本文へジャンプ

■議事録一覧■

ペットボトルを始めとした容器包装の
リユース・デポジット等の循環的な利用に関する研究会(第8回)


1. 日時:平成22年3月24日(水) 10:00〜12:00

2. 場所:株式会社三菱総合研究所 2階 大会議室A

3. 議事:
(1)業務分野を中心とした容器包装のリユースの実態と課題に関する調査について
(2)今後の調査、検討事項について

4. 配付資料

資料1 前回研究会までの整理
資料2 業務用等の容器包装の使用・排出の把握及び業務用のリユース容器の利用可能性について
資料3 飲食店等におけるマイカップ・マイボトルの利用者への対応アンケート調査
資料4 リユース容器・マイカップ等に関する消費者アンケート調査
資料5-1 リユース容器・マイカップ等に関する調査結果及び今後の調査、検討項について
資料5-2 平成22年度リユース促進事業の概要

5. 議事内容

(1)業務分野を中心とした容器包装のリユースの実態と課題に関する調査について

[1]前回研究会までの整理、および業務用等の容器包装の使用・排出の把握及び業務用のリユース容器の利用可能性について

(永見補佐)
・ 定刻になりましたので、ただいまから第8回「ペットボトルを始めとした容器包装のリユース・デポジット等の循環的な利用に関する研究会」を開催いたします。委員の皆様には、お忙しい中お集まりいただき誠にありがとうございます。本日は、織委員、西川委員が御欠席ですが、その他の委員の方々には御出席いただいております。続きまして、お手元の配付資料を御確認願います。資料一覧を資料の中にお配りしておりますので、資料の不足がございましたら事務局までお申しつけください。本研究の資料の取り扱いですが、原則すべて公開とさせていただきたいと思います。また、会合終了後に発言者名を示した議事録を作成し、各委員の御確認、御了解をいただいた上で公開いたします。それでは、これ以降の議事進行を安井座長にお願いいたします。

(安井座長)
・ 皆様、おはようございます。よろしくお願い申し上げます。本日でございますが、業務分野を中心としました容器のリユースの実態、あるいは課題等におきまして調査が幾つか行われまして、それに関しますこと、それから、今後の方向性と、この2つの議題を用意させていただいております。2時間という時間ではございますが、最初に1の議題でございますけれども、そのために資料が、1、2、3、4と4つ用意されております。まず、資料の1と2に関しまして御説明いただいた上でディスカッションをしていただきます。
続きまして、3、4、同じように御説明いただいて、質疑応答、ディスカッションをしていただきます。
最後に、議題の2に移って資料5−1と5−2を使いまして、これは全部で20分ぐらいしか時間はとってございませんが、御意見をいただくというようなスケジュールでございます。
最初の議題でございますが、事務局側から資料1と2の御説明をいただきまして、質疑応答をさせていただければと思います。よろしくお願いします。

(永見補佐)
・ それでは、資料1及び資料2を御説明させていただきます。
資料1は、今回の業務用分野を中心とした容器包装のリユースの実態と課題に関する調査というものの背景といたしまして、昨年7月にこちらの研究会でとりまとめていただいた「今後の検討について」という紙になります。
資料2は、その中で「業務用等の容器包装の使用・排出の把握及び業務用のリユース容器の利用可能性について」という2つを、まず御説明させていただきます。
・ まず、資料1でございます。資料1は、一昨年の3月から御検討いただいた結果、ドイツの視察やモデル事業の結果を通してまとめていただいたものでございますが、2のところで今後の具体的な検討内容ということでまとめていただいております。
業務用のペットボトルについて、リターナブルペットボトルの導入可能性を検討するため、料飲店頭における飲料容器の使用実態に係るサンプル調査、アンケート調査等を実施する。
ペットボトル以外の容器包装について、用途や素材等に関する小売店におけるサンプル調査や企業・消費者に対するアンケート調査を実施し、容器の使用・排出実態を整理する。
消費者がリターナブル容器を選択できる場面として、例えばマイボトルに着目し、各主体を巻き込み広く普及啓発を行い、普及啓発の効果について検証する。とされております。
一番目の○のところで、料飲店等における飲料容器の使用実態に係るサンプル調査、アンケート調査等を実施するとなっておりまして、こちらは、一部、資料3にかかっておりますけれども、主に資料2でそちらの調査を行っております。
また、小売店におけるサンプル調査や企業・消費者に対するアンケート調査を実施し、容器の使用・排出実態を整理するというところですが、こちらも、一部、資料2がかかっておりますし、消費者に対するアンケート調査というのは資料4で行っております。
最後に、マイボトルについて普及啓発を行いというところで、普及啓発自体はまだ行ってないんですけれども、その前段階として資料3や資料4でマイボトルに関してのアンケート調査と関係するような飲料を提供している企業であるとか消費者にアンケートをさせていただいております。今回、これらを御紹介して御議論いただきたいというところでございます。
・ それでは、資料2に移ります。資料2では、リターナブルペットボトルの導入の可能性を検討するためということで、料飲店における飲料容器の使用実態についてのアンケート調査、また、ペットボトル以外の容器包装、飲料以外の容器包装も含めてということで、企業に対してのアンケート調査を行っております。
主に分けると3つの業態の企業にアンケートをさせていただいております。2ページをお開きください。
今回のアンケートにおいては、外食店、飲料メーカー、宅配スーパーの3種類の業態に対してアンケートを行っております。外食店は、飲料を扱っている料飲店という観点と、業務用のペットボトル以外の容器包装についての調査をさせていただくという観点から、小売業の売上高上位企業のうち、居酒屋、ファミリーレストラン、ファストフード、集団給食などの企業を選定して41社に調査票をお送りまして、若干少ないですけれども8社に御回答いただいております。
また、飲料メーカーでございますけれども、こちらは業務用の飲料も扱っておりますし、全国規模で飲料を販売している大企業と、リユースを実施している中小企業も対象としております。若干、その規模にばらつきがございますけれども、9社に発送して9社に御回答をいただいております。
宅配スーパーというのは必ずしも業務用というわけではないんですけれども、今までの御検討でクローズド・システムというのが有効であろうということで、宅配スーパーに関しては、今までもクローズドのシステムだということで扱われておりましたので、そのクローズドの中で、現在どんなことがなされているかという観点から、宅配スーパーについてもアンケートをさせていただいております。17社に調査票をお送りまして、6社に御回答をいただいております。
また、この中で幾つか抽出いたしまして更に深くということでヒアリングを、外食店、飲料メーカー、宅配スーパー、各3社ずつさせていただいております。
アンケートについては、ご覧のとおり残念ながら回答社数というのが少なくなっておりまして、その数字で傾向を把握するだとかいうところが、若干難しいのかなと思っております。一応、17ページ以降に数字でのデータというのはつけております。
それと、ヒアリングの結果は、11ページ以降にヒアリングだけでどんなコメントがあったかというのを抽出して掲示しております。
そのヒアリング結果とアンケートで、ある程度見えた傾向などを基にまとめをいたしましたので、それについて御説明をさせていただきたいと思います。3ページに入ります。
3〜5ページまでは、外食店における業務用容器等の利用の状況ということでまとめております。こちらは、参考資料@ということで調査票もつけておりますけれども、こちらの調査票で調べております。
飲料容器、食材容器、輸送資材、あと、容器包装ではないですけれども、はしについては樹脂のはしに切り換えるという店舗も見受けられて、取組みというのがある程度、見受けられるような感じを持っておりましたので、こちらについてもアンケート、ヒアリングというのをさせていただいております。
それぞれについて、リユースの実態、実施の効果、実施の課題についてお伺いしてまとめております。
最初に、飲料容器でございます。酒類の容器としては、主に瓶、たる、缶、紙パックが用いられており、回答企業においては、瓶、たるがリユースされている例がございました。
清涼飲料水については、瓶、缶、紙パック、ペットボトルが主に用いられており、瓶やたるが1社でリユースされています。
外食店において水は、主に水道水が用いられておりますけれども、酒類の水割り用などに使用される場合には商品として提供されている場合も多ございまして、こちらはペットボトルが利用されています。
乳飲料の容器としては紙パックが用いられており、これはリユースされていないということになっておりました。
ヒアリングした企業のうちの1社では、以前、清涼飲料水のリターナブル瓶を扱っていたが、清涼飲料水を注文する消費者が少ないため、コスト管理や賞味期限などの観点から取り扱いを中止しているような事例もございました。
これらのアンケート結果より、実施の効果としては、仕入れ原価を抑えることができた、廃棄物処理のコストが削減できたといったコストの面の効果と、従業員の意識が高くなり無駄が減ったという意識面での効果が見られました。
また、外食店にとっては、リユース容器はコスト的に大きな負担はなく、リサイクルするための費用を考えると、容器をメーカーに引き取ってもらえるリユースの方が望ましいという意見や、社員が環境配慮の意識を持つといった意見もヒアリング結果からは聞かれました。
これらはいい面でございますけれども、リユースをしている企業、していない企業にそれぞれ課題を挙げていただいておりまして、店舗での保管場所がない、衛生上の不安があるなどが主な意見として挙げられておりました。
それに対して、居酒屋が納品のついでに空き容器を引き取ってくれるので、保管場所のスペースは大きくないという居酒屋の御意見もヒアリング結果ではございました。
次に食材容器です。食材容器は、野菜や肉、魚などを主にプラスチックの袋に入れて運んでくるという形態が多くて、やはりこちらは食品衛生の観点からリユースすることは現実的ではないという御意見が多くなっておりました。
最後に輸送資材でございますけれども、こちらはコンテナ、発泡スチロール、ダンボールなどが用いられていて、コンテナや発泡スチロールについては、使用している企業がすべてリユースしていたということです。
ただ、生ものを入れた発泡スチロールは汚れるため、リユースは難しいということで、主に加工食品を入れた発泡スチロールの箱がリユースされやすいという意見も聞かれておりました。
一部生鮮食品でも、氷を入れてその中に魚を入れているというような場合は、高温洗浄をしてもう一度使っているというような例もヒアリング結果からはございました。
これらの効果としては、廃棄物処理のコストが削減できたという声が多くなっておりました。また、課題については飲料のときの課題と同じで、店舗の保管場所、衛生上の不安という点が挙げられております。
最後に、はしでございますけれども、アンケート結果からは6社で塗りばし樹脂のはしを用いているという回答がございました。
はしについては、自動洗浄、手洗い、両方のケースがございますが、手洗いでもそれほど手間が増えたと思っていないというような御意見も聞かれております。導入時は不安だったけれども、問題はなかったという意見も後ろの方に記述がございます。
使用の効果は、やはり廃棄物処理のコストが削減できた、トータルのコストは割りばしを使用する場合より少ない、もしくは同等であるといったコストの面の効果、自社の環境マネジメントが向上したという効果が、アンケート結果より把握されております。
また、樹脂の箸の使用に当たっての課題というところでございますけれども、はしの再使用に対して衛生上の不安があるという声が多く挙がっておりました。
・ 次に、飲料メーカーにおける飲料容器の利用の状況に移ります。こちらについては、リターナブルの実態、実施の効果という辺りはそれほど特色が見られないような回答になっておりまして、瓶、樽がリユースされているというようなところで、水の容器ではリユースはされていない、乳飲料の容器としては瓶をリユースしている場合もございました。量り売りなどの例も若干ございました。
リターナブルの実施の課題としては、洗浄のための機械の導入にコストがかかる、取引先の企業の従業員の作業が増える、店舗での保管場所がないという点が挙げられております。また、遠方出荷の場合、回収が難しいというような御意見もございます。
7ページに移りますけれども、ヒアリング結果より、ビール瓶については瓶が一般家庭ごみへ排出され、回収率が下がっていることが課題であると指摘されております。自治体経由で回収する場合には回収スパンが長くなり、瓶を余分に保有しなければなることや、専用箱で回収されないため、瓶に傷がつき、検品で不良となる割合が高くなることが指摘されております。
また、一升瓶については、各社単独ではリユースされていないため、一升瓶の回収システムが引き続き成り立つことが望まれております。
飲料メーカーさんには、本研究会で今までに御指摘いただいている事項についての感想をベースにしたアンケートもさせていただいておりまして、例えば距離や用途に応じて、短距離で回収率の高いものだけワン・ウエーからリターナブルに変える可能性はあるかとお伺いしたのが(2)でございます。
こちらでは、4社が検討の余地はあると回答がございました。ただ、わからないと回答した3社については、他の方法と比較して環境問題の対策として効果があるのか不明というお答えをいただいております。
また、距離に応じてということではありますけれども、仮に全国1つの充填工場で充填をして、それを全国に配送しているような場合だとそういったのもなかなか難しいかと考えまして、充填向上の場所などについてもお伺いをしました。
その結果、大規模の飲料メーカーの場合は充填向上が全国に5〜9か所、主な消費地の近くには充填工場を持っているということでございます。
中小規模のメーカーだとなかなか難しくて、1つの充填工場から全国に配送しているという形ですので、大規模の飲料メーカーについては距離が障害にならずに、それぞれの充填工場からの配送が可能なのかと考えられます。
そして、こちらの研究会でペットボトルのリユースをはじめとしたということで検討を進めてまいりましたけれども、ペットボトルのリターナブル化についても御意見をお伺いしております。
こちらでは、容器の再使用に対して衛生上の不安がある、ペットボトルには多くのデザイン・種類があるため、回収・分別してリターナブル化することは現実的ではないという御意見をいただいております。
また、自由回答欄から、衛生面で技術的な革新があれば可能性はあるという御回答もいただいております。
最後に、ガラス瓶でのワン・ウエーでの使用についてということで、ワン・ウエーで使用していらっしゃるかということをお伺いしたところ、8社がワン・ウエーの飲料容器を使用しているとのことでした。
ウイスキーやリキュールは回収スパンが長くなるため、リターナブルは現実的ではないという御意見や、R瓶を用いている商品でも回収されていないのが実態であり、結果としてワン・ウエーになってしまうという御意見もいただいております。
・ 最後に、宅配スーパーに対するアンケート・ヒアリング調査結果でございます。こちらが、9ページ、10ページになります。こちらでは、飲料容器、食材容器、輸送資材についてお伺いをしております。
飲料容器については、ほぼ今までと同じような御回答になっておりまして、実際のところ宅配を専業で行っていらっしゃる方もいらっしゃいますけれども、その一方で、スーパーの延長線上でなさっていて、品揃えなどは店舗と変わらないという状況もございます。
そして、酒類の回答結果でございますけれども、酒類の容器としては、主に瓶、缶が用いられていて、酒類を瓶で提供している6社のうち1社が瓶のリユースをしている等となっております。
店舗からの顧客への商品の納品時については、酒、清涼飲料水、乳飲料の瓶を顧客に納品するときにリユースが実施されている場合のある宅配業をなさっている方もいらっしゃるということでございます。
ただ、ヒアリング結果からは、顧客からの要望も特になく、コスト面も折り合わないためリユースを実施していないケースもあります。ヒアリングした企業において、飲料用水をプラスチック袋入りの商品という形で販売し、その袋を入れる専用の自立ケースをリユースしている例もあるとのことで、このケースでは、自立ケースは家庭に置かれているために回収の必要がなく、比較的リユースに取り組みやすいと考えられ、顧客にとっても家庭で出るごみが減るというメリットがあるという御回答がございました。
次に食材容器でございますけれども、こちらについても、やはりなかなかリユースは難しいということで、業者から店舗への納品時にプラスチックのケースがリユースされているという御回答があったぐらいとなっております。
最後に輸送資材でございますけれども、アンケート結果から、業者から店舗への商品納品時には主にダンボール、コンテナが利用されていて、コンテナはリユースして使用されているということです。
生鮮食品については、発泡スチロールも使用されており、リユースされている企業もございました。
また、店舗から顧客への商品納品時には、ダンボール、コンテナ、発泡スチロールなどが利用されており、コンテナや発泡スチロールを利用している場合はリユースされていたという御回答をいただいております。
リユースの実施の課題については、店員作業が増える、店舗での保管場所がないと、他と同様の御回答をいただいております。
後ろに調査結果やグラフを載せておりますが、とりあえず御説明は以上にさせていただきます。

