理」というふうにしてございます。
 それから40ページにまいりまして、「海外との関係における資源循環」の関係で幾つかございます。まず発生国内で適正に処理をすることを原則とするという旨を、中ほどから少し下のところでありますけれども、「このため」で始まる段落がございます。「このため、国際的な循環型社会の構築に当たっては」という段落でございますけれども、その下の行に、「まず発生国内で適正に処理することを原則として」というふうに書いてございます。
 それから4行ほど下っていただきまして、「各国内での循環利用を補完するものとして、循環資源の国際的な移動の円滑化を図る」、「各国内での循環利用を補完するものとして」という文言を加えさせていただいております。
 それから40ページでございます。今の同じページの一番下でございますが、3Rイニシアティブにつきまして、我が国の提案により進められているというところ、少しきっちりと書きこませていただいてございます。
 41ページにまいりますと、先ほど中国の実体験に基づくご意見をいただいたところでありますけれども、こういったところも踏まえさせていただきまして、(1)のパラグラフで下から4行目、「各国の関連する制度の整備状況、廃棄物管理の実態や技術等に対するニーズを把握し」というようなことで、我が国の企業が国際的に展開する上でどういったところが必要なのかというところを、少し具体的に書き込ませていただいてございます。
 それから次の(2)のパラグラフでございますけれども、2つ目の「廃棄物等の国際的な」というところで始まるパラグラフの中ほどに、「また、家庭から排出された有害物質を含んだ家電のうち」という一文がございます。この文章についてはまるまる加えさせていただいております。「家庭から排出された有害物質を含んだ家電のうち、実際には中古利用に適さないものが中古利用の名目で輸出されることがないよう、バーゼル法における中古利用に係る輸出時の判断基準の明確化等を検討します。」ということでございます。
 それから最後は「おわりに」の部分でございますけれども、44ページ、最初の2つのパラグラフでございますけれども、書きぶりを少し引き締めるというようなことで、お示ししているような形で修正をしてございます。「循環型社会元年といわれ、循環型社会形成推進基本法が策定された2000年から7年が経ち、今日に至るまで、様々な進展が見られました。産業廃棄物の最終処分量の大幅な低減、負の遺産の処理や個々の先進的な事例など高く評価できる取組もあり、循環型社会への歩みを着実に進めつつあります。
 一方、今日、地球規模での人口増加や経済規模の拡大の中で、地球温暖化の危機、資源の浪費による危機、生態系の危機といった課題が生じており、その解決のためには持続可能な社会の構築に向けて社会経済活動や生活の様式を根本から見直すことが急務となっています。循環型社会の形成推進に当たっては、常に持続可能な社会の構築に向けた視点を持ち、低炭素社会に向けた取組や自然共生社会に向けた取組と統合した取組を進めることが重要です。」というふうに修正をさせていただいてございます。
 以上でございます。

○武内部会長 はい、どうもありがとうございました。それではこれらの修正点について、また全体を通してご意見ございますでしょうか。はい、崎田委員。

○崎田委員 ありがとうございます。今回パブリックコメントなどのご意見も含めて、リユースについての文言をかなりきちんと書き入れていただいたということで、大変ありがたいといいうふうに思っております。これまでの話し合いの中で、発生抑制の部分、あるいは資源の効率的な利用、こういうことをきちんとやっていけば結果的にリデュースやリユースのさまざまな促進につながるというふうに思っておりますが、やはりこういうふうに具体的にきちんと書き入れていただことで、非常に今後のさまざまな政策、あるいは具体像の推進につながるというふうに思っています。
 なお、こういうような取組の結果として、今後非常に大きく期待しているのは23ページなんですけれども、23ページ、24ページのところに目標、取組指標の中で廃棄物等の減量化に関して今回(1)の(ア)ということで、新しい指標を1つ入れていただいております。こういうふうに家庭系、事業系、そしていわゆるごみと資源ごみ全体の総量をきちんと考えながら減らしていくという、リデュース、リユース、リサイクルの全体をきちんと入れた指標が入ったということは、今回大変大きな特徴だというふうに思っております。これがこれから地域の行政、市民、事業者の皆さん一緒になって取り組んでいければうれしいなというふうに思っております。どうもありがとうございます。

