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平成17年度(2005年度)「化学物質と環境」(詳細版)
第3章 平成16年度モニタリング調査結果(詳細版)

<< 調査の概要

 

● 調査結果とその評価

 
 平成16年度の調査結果の概要は次のとおりである。
 今回の調査では新たな調査対象物質として、ヘキサブロモベンゼン及びジオクチルスズ化合物の調査を実施した。
 平成16年度は、平成14、15年度調査に引き続き高感度の分析が行われ、特にPOPsについては水質及び底質のトキサフェンを除き調査を実施した全物質・全媒体から検出された。
 
・平成16年度大気調査について
 大気は、温暖期と寒冷期では温暖期の方が、気温に応じて検出濃度が高くなることが予想され、第1回調査を温暖期(平成16年8月30日~10月9日)に、第2回調査を寒冷期(11月1日~12月13日)に実施した。
 
・温暖期と寒冷期の測定結果について
 Wilcoxsonの符号化順位検定の結果、コプラナーPCBの一部を除く全ての物質について、第1回目の測定結果の方が第2回目の測定結果より高濃度となっていた(両側1%水準で有意)。
 
 調査結果に対する評価を物質(群)別に以下に示す。
 
  [1]  PCB類 [7]  トキサフェン
[2]  HCB [8]  マイレックス
[3]  ドリン類 [9]  HCH類
[4]  DDT類 [10]  ヘキサブロモベンゼン
[5]  クロルデン類 [11]  ジオクチルスズ
[6]  ヘプタクロル類 [12]  保存試料分析調査
 
[1] PCB類へ
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