(安井座長)
・ ありがとうございました。それでは、二十数分間ぐらい御質問をいただくような時間がございますけれども、いかがでございましょうか。馬奈木さん、どうぞ。

(馬奈木委員)
・ 馬奈木です。今回の調査で、アンケートの回答数が外食は特に少ないんですけれども、通常、ちゃんと環境対応をしているところほど回答できる用意があると思いますので、より回答しているということで、回答している対象が業界の代表というよりも、よく対応している、または大企業の延長と考えるのが普通は妥当だと思います。
こういう環境対応のときは、最初に一番の大企業が業界を代表して、大変だからやりたくないということで反対するんですけれども、3年ぐらい調査をして、あるときを機会に、より先進的な環境対応に変わり、ほかの企業も追従するという傾向があると思います。
こういう環境行動を推進してもらおうというときに、こういう規模の影響が余りないような業者・メーカーから進めた方がいいと思うんですけれども、今回の環境に関するアンケートとヒアリングの調査から企業の影響がなさそうな業界というのは、どれに一番対応すると思えばよろしいでしょうか。
・ 例えば外食であれば大手何社なのかはわからないですけれども、そういう企業の方が明らかに、今回のアンケート結果とヒアリングから、より環境に対してやっていると思います。例えば回収率が高いとか、それぞれの結果に対して明確に出ているとかですね。
今回の資料に載っているような結果からだと、平均値として何々をしている、していないとかいう数値は出ているんですけれども、企業の規模などは非常に大事なものなので本当は統計にすればいいんですけれども、それをしていなくても影響が出てそうかということなんですけれども。

(永見補佐)
・ とりあえず外食店ということで申し上げますと、基本的に一定規模以上のところについてアンケートをお送りして、回答結果が8社ということでいただいておりまして、比較的意識の高いところには御回答をいただいたのかなということでありますけれども、それでもなかなかいろいろと難しいということで御回答をいただいておりまして、リユースというのはシステムが組めれば別なのかもしれないんですけれども、取り組みとしてはほかの省エネであるとかいった行動よりは難しいところがあるのかなと感じております。
御回答をいただいているという時点で、意識がないわけではないというふうには考えておるんですけれども。

(馬奈木委員)
・ 例えば回答している企業としていない企業で、企業サイズはわかると思うんですけれども、そうでなくでも、していない企業の方が環境報告書を出していない割合が高いとか、一般的に言う環境ランキング等が低いとか、そういったことでもこの回答が代表しているかどうかがわかると思うのが私の指摘の1つです。
あと、回答している会社でも、8つ、1つのメーカーであったとした場合に、それを大手とそうでない場合で4に分けて、それぞれの結果が平均を比較しただけだとしても、どっちが大きいかということで、その差が大きいかどうかというのが比較的重要だと思うんですけれども、それは何かわかりますか。

(永見補佐)
・ 済みません、CSRレポートを出しているかとか、その辺はまだやってないので、最終的な報告をまとめるときには御指摘も踏まえて調べまして、委員の方々に御報告したいと思います。

(安井座長)
・ 上田さん、何かありますか。

(上田室長)
・ 41社がそもそも大手で、フランチャイズ系等いろいろ入っているんですけれども、回答いただいた8社はその中でも割と大手ということだそうです。ただ、その8社が環境の取組みでどうかというのは、ナガミが言いましたけれども、今、いただいた御指摘を踏まえて、環境面で8社とその他を比べて特徴があるかというのを、特に企業を特定しないような形で書ければ工夫して書いていきたいと思います。

(安井座長)
・ かなり重要な話で、結局、回答をしてくるというところは、ある意味でリユースにもともとバイアスがかかっているという可能性が高いわけですね。ですから、今の馬奈木さんの話は、その辺りをちゃんと検証しろということも含まれるのかもしれません。
ほかに何かございますか。
あえて言えばですから、例えばヒアリング辺りは、むしろ回答をくれなかったところにヒアリングに行くのは難しいんだけれども、そういうことをすべきだったのかもしれないということまで含むのかもしれないですね。

