中央環境審議会大気部会第19回排出抑制専門委員会議事要旨


1.日時 平成12年8月31日(木)10:00〜12:00

2.場所 環境庁第1会議室

3.議題

(1)有害大気汚染物質対策に係る自主管理の実施状況のチェックアンドレビューについて
(2)その他

4.出席者

 委  員:永田委員長、浦野委員、田中委員、中杉委員、前田委員、宮田委員、森川委員
 環境庁:大気保全局 仁井大気規制課長 他
     (事務局)大気規制課

5.議事内容

(1)について
 平成11年度に事業者が実施した有害大気汚染物質に係る自主管理計画の実施状況及び地方公共団体等が実施した有害大気汚染物質モニタリング調査結果について事務局より説明があった。これらに基づき自主管理の実施状況のチェックアンドレビューが行われた。委員からの主な意見は次のとおり。
  • 今後も自主管理の実施状況について関係業界から報告を受ける枠組みが続くのであれば、報告の中で代替物に関する情報が充実されるようにするべきであり、また、関係業界に参加していない企業の取組みを促進させる方策も検討すべきではないか。(中杉委員・前田委員)
  • ダイオキシン類については、ダイオキシン類対策特別措置法が施行された等、他の有害大気汚染物質と異なった体系の対策が講じられているので、今後の対策の方向性も異なってくるのではないか。(永田委員長)

  • (2)について
     有害大気汚染物質対策に係る検討について、事務局より説明があった。委員からの主な意見は次のとおり。
  • これまでの自主管理の結果等を踏まえて、大気環境モニタリングが一層効果的なものとなるよう検討する必要がある。(永田委員長・浦野委員・宮田委員・中杉委員)

     これまで3年間実施された自主管理の評価をしていくことが必要であり、このため、主な関係業界の意見を聴くこととされた。関係業界からの意見の聴取については、今後、事務局が委員長、関係機関と相談して詳細を決定することとされた。

  • 問い合わせ先
     環境庁大気保全局大気規制課(代表電話03−3581−3351)
      課  長  仁井正夫(内線6530)
      課長補佐  田中紀彦(内線6537)
      担  当  鶏内雅司(内線6537)