○武内部会長 はい、どうもありがとうございました。それでは坂本委員。

○坂本委員 31ページの水循環の確保というのを入れていただいていることが、この前も議論したときになかなか肯定的なご意見をいただかなかったんですけれども、事務当局から。これからの世の中として、やっぱり水と廃棄物というのは切り離せないということで、こういう形で入れていただいたということは、大いなる進歩だと評価させていただきます。ありがとうございました。

○武内部会長 はい、江口委員。

○江口委員 はい、私は3節以下のところはかなり具体的に踏み込んだ書き方をしていただいておりますので、これをできるだけ持続的に東アジア、アジア全体の中にこの考え方を浸透させていく会議の設定、今回また3Rの会議が開かれるわけですけれども、それを繰り返し繰り返し、日本のポリシーとして浸透させていくような努力。この文言を相当すり込んでいくような方向性みたいなのは非常に大事だろうと思っておりまして、そういう意味において、よく書いていただいたという気持ちです。以上です。

○武内部会長 はい、ありがとうございます。ほかに、藤井委員。

○藤井委員 38ページの一番下の2行からのバイオマスのところですが、バイオマスについてはバイオマスタウン含めて随分といろいろな動きが出てきた中で、今小池大臣が洞爺湖サミットでエタノールを廃止すべきと宣言すべきという話まで出ていて、ここのところで地産地消という文言はあるんですが、国内循環ということをまず第一義的にということを入れて、今の動きがつぶれないような形をぜひ積極的に書き込んでいただきたい。この「地産地消等の」というのを少し何か変えたらどうかなと思って。今ちょっとすぐに文言は思いつかないんですが、その流れに水がさされないような方向でお願いしたいと思います。

○武内部会長 変更を提案される場合は、できれば具体的にご提案いただきたいんですが。

○藤井委員 そうです、今ちょっと浮かびません。

○武内部会長 事務局の方で。

○循環型社会推進室長 端的に申し上げまして、できれば考え、あるいは意識しているところでは同じところを向いていると思いますので、原案のままさせていただきながら、あるいはこの後計画のフォローアップでありますとか、循環型社会白書がございますので、そういったところで今の委員のご指摘の点をしっかりと明記させていただくようなことで、ご了解いただければありがたいと思います。

○武内部会長 よろしいですか、はい。それじゃあそういうことで対応させていただきたいと思います。酒井委員。

○酒井委員 今回のコメントとそれから地域ヒアリングを拝見しておりまして、焼却への疑問が二、三提示をされているんですけれども、ここは基本的にやはり、むやみな焼却処理に依存することを戒めるという意味での意見という理解を、今それぞれの意見を読んで、こう理解をさせていただいているところなんですが、今回基本計画の中では、例えば32ページの「国内における取組」の、2節の1(1)ですね、このあたりでは循環基本法に基づく階層、すなわち減量、再使用、再利用を優先ということを相当に丁寧に書きながら整理をされていますので、今回いただいたコメントに対しても相当やはりこの基本計画案の中では配慮した文章になっているので、そういう意味で原案どおりで十分ではないかなという認識を持ちました。
 それに関連してもう1つ、いわゆる目標を設定する補助指標の中で温室効果ガス、資料1−1で、5ページのところでまとめられているものなんですが、今回廃棄物分野からの炭酸ガス排出量を目標に掲げたという点、これはこれで結構かと思います。ただ資料1−1の5ページの、このちょうど中段の「目標設定する補助指標について」というところで、意見のところが少しちょっとはしょって書かれているので、途中で「これらを差し引き、廃棄物部門由来の正味の温室効果ガス排出量を指標とするべきではないか」、「これらが」というのが恐らくは、廃棄物として排出されたものの原燃料への再資源化量、あるいは廃棄物発電等で代替される化石燃料由来の温室効果ガスの排出量といったことを指しているんだと思うんですけれども、若干ちょっとこの資料としてははしょりすぎていて、意見が正確にパブリックコメントを出された方の意見を伝えていないんではないかという、ちょっと心配を持ちました。そのあたりはあくまで資料の整理上の問題かと思いますので、その意見の趣旨とちょっと違わない形で整理をしていただいたほうがいいかなと。これはあくまで資料1−1に対するコメントでございます。
 その中で考え方として、この中環審の計画部会で議論が分かれたために知見の蓄積に努めたとされたところですとまとめられているんですが、意見が分かれたというよりは、まだここの部分、廃棄物由来の炭酸ガス量の勘定の仕方、あるいはその配分の仕方に関して国際的に共通の理解と認識に達していないというのがより正確な現状ではないかと思っております。この部会の内の議論が分かれたためにこのように対処したというような印象はちょっと過度には与えないほうがいいんじゃないかというふうに思った次第でございます。以上です。

