中央環境審議会自然環境部会自然公園小委員会議事要旨 (第3回)

開催日時

平成14年7月2日(火)14:30~16:30

開催場所

経済産業省第8会議室(東京都千代田区霞が関1-3-1)

議題

(1)諮問事項
[1]上信越高原国立公園(妙高・戸隠地域)の公園計画の変更について
[2]小笠原国立公園の公園計画の変更について
[3]富士箱根伊豆国立公園(三宅島を除く伊豆諸島地域)の公園計画の変更について
[4]南房総国定公園の公園計画の変更について
[5]耶馬日田英彦山国定公園(福岡県地域)の公園計画の変更について
[6]国立公園事業の決定及び変更について
(2)その他
 
 

議事経過

(1)上信越高原国立公園(妙高・戸隠地域)の公園計画の変更について審議がなされ、適当であるとの結論に至った。
(2)小笠原国立公園の公園計画の変更について審議がなされ、適当であるとの結論に至った。
(3)富士箱根伊豆国立公園(三宅島を除く伊豆諸島地域)の公園計画の変更について審議がなされ、適当であるとの結論に至った。
(4)南房総国定公園の公園計画の変更について審議がなされ、適当であるとの結論に至った。
(5)耶馬日田英彦山国定公園(福岡県地域)の公園計画の変更について審議がなされ、適当であるとの結論に至った。
(6)国立公園事業の決定及び変更について審議がなされ、適当であるとの結論に至った。

 なお、主要な発言は以下のとおりである。

[1]上信越高原国立公園関係

 
   意見特になし
 

[2]小笠原国立公園関係

委 員 植生復元予定箇所はすべて特別保護地域内か。
事務局 特別地域も含んでいる。
委 員 今回の公園計画の変更は、再検討として行っているのか。
事務局 ノヤギの食害による植生の衰退、裸地化を防ぐために、今回は緊急措置として一部変更として公園計画の変更を行っている。
委 員 ノヤギの生息数はどれくらいか。また、今回の植生復元にはアカギ対策もふくんでいるのか。
事務局 野ヤギは、聟島に4頭、西島に96頭おり、その他3島では0頭である。今回変更しない島、父島、母島等に関してはデータがない。アカギについては今回は対象外であり、別途対応を行いたい考え。
委 員 今回の事業は、自然再生事業の対象ではないのか。
事務局 現時点では候補地になっていない。しかし、やりたい方向では考えている。
 

[3]富士箱根伊豆国立公園関係

委 員 写真の八丈富士中腹のものは何か。今回の計画と何か関係はあるのか。
事務局 牧場。今回の計画とは特に関係はない。
委 員 赤碕園地のユニークな形の橋は、形や必要性等について協議は行ったのか。
事務局 建設は東京都の許可を得てなされた。東京都と申請者が事前に調整を行っている。
委 員 パブリックコメントにある、「ウミガメがくるのでこれ以上施設整備はいらない」という意見はどこから来ているのか。
事務局 御殿場市、さいたま市、横浜市の方等から意見が提出されている。公園計画は既存施設を計画に位置づけるもので、新たに整備するものではなく必要最低限のものと考えている。
委 員 「ウミガメが訪れるので整備の中止を希望する」という意見に対して、「これ以上の整備はしないが、既存のものは公園計画に位置づける」というのでは返答にはなっていないのでは。
事務局 ウミガメ対策については今後検討したい。
委 員 赤碕園地の橋だが、許可で認めたものを公園事業として位置づけるのか。
事務局 公園計画に追加して、園地施設として取り扱うことになる。
委 員 公園事業になるのか。
事務局 公園事業になり得ると判断する。
委 員 既存の場合の扱いはどうなるのか。
事務局 今後増築、改築、付帯施設の整備等の時に、所定手続きが必要となる。その際、公園事業として指導したい。
委 員 この橋自体は環境省が許可したのか。
事務局 法律上は環境省の許可であるが、小規模であり許可権限は都にある。
 

[4]南房総国定公園関係

委 員 パブリックコメントで意見が提出されると、それに対応して返事をする必要はないのか。
事務局 いただいた方個々人にはしないが、環境省としての対応についてはホームページで掲載するようにしている。
委 員 国定公園の場合は、意見によっては、ホームページの環境省としての対応として「本公園の管理を行っている千葉県に伝えさせていただきます」というふうに書くのか。
事務局 はい。
 

[5]耶馬日田英彦山国定公園関係

  意見特になし
 

[6]国立公園事業の決定及び変更関係

 
委 員 伊豆諸島の利島で新たに園地として事業決定をし、園路を整備する場所は集水路跡地という話だが、現在は集水路は機能していないのか。
事務局 他の箇所に雨水利用のための集水路が整備され、現在は使用されていない。
委 員 富士山のし尿処理について、公園事業として認可を行ったものについては、環境省が責任をもって補助や指導を行い自然を汚さないにしていくべきである。特に富士山は世界的にも有名な山であるので、環境省が指導力を発揮して改善を進めることは、費用を要したとしても十分国民に説明が可能である。
事務局 富士山は短い期間に利用者が集中することから、他の山とは山小屋の経営者、利用者共に環境に対する意識が異なっている。また高山であることから、処理技術の問題があり、現在試行中である。民間の山小屋に環境省が補助できる仕組みが最近出来たので、順次トイレ等の改修を進めるよう事業者と協力して行きたい。
委 員 富士山の環境問題については、出来るところから対処するのではなく、手遅れにならないうちに徹底した対応を行ってもらいたい。
委 員 公園計画に位置づけられた道路が公園区域を理由に分断されているが、一体的管理の面から支障はないのか。
事務局 公園利用を目的として道路を建設しているのではなく、公園区域内で利用の役に立つ道路を環境省が計画決定している。公園内の道路については、環境への配慮をお願いしている。

問い合わせ先

環境省自然環境局国立公園課(大代表03-3581-3351)

  課長田部和博(内線6440)
  公園計画専門官阿蘇品勉(内線6438)<国立・国定公園計画関係>
  事業係長大林圭司(内線6448)<国立公園事業関係>

 

資料の公開について

 *中央環境審議会自然環境部会自然公園小委員会での資料は、請求があれば公開する。
ただし、「国立公園事業の決定及び変更について」に関する資料のうち、事業費に関しては、特定の者のプライバシーなどに係る情報に該当することから、これを伏して公開するものとする。
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