(上田室長)
・ ヒアリングの理想はベストとワーストを行けばいいと思うんです。ワーストに行くのは大変だと思うんですけれども、何かうまくできればと思っています。

(安井座長)
・ ほかにどうぞ。

(森口委員)
・ 今の馬奈木委員の御指摘にも絡むんですけれども、正直に申し上げて、どのぐらい督促みたいなことをされたのかということにもよるんですが、41送って8というのはなかなかつらい数字だなと思います。
確かに、今、アンケート調査が非常に難しくなっていて、一般市民向けのアンケートでも郵送でやると2割ぐらいしか返ってこないので、2割というのは驚きの数字ではないんですが、これを拝見すると発送数は電話依頼時に調査票の送付に了承をいただいた企業数であると書いてあって、それでもこれだけしか返ってこないということ自身が、ある種のこの業種の実態なのかもしれないなと思います。
やはりサイレント・マジョリティーが何を考えているかという話は非常に重要かなという気もするもんですから、このリユースということに限らずに、この業態は3Rにとって非常に重要な業界だと思いますので、引き続きもう少し何かコンタクトをしていっていただきたいなと感じました。ですから、今回の結果からだけで定量的なことを言うのはやや危険かなと思うんですが、それでも限られた比較的先進的と思われる回答してくださったところの中でも、いろいろ慎重な意見も出てくるので、回答のなかったところも含めてどういう意識でおられるのかということを、もう少し聞いてみたいなという気がします。
気になったのは、今回、回答をしていただいたところであれば問題ないと思うんですけれども、そもそもリユースとリサイクルの区別もしっかりついているかどうかというところから、こういうところで始めなくてはいけないんだと思うんですね。
たまたまそういう原稿をチェックする機会があって見ていると、実はリサイクル・ショップはリユース品を売っているわけですね。ですから、役所が決めたというか、我々の使っている用語はリユースとリサイクルでちゃんと区別がついているんですけれども、この調査結果を拝見する限りだと、例えばリユースとリサイクルはちゃんと区別がついているとは思うんですが、ひょっとすると調査票で、その趣旨から説明するようなことをしないといけないのかもしれません。
ハードルの高いことをいきなり聞かれて、答えたいんだけれども、ちょっとこれは答えようがないなということだったのかもしれないなという気もしたもんですから、もう少し初級編から始めるようなところも必要なのかもしれません。
いきなりリユースにいくというよりは、何らかの形で環境配慮に取り組んでいるのかどうかといったところから含めてやった方がいいのかなという気がしました。
ただ、一方で省エネみたいなものであれば取り組んでいるみたいなお話もあったかもしれません。つまり、温暖化対策の場合には、それなりにフランチャイズに関してもある種の取組みを促す仕組みが法定事項としても入りつつあるので、そういったところとも関係しているのかなということで事務局の御説明を伺っていたんですけれども、いずれにしても、やはりもう少し実態把握をするための仕掛けが必要なのかなと感じました。感想以上のことではございませんけれども、以上です。

(安井座長)
・ どうぞ。

(上田室長)
・ 今年は、前回の研究会の宿題を少し淡々として、次の課題を整理しようかというところまでで、今回、これで終わりというわけではなくて、最後の方になりますけれども、今後どういったことをやっていくかという中で少し拡張していこうと思うんで、今回の資料で反映できるところは直していって、いただいた意見で次の調査のときに、よりいいようにするような必要があるものについてはそういった形で反映させていただきたいと思います。アンケートの回収等の話についてお話します。

(永見補佐)
・ アンケートにつきましては、まず調査票送付に御了承をいただいた企業数であるというところでございますけれども、大体でございますが、外食店で50、飲食メーカー、宅配スーパーそれぞれ20ぐらいのところにお伺いをして発送数がこちらの数字になっております。電話で御回答いただけなかったところについては、電話で2回ほど再度のお願いをいたしましたけれども、結局、御回答をいただいたのがこれとなっております。

(安井座長)
・ 浅利委員、どうぞ。

(浅利委員)
・ 先ほど森口先生がおっしゃったように、私もリユースとリサイクルの区別ができているか、ちょっと疑問だなというのはいろいろ知って思っているところです。
まず、アンケートの仕方のところでもかぶるんですけれども、ヒアリング調査で飲料メーカーがすべてアルコール類のところになっているんですが、ここの理由をちょっと教えていただきたいのと、やはりベストとワーストと、両方ヒアリングできた方がよかったというのはそのとおりだなと思うんですが、ベストという意味では、今回のところは比較的いいところを聞かれたのかどうかを聞きたいなと思いました。
例えば外食店の居酒屋チェーンの中でもかなり熱心にやっておられて、例えばオリジナルの焼酎とかを出していて、それをちゃんとリユースしているというようなところも聞きますので、そういうところが入っていたのかとか、何かそういうモデル的な事例が今回のヒアリングの中から抽出できているのかとか、その辺りもお聞きしたいなと思っています。
あと、7ページ目の下から2段落目のところで、ビール瓶のリユースを実施している飲料メーカーの話がありますけれども、そこの下から3行目、「ただし、製造・販売・回収のオペレーションが複雑になるため業務用専用の商品を作るのは難しい、ビールのように回収スパンが短い飲料のほうがリターナブルに向いている」この辺の文章の解釈がよくわからなかったので、少し補足的に説明していただければと思います。

(永見補佐)
・ こちらのヒアリングの対象については、アンケートの結果で御回答いただいた中からそれなりに積極的に御回答いただいたところを中心に選んでおります。その結果が飲料メーカーについては配慮不足だったかもしりませんけれども、酒類メーカーのみとなってしまいました。
A社については、多分、浅利委員御指摘のところではなくて、特に新しい取組みをなさっているところではなく、名前は出せないんですけれども、普通の居酒屋チェーンだと個人的には思っているところでございます。
瓶については、8ページのところにもございましたけれども、ウイスキー、リキュールだと、ウイスキーなんかは棚に入れて何か月と飲まれるという感じの飲まれ方をするので、瓶が家にとどまっている時間が長いということを考えると、全体の瓶を用意する量が多くなってしまうということです。
ビール瓶についても一般家庭から、普通にケースで飲料販売店に戻ってくれば短いルートで戻ってくるので、それだけ滞留しているところが少ないので、どんどん回転していくと、その分、用意する瓶が少なくて済むというところでございますけれども、自治体経由などになると自治体を通って、メーカーを通ってというところで時間がかかるので、それだけ瓶が多くなってしますというところ、また、コストもかかってくるというところがあるという御指摘だったかと思います。

(安井座長)
・ よろしいですか。ほかに何かございましたらお願いします。それでは、どうぞ。

(若森委員)
・ 飲料容器のことですが、酒とかいったものにはほとんど瓶容器があると思うのですが、その店で瓶容器があるのに缶だとか紙パックを何故使用しているのか、瓶があるのに缶とか紙パックを利用することの積極的な意味を何か持ってやっているのか、または代替としての瓶とかがないので、缶と紙パックを利用しているのかとか、その辺がもしわかればお願いしたい。

(安井座長)
・ 効率のためには、もう一発ぐらい質問した方がいいんだけれども、それはまずいでしょうか。

(永見補佐)
・ 済みません、そこまでは聞いていないです。企業側については聞いておりません。後で御紹介する消費者側には、そういったような御質問もしているんですけれども、申し訳ございませんが料飲店についてはそういった御質問を差し上げておりません。

(安井座長)
・ ほかには何かいかがですか。
・ 私も1つだけ伺いたいんですけれども、最初の方ですからこれは外食店でございますが、4ページ目の一番下の方の「リユース実施の課題」というところに「容器の再使用に対して衛生上の不安がある」と述べているんですが、具体的に何が問題なんですか。どの容器がどうして問題なのかというのが、ちょっとよくわかりません。実際にやっているところは、余り問題だと思っていません。やってないところが何かそういうイメージを持っているのはわかるんだけれども、具体的に何が問題だと思っておられるのか、その辺も聞いてないのかもしれないけれども、もし、何かあればお願いします。

(永見補佐)
・ 飲料容器のところですか。

(安井座長)
・ そうだと思います。容器の下から3行目です。

(永見補佐)
・ 4ページの輸送資材のようなところですと、そのまま生ものが直に触れてしまうというところもございまして、発泡スチロールの場合には難しいと、ただ、氷で1度覆ってから魚を入れるというような場合だと、高温洗浄をして使っているという御意見もあって、それぞれの企業で若干考え方は異なるのだと思いますけれども、発泡スチロールなどだと衛生面での難しさが出てくるのかなというところがございます。
飲料容器については、そのような詳細の分析はできておりませんので、補足的に可能であればアンケート結果から調べてみたいと思います。

(安井座長)
・ 当研究会でも、ペットボトルはかなり寄与しなければいけないという結論にはなっているもんですから、やはりこれは容器別で聞かないと余り意味がないかなという話でございました。ほかに何かございますか。
・ 感想みたいなもので恐縮ですけれども、例えば塗り箸の件なんかもそうですが、やっているところは問題がないと言い始め、特に飲料容器に関しても、これは自社のイメージが上がった、コストも削減できたとやっているところは言っているのに、多分やってないところはそう思っていないということで、やはり情報ギャップというか、その思い込みというか、何かその辺がすごくバリアになっているような気配を感じるんですけれども、そんな感じだと思ったらいいんですかね。これは、その感想を伺っているという感じなんですけれども。馬奈木さん、何かありますか。

(馬奈木委員)
・ 私が言うことでもないんですけれども、やはり一般論として環境規制が企業にとってR&D

(研究開発投資)とか、環境関連の新しい取組みの調査の不確実性を下げるということは理論的に言いますので、そういう意味できちんと調査をして、数年をかけて安全性の問題がないことをうまく確認できるようなシステムにできたということで、難しいのを乗りかえたのかもしれませんけれども、そこまで難しい問題ではなかったんだと思います。
でも、やってない企業は、その不確実性のために悪い面を強調する傾向がありますので、何かはわからないけれども衛生面に問題があるということを言うのは、非常にロジックなことだと思います。

(安井座長)
・ そういう解釈でいいですか。だとすると、やはりこの調査の結果のどこを強調していくかというのが少し明らかになってくると思います。

(上田室長)
・ ちょっと回収数が少ないので、全体を断定的に言うのはまだ自信がないと思うんですけれども、報告書の中ではそういったことも考えられるのではないかということと、更に意見を集約するみたいなことで、記述の方は、今のデータで言える範囲内で少し工夫をしてみたいとは思います。事業者の立場からというので、若森委員とか林委員とか、小売ではないので違うかもしれないですけれども。