○武内部会長 まだ回答をお返ししていないんですよね。今修正可能。

○企画課長 当然のことながら、ここでご議論いただいて、この基本的な案を踏まえてお返しするということに、今のところ。

○武内部会長 今のご意見大変もっともなので。反映してそのように。
 何か追加的にコメントございますか。よろしいですか、じゃあその方向で考え方っていいますか、回答案ということになると思いますけれども。そちらのほうを修正させていただくということでで対応させていただきたいと思います。どうもありがとうございます。ほかに。どうぞ、坂本委員。

○坂本委員 どうも再々で恐縮です。先ほどのバイオの話でちょっと私大変気になったんでございますが、ここでもいろいろ議論していただいて、まず食べること、それから飼料、それから燃料と、こういう形のご報告もいただいておるわけでございますが、環境大臣をなさっっておった小池議員の方からああいうお話が出てきたということ、これは非常にどうなっているのかなということと、最近の国際的な動きを見ますと、例えばニューズウイークなんかで菜種油について、ヨーロッパの方でもう一つぱっとせんようなニュースが入ってきたりしておりますけれども、バイオについて何か事務当局で情報といいますか、その小池大臣がああいうのがぱっと出てくるというのは、何か私らも非常に奇異に思うのですが。お話、コメントしていただくことがあれば、これとは別に。できなければそれで結構だと思いますが。

○武内部会長 これはだれから。

○企画課長 この場ではちょっとコメントできないので、ちょっと確認いたしまして、また必要に応じて。

○経済産業省リサイクル推進課長 脇のほうからで申し訳ございません。経済産業省のほうから少し補足でコメント申し上げますが、最近バイオフュエルの中で特に問題になっていますのはエタノールなんですが、そのエタノールも実はブラジルからとるエタノールとアメリカのトウモロコシからとるエタノールとでは、投入エネルギーと産出エネルギーが随分違うと。こんな測定結果がいろいろと出てきておりまして、したがってアメリカの場合には、むしろトウモロコシをつくるために相当ガソリンを使っている、石油を使っている、それで得られたものを車に使うということで、あまりメリットがないんじゃないか。一方で価格高騰で食物その他への影響、水への影響、いろんなことが出てまいりますので、そのあたりをよく見極めながら、しっかりとバイオ燃料を使っていく必要があるのではないか、こんなご議論というふうに私ども理解しております。したがってそのバイオフュエル全体がだめとそういうご議論でもありませんし、そこをもう少し精緻に見ていく必要があるのではないか。バイオフュエルが一時期盛り上がりまして、そのあとだんだんいろんなことがわかっていく中での、その色分けというふうに私ども理解をしております。

○武内部会長 森口委員、補足、今の件ですね。

○森口委員 今の件と酒井委員からご発言があったことの少し補足でございます。バイオ燃料の件にしろ、あるいは廃棄物のエネルギー利用にしろ、要は正味の温室効果ガス排出量ということをきちんと補足できるかという点が共通して重要な点かと思いますので、そういった点、なかなかまだ国民に十分に理解される形で伝わってないということがあったのかなと思います。酒井委員のご指摘、私も全くそのとおりで気になっておったところでございまして、このご意見の趣旨に沿って言えば、やみくもにエネルギー利用の方を優先させるということではなくて、容器包装リサイクル法等に基づいたリサイクルの方がより効果が高いのであれば、そういったものもちゃんと示していくべきである。そういうことかと思いますので、先ほどの資料の1−1のところの、5ページのお答えについてあまり否定的に受け取られることがないようにお願いしたい、繰り返しでございます。

