中央環境審議会廃棄物部会
第8回最終処分基準等専門委員会議事要旨


1.日時 平成11年9月6日(月)14時~17時

2.場所 通産省別館905会議室

3.議事

(1)ダイオキシン類対策特別措置法に基づく廃棄物の最終処分場の維持管理基準の設定について(8月31日付け諮問)
(2)最終処分場のダイオキシン類に係る維持管理基準に関する調査検討の進め方について
(3)その他

4.議事要旨

(審議を進める上での留意点等)
法は労働安全衛生の保全について直接目的とするものではないが、そのような観点についても留意の上議論いただきたい。(事務局)
現状の管理だけでなく、跡地利用のことも含めて、長期的な視点で考えていく必要。覆土で覆われているうちはいいが、将来的にむき出しで暴露してしまうのが最も怖い。(委員)
どのような埋め方が望ましいかという検討も重要である。(委員)
バイオ等により処分場内で分解させる技術は考えられないか。(委員)
ダイオキシン濃度を間接的に確認できる指標となるような分析項目は考えられないか。(事務局)

(審議を進める上での事務局への要望)
燃え殻、飛灰のみでなく、化学工場、農薬工場等からの排水、製紙工場からの処理汚泥等についても検討が必要。(委員)
焼却灰等のデータは、炉形式ごとに整理してとりまとめてもらいたい。(委員)
可燃性ガスの燃焼について調査する予定はあるか。(委員)
飛散に関しては、風の強さとの関係など、基礎的なデータがあると維持管理の点で議論しやすい。(委員)
他の部会での審議状況については、情報提供をよろしくお願いしたい。(委員)

(長期的に検討すべき事項)
将来の問題として、焼却施設の除去に伴う耐火煉瓦、内壁等の扱いについて検討が必要。(委員)
飛灰等のセメント固化の長期的な安定性について検討が必要。(委員)