(安井座長)
・ 外食店ではないので余り意味がないのかもしれないけれども、最近、外食店は本当にコスト・ダウン、コスト・ダウンで、もしコスト・ダウンにこれが効くぞとなると一気にいくかもしれません。

(林委員)
・ では、そこでメーカー・サイドからちょっと言いたいと思います。
このアンケート調査とは関係ないのかもわかりませんけれども、やはり衛生面の問題というのも、勿論、初めに考えなくてはいけないことなんだけれども、やはり2番目の問題としては企業規模として全国を網羅している会社で、商品を全部全国にお届けして販売しているところと、地域で販売しているよということでは、もう事情がまるっきり違うんだと思うんですよ。
やはり第7回の調査結果にありましたように、全国ベースで、リターナブルで販売していこうとすると、例えばペットボトルで北海道の稚内から沖縄まで全部やっていこうとして、生産者の工場から末端までの輸送距離が50キロとかという話になってしまうと、全国規模のメーカーだと日本全国に200も300も工場をつくらなくてはいけない話になりますね。北海道だけでも50工場とかいうことをつくらないと網羅できないということになります。
だから地域の中で輸送距離が50キロとか100キロ以内とかいうところで、できるところはできると思うんですよ。だから企業規模でだいぶ違ってくる話だと思います。今、ちょっと的を外れましたかね。
・ 瓶のことですけれども、多分、一升瓶だとかビール瓶はそれなりに規格が決まっているんでちゃんとやられていると思うんです。
私は業務店のところで言うと、ほかの飲料を業務店用で規格を統一すればそれなりにちゃんと業務店も使うのではないかなと思うんですけれどもね。
例えば生ビールのものはメーカーによって違うのかな、ちょっとよくわからないですけれども、一升瓶とかビール瓶を思うと、そういうふうに考えることができるのかなと思っていて、やはり業務店用のものはメーカーのところでちゃんと規格統一をしてやることというのは必要なんだなと思いました。

(若森委員)
・ でも、ガラス瓶は一升瓶とかビール瓶とかは規格化されているけれども、それほど規格化されていない実態があるのでは。多分、その辺のところをちゃんと統一しようという意思を持って、積極的に働きかけていくことでしか変わらないのではないかという気はします。

(安井座長)
・ 業務用のものですか。

(若森委員)
・ 業務用としてです。業界が業務用として統一しようとすれば、少しは広がるのではと思います。私はアンケート見て、はしの問題でも塗り箸を使おうという意思はあるような気がします。
割りばしの問題で言うと、1つは、今、ほとんどが中国から輸入されていて、漂白だとかいろいろされていて、安全性の問題が1つあります。もう一つの論理として言うと、日本の中における間伐材を使いつつ割りばしという1つの文化の面があるわけで、日本の間伐材をちゃんと使用しようということも言っています。
だから私たちとしては、両方言っているわけで、塗りばし、マイはしといった運動プラス、ちゃんと間伐材を使った割り箸を使おうというようなことを、運動的には考えていこうとしているのが現状です。

(安井座長)
・ ちょっと個人的な意見で恐縮なんですけれども、その容器、瓶の標準化の話は、私も昔はそう思っていたんですけれども、最近は全く違うと思っているんです。
実を言うと、料飲店辺りで回しているのはオリジナル・ボトルなんですね。それも結局、ローカルで調達してローカルに戻すようなシステムがあれば、それでできてしまうということが、最近、証明されつつあるのではないかと思っています。
ガラス瓶がリユースだったら一番いいわけだけれども、最近は結局、R瓶はそもそもオーバースペックではないかと思い始めていて、今、むしろR瓶というものをやめてしまって、すべての瓶はリユース瓶である、ワン・ウエー瓶はワン・ウエー瓶と書くというシステムを導入すべきではないかという過激な議論を皆さんにかけているんですね。
そういうような方向で、実質上できる瓶はとにかくリユース瓶、できない瓶だけワン・ウエー専用と書くというように変わってしまえば、あとはできるものはできるということでいくのではないかなという感じがします。
ですから、標準化に関しては、最近その辺の条件が変わっているのではないかなという気がしますね。
・ さて、ちょっと予定の時間を過ぎたところでございますので、よろしければ同じ議題なんですけれども、次の資料3、資料4というものを説明していただいて議論をしたいと思います。お願いします。
[2]飲食店等におけるマイカップ・マイボトルの利用者への対応アンケート調査、およびリユース容器・マイカップ等に関する消費者アンケート調査について

