カルタヘナ法におけるゲノム編集技術等検討会(平成30年度 第1回)議事要旨

1.日時

平成30年8月7日(火)13:30~16:00

2.場所

経済産業省別館2階 235号会議室

3.出席者

(座 長) 大澤 良

(委 員) 穴澤秀治、伊藤元己、岩下和裕、内田恵理子、鎌形洋一、

      神田忠仁、田中伸和、中村崇裕、真下知士、八神健一、山本 卓

(専門委員会の委員として)磯崎博司

(関係省庁)財務省池永専門官、文部科学省廣谷専門職、

      厚生労働省稲角課長補佐、農林水産省吉尾課長補佐、

      経済産業省小出室長

(環境省) 堀上野生生物課課長、北橋外来生物対策室室長、

      八元外来生物対策室室長補佐、岡本移入生物対策係長

4.議事要旨

 

議題(1):検討の枠組みについて

 専門委員会での決定事項をもとに、本検討会の運営方針、検討事項、検討のスケジュール等について説明が行われた。

議題(2):ゲノム編集技術のうち、カルタヘナ法で規定される遺伝子組換え生物等を作出する技術に該当する技術の整理について

 専門委員会で了承された素案をたたき台として、各分野の最新の知見に基づいた、より科学的かつ明確な記載について議論が行われた。

 その結果、SDN-1のような細胞外で加工した核酸が最終産物に含まれない技術により得られた生物については、そのことが科学的に確認された場合は、カルタヘナ法の規制対象外として扱うことについて合意された。

議題(3):カルタヘナ法の対象外となった技術に関する取扱いについて

 各分野における実態や、それを踏まえた知見の集積の必要性等について、各委員から幅広い情報提供やご意見があり、それらを踏まえた議論がなされた。

 カルタヘナ法の規制対象外とされた生物の取扱いについては、本日の議論を元に事務局にて素案を作成した上で、第2回検討会においてさらに検討することとされた。

議題(4):その他

 次回検討会では、本日及び当日の検討結果を踏まえ、遺伝子組換え生物等専門委員会へ報告するため検討結果をとりまとめる旨確認された。