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 1) PCB類  7) トキサフェン
 2) HCB  8) マイレックス
 3) ドリン類
(アルドリン、ディルドリン、エンドリン)
 9) HCH類
 4) DDT類  10) 有機スズ化合物(TBT、DBT、TPT、DBT、MPT)
 5) クロルデン類  11) テトラブロモビスフェノールA
 6) ヘプタクロル類

7) トキサフェン
 
 全媒体において、平成15年度からモニタリングを開始したため検出状況の傾向は判断できないが、生物及び大気では広範な地点で検出が認められる。
 なお、鳥類では、盛岡市郊外(ムクドリ)で3物質とも不検出であったのに対し、蕪島(ウミネコ)で3物質とも全検体から高濃度で検出された。トキサフェンの国内での製造・輸入実績がないことから、餌の種類、行動範囲に起因すると思われる。
 トキサフェンは、POPs条約の対象物質であり、全地球的な汚染監視の観点からも、今後さらにモニタリングを継続し、その消長を追跡する必要がある。
 
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