(永見補佐)
・ それでは、資料3と資料4の御説明をさせていただきます。
資料3は、飲食店等におけるマイカップ、マイボトルの利用者への対応アンケート調査ということで、コーヒーショップなどで、主にマイカップ、マイボトルといった消費者が持ち込んだ飲料容器への商品の提供というのを進めていらっしゃるという話が聞かれるような、その場で飲むだけではなくて外にも持っていくような業態でマイカップ、マイボトルがなじむと思われるような業態に対してアンケートを差し上げております。
業態としては、以下分類では1ページに書いてありますような、喫茶店、ファストフード店、コンビニエンスストア、あと野球場、サッカー場で取組みが一部されているので、こちらも調べました。
また、その他娯楽施設ということで、映画館や動物園、水族館などでも取組みを一部なされているというのもお伺いしたので、そういったところにもお伺いをしております。
発送数と回収数についてです。4ページですけれども、ほぼ100のアンケート調査票をお送りまして、それぞれの業種でお答えいただいております。
コンビニエンスストアはもともと会社数が少ないということで、8社中、6社です。こちらの御回答をいただけたところも、大きなところには御回答いただけてないところがございます。
喫茶店、ファストフードについては3割ということで、先ほどと同じぐらいになってしまいますけれども、野球場やサッカー場、その他の娯楽施設は5割程度ということになっております。
こちらも数字で見ていくのは若干つらいのかなとは思っておりますけれども、最初の方でまとめをいたしまして、その後、データを載せております。
・ 最初に、とりあえず結果の概要で御説明をさせていただきます。回収率は45%ということではあるんですけれども、マイカップ・マイボトルの利用者に対応していないことを理由として回答していないという事業者もいたので、こちらに関しても割と積極的にいろいろなさっているところを中心に御回答いただけたのかなと思っております。
喫茶店、ファストフード、コンビニエンスストアなどについては回答数が少ないですけれども、喫茶店、ファストフードについては全国4,268店舗、コンビニエンスストア等については全国6,065店舗数と位置づけられます。
マイカップ、マイボトル利用への対応状況でございます。こちらは、約3割の事業者が店舗内販売のみで持ち帰りの飲料の販売をしていないということです。マイカップ・マイボトルでの販売をしている事業者は全体の約3割でした。ただし、持ち帰り販売の有無によるマイカップ・マイボトルでの販売の実施状況の差はございませんでした。
マイカップ・マイボトルに対応しているとの回答の内訳を見ると、自社指定以外のものでも対応するとの回答の方が、自社で指定する容器のみという回答よりも多くなっておりました。
こちらは、回答結果としては9ページ、10ページ辺りになります。全体数が少ないので恐縮ではございますけれども、こちらの問いには40の御回答をいただきまして、喫茶店などでは10の御回答をいただいたうち、自社指定のものでも対応しているという喫茶店・ファストフードが4つ、コンビニエンスストアではマイカップ・マイボトルでの販売はしていないということです。
野球場、サッカー場などでも自社で指定する容器で対応しているところが3、自社指定以外のものでも対応しているところが3ということになっております。
野球場やサッカー場に関しましては、かなり様々でございまして、そもそも危険などで水筒だとかいった硬いものは持ち込みができない、ペットボトルでも持込みができなくて、ペットボトルで飲料を持ってきたら紙コップなどに移しかえてもらうという野球場、サッカー場がある一方で、こういったマイカップ・マイボトルを持っていくと入れてくれるというところもあるということでございます。
その他、娯楽施設でも2つ、自社で指定する容器であれば入れてくれるというところがあります。こちらは映画館が2つということになっておりました。
2ページに戻ります。マイカップ・マイボトル利用に対応する際の課題・メリットについては、衛生管理ができないという点が多く指摘されております。75%の企業は、対応している企業でも店舗での衛生管理ができないことを、かつては課題として認識していたという御回答でございました。
また、今まで対応していない事業者では約4割が、検討したことがないということを対応していない理由として挙げており、検討のきっかけがあることにより、対応事業者を増やすことができる可能性があります。
マイカップ・マイボトルに入れるサービスに対応した結果のメリットを確認した結果、自社のブランド・イメージがよくなったという答えが58%でございました。
こちらを数字でお示ししたのは、10ページ、11ページの辺りでございます。店員作業が増える、やけどや飲料漏れなどの事故が懸念されるというようなお答えもございました。また、その他の回答では、お客様へ提供するまでの作業が複雑なため、繁忙時での対応ができない場合がある、量が不確かで、カップのサイズで量を確認しているので、そういったものへの対応はできないというような課題が掲げられております。
その対応策として、実際のところお客さんは協力的なのでそれほど問題はないとか、マニュアルを作成したり、お客さんへの事前説明の徹底、例えば容器によっては非常に熱いというようなことを御説明なさっていたり、そういったところでの説明の徹底でやっているということです。
エコカップ、エコタンブラー用には安めに飲料提供をするとかいった形で販売促進をしているとか、ビールが入るタンブラーを用意できなくて、販売の量を変えて販売をしたとか、そういった形のことをなさっているということでございます。
2ページに戻りまして、マイカップ・マイボトルの利用促進です。安全衛生をどこまで店舗が確認できるか、すべきか、という点については、利用促進のために消費者と事業者の認識を合わせていく必要があるのではないかという御意見がありました。
また、マイカップ・マイボトルの利用が本当に環境にいいのか不明という御指摘もいただいております。
ちょっと確認不足で先ほどは恐縮でしたけれども、この段階で喫茶店などに対しては、飲料仕入れにおけるリユース容器選択状況ということで、飲料の仕入れによるリユース可能な容器の選択というのは、先ほど間違ったことを申し上げましたけれども喫茶店等にはお伺いしておりまして、リユース容器が選択可能なものについて選択しているというお答えは約2割、リユース容器で販売されているものがない、メーカーに確認済みというのは約2割、約4割の回答者が、リユース容器の選択ができる部分については進めていることになるという回答をいただいております。
リユース容器の選択が可能かどうかわからない、確認はしていないというお答えは約3割ございました。
これは、14ページの方に御回答の数字での結果を載せてございます。一部、喫茶店などでは店舗でフルーツを絞っているので、容器云々という問題は別次元の問題であるというお答え、リユースが難しい場合はリサイクル性の高い容器、リサイクルしてつくられたものであるとかを選択するようにしているという御回答もございました。
資料の3の最後に、飲料仕入れにおけるリユース容器利用上の改題とメリットということで、リユース可能な容器を選択した際の課題として利用している事業者においては、店舗での保管場所がない、店員の作業が増えるなどが多く挙げられております。
また、まだ利用していない事業者に利用する際の課題を聞いたところ、こちらも保管場所、衛生面というお答えをいただいております。
リユース可能な容器を選択した結果としてのメリットというのは、廃棄物処理のコストが削減できた、仕入れ原価を抑えることができたなどという御回答で、先ほどの資料2と対照が若干異なるということで同じような質問をさせていただいておりますが、結果としては同じような御回答をいただいていると認識しております。
・ 次に資料4でございますけれども、こちらはリユース容器・マイカップ等ということで、リターナブル容器とマイカップ・マイボトルへの対応について消費者アンケートをインターネットでさせていただいた結果でございます。こちらは1,000人の御回答ということでございます。
3ページでございますけれども、対象といたしましては、通常こういったものであれば年代別のバランスさえとれば男女比は余り変わらないという認識でやったもので、最初は男女比を気にせずにやったら差が出てしまって恐縮ではございますが、一部、男女比が気になるような問いに関しましては補正などもかけましたけれども、男女の差が6.5対3.5ぐらいになっても余り影響を与えていないのかなと考えております。
対象としてはこのような数字になっております。60歳以上が多めに見えますけれども、人口構成比を考えると、この程度かなということでして、主に成人にお伺いをしたという形になっております。
こちらについて、飲料の消費・購入と水筒の利用意向、リターナブル瓶入りの商品について、マイカップ・マイボトルについてという大きく3つの柱で、インターネット上でアンケートをさせていただいております。
まとめを1ページ、2ページでしております。最初の方は、基礎的な話としてアンケート回答者の、そもそもの飲料についての行動様式をお伺いしております。
飲む飲料というのは、お茶を入れるとか水道水から飲むとかも含めて1日当たり1.3リットルぐらいで、そのうちの6割ぐらいが水道水や水道水を沸かしてつくったお茶などという、基本的には使い捨て飲料容器を使わないような局面が6割ぐらいということです。
次に、お店で購入した飲料が25%ぐらいということになっております。お店または自販機で購入する飲料の種類をお伺いすると、お茶類が一番多くて、次にコーヒー類、水、複数回答なので6割、5割、4割ぐらいとなっておりますけれども、こういった結果を得ております。
7ページのところで年代別にお示ししてございますけれども、10代ぐらいだと、割と炭酸飲料、乳飲料、スポーツ飲料が多くて、コーヒーがどっと少ないという形で、コーヒー類などは30代の方々の消費が多いということになっております。
済みません、こちらは補正の数字を出しておりませんが、男女比を勘案しても大体変わらないような結果になっております。
次に、水、お茶、紅茶、コーヒーに該当する飲料を購入しているが、購入せずに自宅等で水筒に入れて飲まない理由としては、水筒はかさばる、重いので持ち歩きたくない、水筒に飲料を入れるのが手間である、自宅で入れる水、お茶、紅茶、コーヒーよりもお店で買った方がおいしいというような理由が挙げられております。こちらは11ページにもグラフで示しております。
12ページにございますけれども、リターナブル瓶入りの商品について利用しているかというところをお伺いしたところ、普段、購入しているという人は16%ぐらいということになっておりまして、これは1,019人のうち162人の御回答で利用しているとのことです。
その中で、162人を母数として購入しているリターナブル瓶入りの商品の種類を13ページで聞いておりますので、このグラフだけを見ると利用数が多いようにも見えてしまうかもしれませんけれども、162人の中ではビールが大体半分ぐらい、日本酒、焼酎が3割ぐらい、それに続いて、しょうゆ、牛乳、清涼飲料というような形になっておりまして、ビール、日本酒、焼酎が多いというような形になっております。
こちらの結果を基に、なぜそういったものを選んでいるかと言うところでございますけれども、詳細は14ページ、15ページにございます。
リターナブル瓶の利用が比較的多いものについては、瓶入りの商品が好きなのでという御回答が半数ぐらいということで、水やしょうゆ、その他調味料と、比較的リターナブル瓶の使用率が少ないというものについては、環境にいいのではないかという意識で購買行動に移っているという結果が得られております。
また、リターナブル瓶入りの商品を購入しないという御意見で、なぜなのかというところをお伺いすると、欲しい商品がリターナブル瓶に入っていないのでというのが42%と最も多く、次いで、どれがリターナブル瓶かわからないのでというのが37.2%、瓶は重いというのが28%です。
欲しい商品がリターナブル瓶に入っていないというのを選択した人には、どのような商品がリターナブル瓶で提供されていれば検討するかを尋ねたところ、日常的に買っていると思われるような具体的な個別の商品名が幾つか挙がっておりました。
また、350ミリリットル入りの発泡酒、第3のビールみたいなものであるとか、再び栓をすることができる瓶入りのジュースといった利便性やサイズの問題を挙げる回答もございました。
その他、最後の設問としては、リターナブルの瓶以外について、ペットボトルであるとか、弁当箱について協力意向、利用してみたいかということをお伺いしました。
25〜34%までは積極的に協力する、それぞれ5割程度が試しに協力してもよいというお答えをいただいております。18ページに掲載しておりますとおりでございます。やはりリターナブルペットボトルというものを含めても、飲料容器というのがまずは協力してみたい、協力してもよいと思う割合が高いという結果が得られております。
最後に、マイカップ・マイボトルについてでございます。マイカップやマイボトルについては、そういった店があるということを認識しているという声は57%、認知しており、なおかつ、そのサービスを利用しているという方は11.5%ということになっております。
ただ、別途、私どもがヒアリングしたもので言いますと、ある会社では3%程度、ある会社では1.5%程度で、通常のキャンペーンなどを張らないとそういった数字になっているという話もお伺いしていますので、若干高めに出てしまったかなと思っております。
サービスを認知しているが、マイボトルなどを利用しない人に理由を尋ねたところ、マイカップ・マイボトルを持っていないのでというのが31.9%、喫茶店・コーヒーショップには行かないのでという方が3割、中身を飲み終わった後、かさばるのでというのが29.6%ということになっております。
また、後ろの方のページに写真入りで示しておりますけれども、カップ式の自動販売機でマイカップを使えるようなものというのが一部自治体などで導入されている例がございます。こういったものに対する認知度というのをお伺いしてみたところ、こちらについては88.2%と、ほとんどの方が知らないという結果になりました。
マイカップの自動販売機について認知しているが利用していない人の理由を尋ねたところ、マイカップ・マイボトルを持っていない、喫茶店・コーヒーショップに行かない、中身を飲み終わった後、かさばるという理由がそれぞれ3割程度ということになっておりました。
マイカップやマイボトルに係る新たなサービスへの意向としては、よく利用する飲食店で利用可能になるということがあれば、7割の回答者が利用してもよいというお答えをいただいております。
これらの回答者がよく利用する飲食店を見たところ、ファストフードよく利用する人の利用意向が8割以上という結果になっております。以上でございます。

(安井座長)
・ ありがとうございました。事実確認ですけれども、2ページ目、今、御説明いただいた下から2つ目の○、これは多分間違っていますね。これは店舗への理由であって、自販機を使わない理由だったら喫茶店・コーヒーショップに行くというであって、多分、そういうことをアンケートで聞いてないと思います。だからこれは、多分、何かの間違いです。23ページに項目があるけれども、それを書き直してください。

(永見補佐)
・ 済みません、おっしゃるとおりです。飲食店で飲料購入している層のマイカップ・サービスへの意向ということです。申し訳ございません。カップ式自販機については、認知度と利用意向を聞いておりますけれども、実際にはマイカップ・マイボトル全般についての利用可能性というのをお伺いしております。済みません。

(安井座長)
・ それでは、それ以外に何か御質問等ございましたら、いかがでございましょうか。それでは、皆さんに質問を考えていただく間に、資料3の2ページ目の真ん中辺りですけれども、利用促進辺りで店舗での衛生管理云々というのが結構いっぱい出ているんですけれども、例えば上の2段落目の2行目ぐらいに、「対応している事業者においても、75%の企業が『店舗での衛生管理ができない』ことが課題であった」と過去形です。だから課題であったが、しかし、対応したらどうだったんですか。現実には何も起きてないと読めるんですか。

(永見補佐)
・ 済みません、そういう認識でございます。

(安井座長)
・ そういう意味ですね。ということは、できないことが課題だったのに、なぜ対応したかという理由は余りクリアではないですね。

(永見補佐)
・ 当初は、余程汚いのを持ってきてしまうのではないかという懸念はあったけれども、11ページの記述にもございますが、お客様はとても協力的だったというお答えもいただいているとおり、思ったほどとんでもない容器は持ってこなかったという結果だと解釈しております。

(安井座長)
・ ということは、現状の普及度ぐらいだと割と良心的な人しか持ってこない、将来はわからないということですね。松永さん、何かありますか。

(松永委員)
・ 私はちゃんとその調査をしたわけではないですけれども、やはりちょっと難しいケースが持ち込まれているという話を聞いています。
それと、店舗での衛生管理ができないというのは、サービスする飲料の安全面の話と、先ほど安井先生もおっしゃっておられたような汚染源になるようなものが店舗に持ち込まれてしまって、そこから微生物とかが広がるリスクとか、多分その両方を店舗は検討していると思うんですけれども、自由記述とかではそういうことを区分けしての回答というのは出てないのでしょうか。
私がちょっと聞く限りでは、やはり汚染源になりそうなちょっと恐いもの、全く洗っていなくて店舗で洗ってもらうというようなタイプの客が出てきているという話を聞いていますが、その辺りはアンケートから出てきてないのでしょうか。