○武内部会長 ほかにご意見。細田委員。

○細田委員 随分練られたもので、私はこの内容については、このままで結構だと思います。それでその次のステップとして、せっかくこれだけのものを作ったんですから、どうやってこれを実施していくかっていうポイントがやっぱり、当然当たり前のことであるわけで、1つはやっぱり自治体のレベルで、これはやはり魂を受け入れてもらって、基本計画、それぞれの自治体の廃棄物処理基本計画がございますでしょうから、どうやって生かしていくのかということを、ぜひ連携していただきたい。私もある自治体といろいろ仕事をするときは、まずこれを見てください、循環基本計画を見て、それをどうやって生かしていくか、おろしていかないとできませんので、国は枠組みを作ることはできても、一つ一つの実施っていうのは手を持たないので、その自治体との連携が大事だと思います。
 それから企業はまだやっぱり少し脇の甘いところがあって、廃棄物リサイクル、ガバナンスガイドラインとかですね、環境庁の優良認定なんかを生かして、まさにこの3Rを進めるっていうことをやるようにやっぱり進めなきゃいけない。それはやっぱり国との連携も必要だと思います。もちろんその消費者も同様なのですけど、ただ否定的なことばかり言っているように聞こえるかもしれませんけれど、例えばレジ袋の廃止なんていうのは、もう既にいろんなところで始まっていて、容リ法の法律にある程度盛り込まれたことが少しずつ広まっているので、ぜひそういう方向を進めていくように環境省もご努力いただきたいということです。
 最後は国のレベルなんですけど、個別リサイクル法はある、基本計画ある、基本法ある。それを全体を見たときに大きなところから小さなところまで、何ができるかっていう戦略をやっぱり少しずつ築いていただきたい。例えば個別リサイクル法の見直しでもEPRの実施はいろんな産業行動によって違って、それぞれ細かい制度設計を今しなければいけない段階にありますよね。見直しが進んでいる。そういうところに基本計画でつくったことを最後にどうやってうまく反映させるかということ。要するに発生抑制から進んでどうやっていくかということをぜひ具体化するようなことを、ぜひ検討していただきたいと思います。私はもう実施の段階に来ていると思っています。以上です、よろしくお願いします。

○武内部会長 はい、どうもありがとうございました。佐々木委員。

○佐々木委員 私も前回の委員会で申し上げましたが、各主体の役割とか、あるいは目標とかがはっきりここでしたということで、気持ちを新たにしているところなんですが、逆に言えば今細田先生からもお話がありました、自治体の役割の重さといいますか、責任といいますか、そういったものを感じているところでございます。これからいろんな形で自治体で具体化をしていく際に、国のほうからもいろんな形で支援といいますか、例えば計画の説明をきちんとしていただくとか、あるいは具体的なモデルを示していただけるとか、そういったことが自治体の具体化につながっていくものになるのかなというふうに思っておりますので、これは要望でございますが、よろしくお願いいたしたいと思います。

○武内部会長 はい、ありがとうございました。ほかに。よろしいですか。
 それでは、大体皆さんからまたご意見もいただいたようでございますので、最終的にこの案でよろしいかどうかお諮りしたいと思いますが、いかがでしょうか。これで第2次循環基本計画ということで、提案をさせていただくということで、ご了承いただけますですか。

(「異議なし」という声あり)

○武内部会長 はい、どうもありがとうございます。
 それでは、これで第2次の基本計画という形で提案させていただくということにさせていただきたいと思います。
 次に第2次循環基本計画の関係資料集について、説明をお願いしたいと思います。

○循環型社会推進室長 それでは参考資料24としてお配りいたしました大変厚い資料をごらんいただけますでしょうか。
 こちらの資料集につきましては、大きな構成、すなわちまず第2次循環基本計画の概要がわかるようなこと。それから主なポイントに沿いまして、それぞれ非常に網羅的に関係した資料などを修正したパート1、それから取り組みの進捗状況といたしまして、それぞれの数値目標に係る進捗状況でございますとか、国の取組、循環法の体系でありますとか、それぞれの進捗状況の総評、あるいは予算を取りまとめたパート2からなるというようなことでご説明したとおりでございます。
 これは一つ一つご説明をしていると、ちょっと切りがございませんので、ごらんをいただいて、もしぜひここに加えるべきだというような、こういういい事例がある、あるいはこういう進んだ研究があるというようなことがございましたらば、事務局の方にお知らせをいただければと思ってございます。この基本計画の関係資料集に基づきまして、また基本計画の案文そのものとも交えまして、できるだけさらに分かりやすい普及用の資料などもつくりながら、基本計画の考え方、あるいはその目標などを広く知らしめていくための非常に重要な位置づけを持つ資料ということで、この関係資料集、ご理解いただければと思います。
 以上でございます。

