中央環境審議会 土壌農薬部会農薬小委員会(第62回) 議事要旨

日時

平成30年3月9日(金)13:28~15:50

場所

環境省 第1会議室

出席委員

委員

白石 寛明(委員長)

臨時委員

赤松 美紀

浅見 真理

天野 昭子

佐藤 洋

築地 邦晃

根岸 寛光

山本 廣基

専門委員

浅野 哲

稲生 圭哉

内田 又左衞門

山本 裕史

(敬称略 五十音順)

議題

(1)水産動植物の被害防止に係る農薬登録保留基準として環境大臣の定める基準の設定について

(2)水質汚濁に係る農薬登録保留基準として環境大臣の定める基準の設定について

(3)その他

議事

○ 審議については、土壌農薬部会の運営方針の非公開とする理由に該当しないことから、公開で行われた。

○ 諮問事項「農薬取締法第3条第2項の規定に基づき環境大臣が定める基準の設定について」に関して審議が行われた。

水産動植物の被害防止に係る農薬登録保留基準の設定については、3農薬(アシベンゾラルS-メチル、スピノサド、ベノミル)について審議が行われた。当該3農薬について、審議の結果、事務局案により基準を設定することとされた。

水質汚濁に係る農薬登録保留基準については、5農薬(キャプタン、ジクロルプロップトリエタノールアミン塩、トラロメトリン、フルキサメタミド、プロシミドン)について審議が行われた。当該5農薬について、審議の結果、事務局案により基準を設定することとされた。

○ 還元澱粉糖化物の水産動植物の被害防止に係る農薬登録保留基準の設定を不要とすることについて審議が行われた。審議の結果、「水産動植物の被害のおそれが極めて少ない」と認められることから、当該基準の設定を行う必要がない農薬とされた。

○ ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプンの水産動植物の被害防止及び水質汚濁に係る農薬登録保留基準の設定を不要とすることについて審議が行われた。審議の結果、「水産動植物の被害のおそれが極めて少ない」及び「水質汚濁に係る水の利用が原因となって人畜に被害を生ずるおそれが極めて少ない」と認められることから、当該基準の設定を行う必要がない農薬とされた。

○ フマル酸の水産動植物の被害防止及び水質汚濁に係る農薬登録保留基準の設定を不要とすることについて審議が行われた。審議の結果、「水産動植物の被害のおそれが極めて少ない」及び「水質汚濁に係る水の利用が原因となって人畜に被害を生ずるおそれが極めて少ない」と認められることから、当該基準の設定を行う必要がない農薬とされた。

○ 農薬取締法の一部を改正する法律案の閣議決定について事務局から報告が行われ、法律案の概要の説明が行われた。

以上