(永見補佐)
・ 済みません、汚染源となるというのは全く想定していませんでした。汚くて、そもそも持ってきた人の健康を害するようなという懸念はあるんだろうなという想定でアンケートもしました。
カップ式の自販機の写真を載せておりますけれども、こういったものについては、例えば注ぎ口が何か飛び出ているような形でカップに触れてしまうといったような場合であれば、他の方々への汚染源となり得るのかなと思います。
そういったものはつくれないということで、厚生労働省の方では規制をしているということはお伺いしていますけれども、一般のコーヒーショップで汚染源になるというのが想定外でした。自由記述は、そういった回答もございませんでした。

(松永委員)
・ 回答になければ、そういう客が引っかかってこなかったということなんだと思うんですが、やはり洗うときにどういう洗い方をするかにもよりますけれども、流しに広がったりとか、あるいはどこかに飛んでしまったりというケースもあり得るので、やはりちゃんと衛生管理について検討している店であれば、やはりまず汚染源のリスクがあると考えると思います。
持ち込まなければリスクはゼロなわけですね。だけれども、持ち込めばリスクの大小はわからないけれども、リスクは持ち込めます。ゼロではなくなってしまうわけですね。そういう考え方をする店舗もあるのではないかなと思います。
そこまでは聞いてらっしゃらないということですね。

(永見補佐)
・ 済みません、こちらの想定ではそういった質問はしておりませんし、積極的にそういう御回答も出てきてはいないという状況でございます。

(安井座長)
・ どうぞ。

(森口委員)
・ 済みません、3点ぐらいあります。
・ 1点目は、今の点に関係するんですが、このリユースに限らず消費者が対象の環境対策というのは、大多数の善良な、熱心な消費者もおられる一方で、やはり接客で非常に気にされるのはクレームであるとか、あるいは更に進んで、今のように多少トラブルのもとになるようなもの、意図的か、非意図的かというのは量りかねるところがあると思いますが、そういうところもあります。
やはり店舗の方では、そういったところを避けたいという思いがあるのかなと思うので、そういう意味で自由記述の中に現れなかったのかもしれないですけれども、何がハードルといいますか、何が阻害要因になっているのかということは、丁寧に追いかける必要があるのかなという気がします。
・ 2点目は、リユースにはそういういろいろな障害がある中で、では、どうすれば後押しになり得るのかというところです。
資料3の方で言いますと、15ページに表1−14というのがありまして、これは非常に数が少ないんですが、廃棄物処理のコストが削減できたと挙がっているところがあります。これは多分、環境省で特にリサイクル推進室とか、廃棄物全体にとっては非常に重要なメッセージではないかなと思っております。
リユースと対置されるものは使い捨て容器ですので、使い捨て容器に対してそれを捨てるということが経済的なディス・インセンティブになっていれば、リユースに対するインセンティブが働くわけですね。
この辺りは、やや法律上の狭間に落ち込んでいるかなという気がしておりまして、例えばプラスチックの使い捨てカップというのは、厳密に言えば産業廃棄物なのかもしれませんが、実態としては事業系一般廃棄物として許可収集されているかなと思います。
これも自治体によると思うんですが、目方辺りで処理コストを自治体が取られると、こういう軽くてかさばるものというのはそれほどコストがかからないという状況が起きているかもしれません。これは、恐らく容器包装リサイクル法の外に出てしまっていますかね。
ですから、そういう意味で法律の側からこういったところの使い捨て容器にコストがかかる仕組みにするということ、それは直接的には言い過ぎたかもしれませんけれども、全体としての3R政策の中でもう少し整合的にやっていける部分というのがあるのではないかなという気がします。
これはちょっとリユース本体の話ではないんですが、少し外堀から考えていくということもあり得るのではないかなと思います。
・ 3点目は単純な質問で、リユースそのものとは余り関係ないんですが、せっかくアンケートをされて実態調査をされているので参考にさせていただきたいんです。
資料4の8ページの表ということで、飲料別・容器別に1週間に発生する一人当たりの平均容器個数というのがあって、ペットボトルの数がトータルの出荷数と合っているかなという検算をしていたんですが、表の上に、例えば水については1週間に1,000人で、ペットボトルは1,624個の容器を使っていることになっていると、ここの理屈が計算してわからなかったんですね。
トータル765人がサンプルで、319人が使っていて3.1だということで計算をしてみると、その数字がちょっと合わなかったので、この1,624はどうやって求めているのか、後でも結構なんですが、765分の319が3.1個を使っていたというものをかけるのでいいのかどうか、それ以外にもっと何か複雑な計算をされたのかどうか、教えていただけますか。

(上田室長)
・ 最後の質問以外のところですが、松永委員と森口委員から御指摘いただいた、マイボトルとかを受ける側、お店の方の要因というものについては、来月以降に普及啓発を少し取り組みたいと思いますので、丁寧にフォローしていきたいと思います。
・ 森口委員の2点目の、プラスチックの使い捨てのカップ等で、事業系一般というのか、産廃プラというのか、そちらの辺りにつきましては別途審議会で容器包装の再商品化手法の在り方をやっていますが、それに関連して別途議論というのを立ち上げる中で、その別途議論の中ではプラスチック総資源化のような視点で、容器以外の家庭から出るプラと、産業廃棄物として出てくるプラについても合わせて議論をしていこうということです。
別途議論というのは、容器以外のプラが中心なんですが、そもそも産廃系だと容リ法の対象にしていませんので、結果的に見ればそういったものも検討の対象には入ってくることになるので、議論の中で一定の整理ができるのかなと思っております。
・ 3点目の計算についてはお願いします。

(永見補佐)
・ 申し訳ありません、記述の方が誤りでございます。ペットボトルと缶、紙コップ、プラカップ、瓶と全部足しての数字でございます。申し訳ございません。

(森口委員)
・ では、合いました。

(安井座長)
・ ほかに何かございますか。

(馬奈木委員)
・ この業者へのアンケートと消費者のアンケートで、地域性があるかについて非常に興味があるんですけれども、その地域性といっても、例えば東京近辺であれば非常に時間をかけて、わざわざ新橋とかまで来るときにマイカップの容器を持ってくるとは余り思えないんですけれども、これがものすごい田舎であったら、そこで普及しても大した市場規模にもならないので、多分、業者としてもそんなにやる気にもならないと思います。
ただ、転勤族が多いというか、ほどほど大きな都市である福岡、仙台、札幌といった地域の消費者がこういうものに興味を持ったり、また、そこの業者がこういうものをやって、その表彰によって自分のブランド化が図れるといったようなことが可能ならば、まず、そういうところを中心に来年度のモデル化事業、モデル都市などをやっていくことで、よりサスティナブルなものになっていくというふうなことがわかれば、それこそ市場という面で企業側にとってのメリットもあるし、コンパクト・シティといった今後の都市の在り方と絡めても、環境経済の面からも非常に重要だと思います。
ここに載ってないので、多分、住所などから特定してないと思うんですけれども、地域性があるかについてお伺いさせてください。

(永見補佐)
・ アンケート調査本体については都道府県までは追えるのですが、この場には持ち合わせていないので、県で見て何か見えるか、後で御報告を差し上げたいと思います。
・ 別の話ではございますけれども、ある会社にヒアリングしたところ、通常のコーヒーショップでのマイカップ利用率が1.5%ぐらいだったのが、住宅キャンペーンでちょっとインセンティブを出したところ、利用率が住宅街などのところでは3%ぐらいであったけれども、オフィス街では10%ぐらいまで伸びたというお話も伺ったことがございます。

(上田室長)
・ 消費者アンケートは、県だと属性データがあるということなので、少し分けて有意な差が出るかどうか、来年度は引き続きそういった視野も入れて調査をしたいと思います。
今年度データの加工でできるところは、少しチェックしてみるかなと思うんですが、そのときに首都圏とそうでないと簡単に言うと、東京、大阪、名古屋ぐらいと、そうでないということでいいでしょうか。
神奈川も入れてもいいと思うんですが、普通、首都圏とかの行動パターンをやるときに2つに分けると、どんなふうに分けるかというのは特にございますか。

(馬奈木委員)
・ 福岡でもいいんですけれども、主として絞って、その中のサンプル数を増やしてそこの家庭の状況まで突っ込んで聞いて、市内まで仕事に行くかどうかとか、先ほどキャンペーンで10%とあったんですけれども、仕事の在り方を考慮して実際に普及し得ることをもう少し絞って調査した方が、全国とか関東でやるよりもいいように思います。

(上田室長)
・ そういう形でいくと、今回のものを属性で分類しても追っかけきれないので、来年そういった面の効果というのを事業とともにフォローしたいと思いますので、アンケートとフォローの調査のくみ上げのときに、そういった視点を反映させていきたいと思います。

(浅利委員)
・ 聞き逃していたら申し訳ないんですけれども、飲料店へのアンケートのところで、マイカップ・マイボトルを持ち込まれたときのメリット、例えばちょっと値引きをするとか、そういうことをされているかという確認とか、値段を幾らぐらい下げているかとかいう辺りがどこかに出ていたら教えていただきたいということがあります。
それとも関連するんですけれども、消費者のアンケートの中では23ページの一番下の図にもあるように、やはり値段が安いなどの特典があれば使いたいという回答が非常に多いということもありますので、これもポイントかなと思っています。
・ 去年、うちの大学で530人のモニターを募って大学からボトルを支給し、近畿のコカコーラさんに協力をしていただいて実験をしました。初めは普通の飲料よりも10円ぐらい下げてやったんですけれども、なかなか厳しいものでした。
ただ、これをもらったことをきっかけに家のお茶を持ってくるようになったという回答は非常に多くて、それによるペットボトルの削減効果は高かったんですけれども、なかなか購入していただけるというのは少なくて、季節を選んで夏の一番暑いときに飲料を半額でというところで、やっとぐっと伸びたというようなことで、結構難しいなと思っていました。
恐らく今回の飲料店のアンケートの中でうまくいっているところというのは、中身で魅力的というか、非常においしいコーヒーだったりとか、多分そこで勝負しているところが、今のところはうまくいっているのかなというふうに見ております。
・ 私たちのそのほかの取組みとしては、百貨店のデパ地下の惣菜容器をリユースでやるという実験をしまして、そのアンケート結果も環境にいいというよりは、そのメニューがおいしそうだったから選んだという人が圧倒的に多かったので、今、大きく分けると2つの層のリユースがあるのかなと思います。
1つはコストで勝負というのと、もう一つは中身で勝負というところになってくるのかなというような印象を持っています。
それと関連するところで、12ページ目の行政への期待というところで、支援は特に必要ないというのも3割ぐらいおられて、そこはどういう人たちがそう感じておられるのか、その辺も答えたところの顔ぶれを含めて教えていただけたらうれしいなと思います。