○武内部会長 はい、これはあれですか、資料集っていう格好で別途印刷、公表するということを考えておられる。

○企画課長 できればそのような形でと思っております。

○武内部会長 これについて、もし現時点でご意見ございましたら、お受けしたいと思いますが。これはきょうご審議いただくというたぐいのものではございませんので、引き続きまた内容をごらんいただいて、改善すべき点がございましたらば、事務局のほうにご指摘いただくということでも結構だと思いますが。
 今のでよろしいですか。ちょっと大部でもありますので、今急にと言われても困ると思いますので。いずれにしてもやっぱり循環基本計画を広く普及していくということが非常に重要でありますので、そういう意味では、こういう資料集はできるだけわかりやすい形で、余り難しい言葉を使わないでやさしく表現していくということでの改善をしながら、できれば冊子体にまとめていただくようなことをお考えいただけると大変ありがたいと思います。ひとつよろしくお願いしたいと思います。
 それでは以上をもちまして、議題についてはちょっと時間が早いんですけれども終了させていただきたいと思います。
 部会として、きょうの第2次基本計画についてはご了承いただきましたので、私の方から鈴木中央環境審議会会長に報告をさせていただきます。その後、鈴木中央環境審議会会長から鴨下環境大臣に対して、新たな循環型社会の形成に関する基本的な計画、循環型社会形成推進基本計画ということについて答申をするということになっております。大変皆さんには長時間にわたりましてご審議をいただきまして、どうもありがとうございました。
 最後に由田部長の方からごあいさつをお願いしたいと思います。

○廃棄物・リサイクル対策部長 どうもきょうは取りまとめしていただきまして、本当にありがとうございました。委員の皆さま方には昨年7月9日から約、計13回にわたりまして精力的にご審議をいただいてきました。大変ありがとうございました。これまで産業界あるいはNGO、NPO、あるいは学識経験者、自治体あるいは関係省庁など関係者、各省の関係者を交えまして、また今回の特徴は、大変武内部会長以下ご尽力いただきまして、3R推進フォーラムをはじめ、廃棄物学会でありますとか、各地域に委員が出かけていただきまして、地域で審議会を開いていただくとかいうこともやって、新しい試み、初めての試みではありましたけれども、やらせていただきました。相当幅広いご意見をいただけたのではないかというふうに考えております。
 それからまた、この計画の内外に示す我が国の姿のところになります、いわゆる物質フローの指標につきましては、この審議会にかける原案ということで、安井前国連大副学長を座長にしました物質フローの検討会も途中でやっていただきました。その結果を反映していただきまして、この資源生産性、循環利用率、最終処分量という、我が国が内外に示しております循環型社会の数字目標に関しましてもさらに充実することができまして、補助指標あるいはウオッチをします、フォローアップする指標もつくらせていただきました。相当充実したものにできたのではないかと思っています。そのほか、各関係者が取り組んでいく具体的な取り組み指標もずいぶん充実できたのではないかというふうに思っております。この物質指標でありますとか、あるいは特に今回打ち出していただきました、地域循環圏の検討を初めとしまして、循環型社会と低炭素社会、それと自然共生社会の統合的な取り組みを展開していくということで、既に我が国は昨年6月に環境立国戦略を決定しているわけでありますが、これに沿いまして、この具体的な取組とか連携の重要性の議論がなされ、またこれらを盛り込むことができたのではないかというふうに思っております。
 国際的な循環型社会の構築に当たりましても、G8あるいはOECD、UNEP、あるいは日中、日韓を中心といたしますアジアなど、マルチ、バイでの取組など、幅広く精力的に対応を行ってきたところでありますが、このことも具体的に取り組んできた経緯、これからの姿、このことを循環計画の中に盛り込むことができたのではないかと思っております。
 今回取りまとめていただきました第2次循環基本計画におきましては、これらのポイントを入れ込みますとともに、これまで過去3回にわたりまして、第1次循環基本計画の点検作業を通じまして抽出されました課題とか対応につきまして、あるいは循環型社会を支えます技術とかシステムなどにつきましても盛り込みまして、現代の課題に対応した一層の充実したものにできたのではないかというふうに考えを持っております。大変ありがとうございました。
 この循環型社会の形成につきましては、今年は我が国で開催されます神戸でのG8環境大臣会合や、G8北海道洞爺湖サミットに向けまして、政策の中でも重要な位置づけとなっております。この循環基本計画を基本といたしまして、具体的な策が図られることになるのではないかと思います。
 実はあすからはまたG8環境大臣会合に向けましてアジアの、明日、明後日とアジアの皆さんにご意見を聞く会議を設けましたり、今週末には中国の環境総局、環境部になったというふうに伺っておりますが、なるというふうに伺っておりますが、幹部の皆さんが来られまして、政策対話でもやるようなことになっております。今回も先ほど資料に関して、参考資料集に関して言及いたしましたが、かなりこの資料集はこれまで、いわゆるやってきました廃棄物リサイクルあるいは循環の体系のものが、多くのものが集積した形での資料集になっておりますし、さらにこれを充実させていただきたいと思っておりますが、この中にはいわゆる中国政府、韓国政府からの今の取組状況もこの中に、きょうは間に合っていませんが、いただきまして後ろにくっつけようというふうに考えております。
 我が国が3Rイニシアティブを標榜いたしまして、2004年シーアイランドサミットでありますが、順調に我が国がリーダーシップを発揮できたのではないかというふうに思っております。今回の循環型基本計画の新しいこの計画づくりに関しましては、本当に皆さん方のご尽力を得まして、我が国がさらに内外にこの我が国の取組を示せると同時に、このアジアあるいは世界に向けて、さらにリーダーシップが発揮できるのではないかと思っております。今回の見直しを通じまして、循環型社会の形成を具体的に担います産業界、自治体、NGO、NPOなどの循環型社会へ向けた取組がさらにいっそう進むものというふうに認識をいたしております。政府といたしましても、関係省庁一体となって具体的な対策を進めてまいりたいと思っております。
 本日の答申を受けまして、この計画を大臣に答申をいたすということでありますが、速やかに閣議決定の手続を進めてまいりたいと思っております。先生方には今回の見直しを踏まえ、循環型社会の構築に向けた一層の取り組み推進を図るべく、点検作業等におきましても、またご協力をいただくことになりますので、今後ともよろしくお願いをしたいと思います。本日はどうもありがとうございました。

