放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料
(令和2年度版、 HTML形式)

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第6章 事故の状況
6.3 廃炉に向けた取組と進捗

東京電力福島第一原子力発電所の廃炉・汚染水対策について

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東京電力福島第一原子力発電所(福島第一原発)では、廃炉に向けた取組が続けられており、現在では、各号機ともに原子炉の冷却が維持されるなど、安定した状態が維持されています。
福島第一原発の廃炉は、世界にも前例のない困難な事業であり、国も前面に立って、「東京電力ホールディングス(株) 福島第一原子力発電所の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ」(中長期ロードマップ)に基づき、安全かつ着実に対策を進めることにしています。
2019年12月に、中長期ロードマップを改訂し、初号機の燃料デブリの取り出し方法を確定しました。30~40年後の廃止措置完了の目標に向け、引き続き、安全を最優先に、廃炉作業を進めていきます。(注1)

(注1)燃料デブリの取り出しは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、取り出し機器の開発が遅延していることから、1年程度後ろ倒しになる可能性あり。

本資料への収録日:2018年2月28日

改訂日:2021年3月31日

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