(永見補佐)
・ 済みません、インセンティブを与えているかどうかというのは、こちらの調査では把握しておりません。後で申し上げるキャンペーンを付加競争としてやろうかと思っているというところで、来年度にそうした取組みをなさっているコーヒーショップ等の皆さんについては、皆さんに御了承をしていただければ環境省の方で御紹介をしていきたいと思っておりまして、そういうところではインセンティブの付与の有無とかも御紹介していきたいとは思っております。
行政に対して期待するところが何もないとか、そういったところの属性については個別に御報告させていただければと思います。

(安井座長)
・ ありがとうございました。概ね時間でございますが、また後の最終議題で時間がございます。
・ 個人的には結構面白かったんですけれども、実を言うと一番驚いたのは消費者のアンケートの中の4ページ目、2.4リットル以上飲む人が、なぜか全体1,000人のうち50人ぐらいいます。
これは、そのうちの3分の1をこういうペットボトルか、そういう飲料でやっているとしたら、今の安全基準をはるかに超した量を日本人で飲んでいるということになります。
大体、今、水道水の基準は一人2リットル飲むことを想定してつくられていて、こういうペットボトル入りの飲料なんかの安全基準は水道水よりも5倍緩いではないですか。5倍緩いということは、5分の1がそれであるということを想定してつくられているわけですね。
だからこれは変えないとだめなのかもしれないと思いました。ですから、場合によるとこういった飲料の基準をもっと厳しくしないといけないのかもしれません。そんな状況でございました。
・ 最後でございますが、今後、何をやるかということに関しまして、資料5を使って御説明していただきたいと思います。

(2)今後の調査、検討事項について

(永見補佐)
・ 引き続き、資料5−1をごらんください。こちらは今年度の調査のまとめということで、既に御説明差し上げた事項も多くなっておりますが、御説明差し上げます。
・ 大きく分けるとリユース容器に関する調査と、マイボトル・マイカップに関する調査というのを、本日、御議論いただきました。それぞれアンケート調査を行ったわけでございますけれども、

(2)業務用のリユース容器の利用可能性については、業務用として利用されているリターナブル容器としては、酒類・清涼飲料用の瓶のほか、ビール用の樽の例があり、輸送資材では、コンテナ、発泡スチロールのリユース例が得られました。
また、宅配用としては、乳飲料用の瓶や、袋で販売した水を自立させる専用ケース、保冷ボックスの例などがございました。
リユースの効果と課題は、外食点では仕入原価、廃棄物処理コストの削減や、環境配慮意識の向上、また、飲料メーカーでは自社イメージの向上やCO2の削減効果が得られました。
一方、リユース継続の課題としては、外食店や宅配サービスを行うコンビニでは、保管場所の確保、外食点では加えて、衛生面での不安が掲げられております。
飲料メーカーでも保管場所確保や作業時間負荷、あとは、家庭で消費された瓶が酒屋ルートから自治体ルートへの移行による不良率の上昇や回収スパンの長期化などが挙げられております。飲料販売業者へのアンケートでも、ほぼ同様の結果が得られております。
リユース容器の利用可能性については、飲料メーカーについては洗浄機などの投資コスト、環境負荷削減の観点からはリターナブルに変更するとした場合、輸送が短距離の方がいいけれども、大きな企業の場合は充填工場があります。
その距離の観点からは、先ほどの御指摘では50キロ、100キロとなると200か所が必要になるという御指摘がございましたけれども、少なくとも1か所という形の物流形態はとっていないということでございました。
また、充填工場が一部地域に限定されている企業場合は、瓶商ルートを通じてリターナブルをするというようなことで、全国のものを独自で自社回収するのは困難であるということが指摘されております。
消費者の思考としては、リターナブル瓶について、日本酒・焼酎では瓶入りの商品が好きなのでという嗜好性が高く、まだ市場としてはそれほど大きくない、水、しょうゆ、その他の調味料では環境意識で購買行動に結びついているということが明らかになっております。
また、リターナブルというのは、ペットボトルも含めて飲料容器についての受容性、協力への意向が大きいのではないかという結論が得られております。
これらの結果から、供給サイドの課題としては一般的に店舗での保管場所、衛生面などが挙げられておりますが、メリットとしては廃棄物処理コストの削減ができる場合があることが言えるのではないかということです。
消費者サイドからは、やはり飲料容器について、リターナブルの受容性が高いと言えるのではないかとまとめさせていただきます。
また、今年度調査では、概括的なアンケートなどを行いましたけれども、更に詳細な個別調査についての経済性、課題等の検証が必要ではないかとまとめております。
・ 次に、マイボトル・マイカップに関する調査でございますけれども、飲料販売業者へのアンケートでは、回答のあった業者のうち、約3割で対応しているというお答えをいただいております。
対応していない店舗では、やはり衛生管理が問題であるという御指摘が多くなっております。
対応している飲料販売業者では、自社ブランド・イメージの向上というのが効果として挙げられておりました。
行政への期待としては、環境負荷を比較したデータの作成、テレビCMなどによる推進キャンペーンへの期待が高くなっております。
マイボトル・マイカップに関する消費者への意向についてでございますけれども、認知度としては57%、利用している数は、今回のアンケート調査では12%ということになっております。
認知しているが利用していない人に尋ねたところ、マイボトル・マイカップを持っていない、コーヒーショップに行かないなどの理由が掲げられております。
マイボトル・マイカップに係る新たなサービスについては、よく利用する飲食店で利用可能になれば利用するというお答えが7割ぐらいございまして、特にファストフード店をよく利用する層にそういう回答が見られております。
これらの結果からは、リユースの1つの形態とも言えるマイボトル・マイカップについては、店舗における取組事例も多くなってきているが、よく利用する飲食店で利用可能になれば使うという消費者も調査からは多いと言えます。
・ また、本調査とは別に、マイカップについては一般的にボトル単体を見ても消費量が伸びているという新聞記事もございまして、そういった取組事例、また、浅利先生のような取組事例などもございまして、多くなってきていると言えるのではないかと考えております。
今後の調査や検討を、今回の調査や検討を踏まえて、今後どうしていくべきかを最後にまとめております。
・ 以下、2つの検討を行ってはどうかというところで御提案をさせていただいております。
1つは、リターナブル飲料容器の実態調査、課題抽出です。本年度は、業務用のリターナブル容器に関する調査として、ペットボトルに限らず、幅広くさまざまな容器を対象として、その利用・販売実態や新規利用の可能性に関する調査を行ったが、今後はこうした調査を業務用に限らず、その他のクローズド・システムやオープン・システムも対象として、実際に行われている個別事例について、環境面と経済性の両面から検討を行ってはどうかと考えます。
2つ目として、マイボトル・マイカップのキャンペーンを通じた課題検証、本年度の調査結果を踏まえ、消費者の間で実際にマイボトル・マイカップの取組みが広がるか否かを検討するため、来年度、環境省が行う予定としている普及啓発事業の中で、その効果、把握、課題抽出を行うこととしてはどうかと考えております。

(永見補佐)
・ 続けて、資料5−2でパワーポイントを1枚つけておりますが、今後の調査検討課題というところで、少し引用しているもののバックグラウンドとして、来年度に要求している予算について簡単に説明させていただきたいと思います。
・ パワーポイントは容器に限らずなんですけれども、来年度、当室の予算として、リユース全体をもっと進めていこうということで、既存に幾つか個別にやっていたもの、例えば資料の中で言うと、事業の概要というところで、緑色でやったリサイクルされていたものをリユースの方にというので、この検討会の議論でありますとか、家電の分野でガイドラインなどを経産省としてつくりました。
そういったもののフォローアップとか、個別のものをやっていたんですが、全体としてリユースというのはいかなる意味があるのかといったものも少し整理をしたらいいのではないかということで既存の予算を束ねまして、全体を新規として予算を要求しているということです。
これらについては、例えば全体としてリユースについてはどういう意味があるのか、また、そういった市場はどういう大きさがあって、ものはどう流れているのかといった実態も把握して、この辺りは特に先ほども冒頭でありましたけれども、リユースという言葉がそもそも何だと、リサイクルと混同されているのではないかとかいったところも広く周知をするきっかけになればと思いますし、その中で具体的な事業で、ここではもっぱらリサイクルとリユースというところが中心にはなっていたんですけれども、廃棄されているところをリユースというものもテーマとして使えるのではないかと思います。
こういうのに加えて普及啓発ということで、今まではマイバックというのをやっていたんですけれども、マイバックもそろそろ、政府が特に何かを言うということはしなくても十分広まっているのではないかと思います。
わかりやすいリユースの取組みという中でマイボトルというのは、今、自治体で啓発等が行われているので、国として何かできることはないかというものも考えて、テーマに挙げていこうと考えています。
この3つを進めていこうという中で、先ほどの今後の検討というところで、3−(1)、3−(2)とございましたけれども、3−(1)に該当するのが、この予算のパーツで言いますと、緑色の容器包装のリユースの手法の検討というものです。
中には誤植があって、リユースと乗り組みになっています。取組みの誤植ですけれども、実際に行われている個別事例で、今までは、例えばペットボトルでリユースというのをシステムとして組んだらどうだろうかというアプローチで、業務用が残っていたら、今年は業務用ということでした。
ただ、業務用でペットボトルだけだと少し幅が狭いかなというので、幅を広げてみましたけれども、今度は幅を広げていく中で、実際に行われている個別事例について、前回は環境面だけで、環境の点からどうかといったことも考えましたが、経済的な面というものも両面から比較して、今、行われている事例についてもっと広がる余地があるのか、環境面も比較すると国として何らかのサポートをした方がいいのか、それとも、このままでいいのか、そういった比較検討をこの中でやっていきたいというのが1つです。
もう一つは、普及啓発というところで、レジ袋に続くアイテムとしてマイボトル等と書いてございますが、基本的にボトルになるかなと思います。
この中で、先ほど馬奈木先生が言われた調査の対象をしっかりと特定して、その違いとか効果というものを把握するということを考えていきたいと思っております。以上です。