○武内部会長 どうもありがとうございました。
 今回私も前回に比べて、指標についてのかなりさまざまな詳細な議論が行われたり、あるいは循環圏という新しい概念が出されたり、またそれぞれの主体の連携のことについても、またいろいろと議論いただきましたし、さらには国際性ということで、前回大きな課題になっていましたけれど、今回アジアを視野に入れた広域的な循環というふうなお話にまで展開できるというようなことで、相当程度進展があったんだろうと思います。先ほど細田委員が言われましたように、幾ら議論として整理されたものが提示されても、それを実行していくということが何よりも重要だというふうに思いますので、皆さん方には引き続きその面でご協力をいただきたいと思います。どうもありがとうございました。
 それでは今後の部会の予定でございますけれども、部会そのものは引き続きということでお願いしたいというふうに思っております。今後はこの基本計画が進捗している状況の評価、点検ということで、引き続きご協力、ご支援をお願いしたいと思います。その予定等につきましては、また別途事務局とも相談いたしまして、ご連絡をしたいというふうに思います。大変長期にわたりまして、どうもありがとうございました。それでは企画課長。

○企画課長 どうもありがとうございます。
 1点だけですけれども、スケジュールの関係で、北海道とそれから東北のヒアリングの部分については、今回間に合わなかったんですけれども、まさに先ほどからお話になっているように、いろんな形での普及啓蒙を行わせていただく、あるいはその双方向の議論、さらに具体的な中身についても、今後の方向性も含めて議論させていただくということで行わせていただきます。3月18日東北で行い、それから北海道で3月21日行うということになっております。特に21日の会は古市委員のご協力によりましてバイオマス全体についての議論ということになっているものですから、今後の施策の方向性の部分も含めて有益な意見交換ができるということを期待するところでございます。どうもありがとうございました。

○武内部会長 それでは、どうもありがとうございました。これにて散会をさせていただきたいと思います。

午前11時02分 散会