(安井座長)
・ ありがとうございました。議論をいただきたいのは、今のお話にございました資料5−1の3ページ目の下のところ、それから、最後までの十数行でございますが、来年度、どんなことにということでございます。
・ 1つ事実確認ですけれども、3−(1)はリターナブルになっていて、文章全体はリユースになっています。あるいは、ほかのところもリターナブルが出ています。その辺のリターナブルとリユースはこの委員会で使い分けますか。

(上田室長)
・ たしか前回の報告書でもその議論があって、容器の形状とかいうときだけリターナブルを使うということだったと思います。そのときの議論を考えると、容器とつくときにはリターナブルとつけたんですけれども、ここでよかったかどうかも含めて考えます。

(安井座長)
・ ほかに何かございますか。どうぞ。

(森口委員)
・ 総論的なことで、2点申し上げたいと思います。
今の資料5−1の3ページの最後の課題で、2つ、リターナブルとマイボトル・マイカップと整理されていて、その「マイ」の部分は自分のものですね、ある種、回収率100%の世界かなと思います。
それに対して、リターナブルはパブリックに流通するものですから、これはやはり明らかに種類の違うものなので、対比としては非常に面白いなと感じております。
リターナブルの方なんですが、幾つか申し上げます。これは飲料容器から始められるということではあるんですけれども、それ以外のリターナブル容器というのも、多分ないわけではないので、そんなことも含めて一般的には考えていただいた方がいいかなと思います。飲料容器は非常に現実的な機会だとは思います。
その際に、これはかなりシステマティックに分析をした方がいいのかなと思うんですが、途中の議論でもありましたように全国展開をしているのか、どこか地方限定なのかという話もありました。
それから、やはりうまく回転するかどうかというのが非常に重要で、それがある程度、短い時間で回転をしないと、使っている人がため込んでしまうと全体の効率が悪くなるし、あるいは退蔵されてしまって帰ってこないということもあるので、余りむやみやたらにリユースというよりは、本当にうまく回りそうなものということを考えていけば、おのずと優先分野は出てくるのかなという気がするもんですから、その辺は少し戦略的に考えてはどうかと思います。
・ 2点目は、ちょっとこのスコープからは離れるかもしれないんですが、会のタイトルが「ペットボトルを始めとした」と書いてあって、「等の循環的な利用」と書いてあるので多少拡張して申し上げます。
今日もリユースとリサイクルの区別がついてないのではないかという話をしたんですが、余り厳密に区別をし過ぎて、リユースはリユースなんだ、リサイクルはリサイクルなんだと言い過ぎるのも、やや市民感覚からはずれているのかもしれません。
リサイクルの中では、これはリサイクルといえるのかなというリサイクルから、すごくリサイクルらしいなと思うリサイクルまでいろいろあるわけでして、別に特定の材料に対してどうするつもりはないですが、飲料容器に関して言えば缶to缶のリサイクルというのもあって、これはやはりある種のリユースに近いリサイクルなんだと思うんですね。
そういう意味では、ペットボトルに関しても、昨年度の検討のLCAの中でもカスケード的にほかのものでリサイクルをしているのと、ボトルに戻るリサイクルというのは、やはりちょっと別の考えをした方がいいのではないかという議論を申し上げたと思います。
例えばその他プラスチックの材料リサイクルの高度化の議論等もしているわけでして、そういう意味でペットボトル等の飲料容器関係についても、よりリユースに近いリサイクルみたいなものについても、やはりどこかでもう一度議論をしていただいてはどうかと思います。
リユースはいいんですが、リユースできる分野が限られているということです。そうであれば、3Rの中でもリユースの次に来ているリサイクルを少しでもリユースらしくしていくということも、消費者感覚としては1つの重要なテーマではないかなと思うもんですから、そういったところについてもどこかで議論を続けていただければありがたいなと思います。

(安井座長)
・ ありがとうございました。ほかに何かございますか。
ちょっと一言ですが、前の方で今日の御報告をいただきましたところのまとめなんですけれども、供給サイドの課題とか、いろいろなところに課題があるぞということを挙げられているのでありますが、実践的にそういった課題に取り組んで、先ほど御指摘したこともそれなんですけれども、外食店辺りでは保管場所に関して、何とかなるという方もおられるわけですね。
保管場所はないというのが一般的な課題と認識されているという記述なんだけれども、一部は、どうせその日のうちに酒屋さんがまた引き取っていってくれるんだから、余り問題はないということもあったりして、場合によっては衛生面もそうかもしれないんですけれども、要するに、指摘されている課題に関して、解決に向けてトライをしているようなグッド・プラクティスもあるよみたいなことも調査していただいた方がいいかなという気がします。
ですから、その辺をどこかにちらっと書き込んでおいていただければと思います。馬奈木委員、どうぞ。

(馬奈木委員)
・ 来年度の事業の概要のところで、リユース市場の規模というのがあるんですけれども、先ほど森口先生がおっしゃられた市場規模でリユースに近いリサイクルなど、全部まとめて規模がどう増えるかということがわかっても、個々の事業者はそれ自体がそんなに役に立ちませんので、もう少しある程度の細分化がわかるように、今後の市場規模予想を3つぐらいのシナリオで出すことが大事だと思うんですね。
やはり排出権市場であれば、その市場規模というのはコンサルがいて、そういうのを出すので使うことはできるんですけれども、リユース場合はそういうものがないので非常にわかりにくいというのがあります。
是非、来年度は絞った調査と、日本全体の市場の規模を測るための全体の調査というところは、業者対象であれ、消費者対象であれ、もう少し特性がわかるような聞き方をしないといけないと思います。
それこそ、消費者であれば収入、事業者であれば事業規模、地域規模、特性といったものがないと何とも分析のしようがないので、そういうものが考慮されて計画されたらいいかと思いました。

(安井座長)
・ ありがとうございました。具体的にどうやるかは、またアドバイスを聞くことになるかもしれませんね。どうぞ。

(上田室長)
・ いろいろアドバイスをありがとうございました。来年度事業もすぐに始めて、今年とは違って、すぐに入札を選択して始めたいなと思います。
普及啓発もあるんで、どうしても早く始めたいなという思いもありますので、切れ目なくやりたいと思いますが、今、いただいた御指摘で特に今までと違うのは、実際に環境面と経済面、両面からということなので、実際に、今、動いているリユースのシステムを調べてみて、データをとっていこうと思います。
今までのパターンだと、例えばモデル事業を1回やってみて、ないところに立ち上げていろいろなデータをとってやってみたのですが、今度は、今、動いているもの、例えば先ほど座長から御指摘があったグッド・プラクティスですか、どういう工夫をしたのかというところも少し御指摘を踏まえてやってみたいと思いますし、例えば瓶であれば、先ほどはR瓶の話とかもありましたけれども、広げるにはどうするのか、これでいいのか、諦めるのかといったいろいろな悩みを個別の事例で、実際に事業として回されていると聞いてこられると思うので、そういったものと環境面とを合わせて、事例として動いていればいろいろな声が聞こえるのではないかなと思います。
・ また、市場規模等につきましては荒い計算はしてみたんですけれども、今、御指摘をいただいたところまで詰めていくといっぱい課題があるなと思うので、また御指導をいただきながら検討していきたいと思います。
一応、荒い計算をすると、リユース市場は3〜4兆ぐらいあるかなと思います。ただ、それはリユースをどこまで入れるかで、自動車というのがすごく大きいんですね。中古車市場です。
容器以外でいくとそれが多くて、いわゆる町のリサイクル・ショップみたいなイメージで言うと、1兆ぐらいかなと思います。自動車が2.5兆あるということです。
その中で、例えば古着を売っている、家電を売っていますという中で、容器というとまた更に小さくなるとは思うんですけれども、額の大小というよりも分野で興味がある、こういうのも入っているんだよというのも関心事項だと思うので、そういったものも少し細かく調査をしていきたいと思います。
ちなみに、入れてないのでは住宅です。中古住宅を入れると、リースとか賃貸とかでわからなくなるので外したので、書籍、骨董品と美術品といったものを外したら、大体3〜4兆ぐらいかなという数字が出てきました。

(安井座長)
・ ありがとうございました。大体、時間でございますが、何か追加すべき御発言はございますか。どうぞ。

(松永委員)
・ 消費者の意向についてまとめておられるのですが、やはり消費者は回答するときに環境にいいというような選び方をしたいということで、かなりのバイアスがかかって、この数字だと思わざるを得ないというところがあります。
例えば農産物の消費動向を聞くときに農水省さんとかがいろいろやっていますが、農薬とかを減らした農産物を買いますかというアンケートをすると、買いますという人がかなりの数に上るけれども、実際の消費動向としてはそうならないということがはっきりしていて、そういうタイプの意向調査というのは最近やらないように、それをやっても意味がないというような整理になってきているところがあります。
やはり先ほど浅利先生がおっしゃったような消費者にとってのメリット、おいしいとか価格とか、そういうところをちゃんとやることが消費者をつかむことにつながるというような整理が、どうも農産物についてはされているような気がしますので、先ほど安井先生がおっしゃったようなうまくいっている解決策を提示して、実際に取組みをしていただくというようなタイプの普及啓発をしていただきたいなと思います。
消費者にマイカップを使いましょうとことを言っても、現時点ではそれほど効果がないのではないかなという気がします。お願いいたします。

(安井座長)
・ ありがとうございました。ごもっともでございます。よろしゅうございますか。何かまとめを言おうかと思ったんですが時間でございます。こういうことになりましたので、皆様には来年度以降もあるよということになりましたので、引き続きまして御協力をいただきたいと思います。
・ 以上でございまして、本日の会議を終わらせていただきたいと思います。よろしゅうございますか。それでは、どうもありがとうございました。終了でございます。

以上