保健・化学物質対策

優先評価化学物質のリスク評価(一次)評価Ⅰの結果及び対応について

平成26年7月31日(木) 厚生労働省医薬食品局審査管理課化学物質安全対策室
経済産業省製造産業局化学物質管理課化学物質安全室
環境省総合環境政策局環境保健部企画課化学物質審査室

 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(以下、「化審法」という。)に基づき、優先評価化学物質を対象に、平成24年度実績の製造・輸入数量、詳細用途別出荷量等を用いて、 リスク評価(一次)評価Ⅰ(以下、「評価Ⅰ」という。)を実施しましたので、その結果を公表します。

 前回の評価Ⅰ(平成25年7月18日公表)では、平成23年度に優先評価化学物質に指定された95物質のうち79物質において、「評価Ⅰ段階継続」・「数量監視」、及び「評価Ⅱ着手」を選定しました。
 今回、前回の評価Ⅰで「評価Ⅰ段階継続」・「数量監視」とされた物質、「評価Ⅱ段階継続」・「評価Ⅱ着手」とされた物質であって評価Ⅱ着手の根拠ではない観点(人健康影響の観点から評価Ⅱに着手した物質にあっては生態影響の観点、又はその逆)から評価Ⅰを実施する物質、及び平成24年度に優先評価化学物質に指定された45物質の合計121物質のうち、製造・輸入数量の全国合計値が10t超の116物質を対象に、平成24年度実績の製造・輸入数量、詳細用途別出荷量等を用いて、評価Ⅰを実施しました。

 なお、評価Ⅱに着手する物質については、平成26年度中に必要に応じて、事業者からの情報提供を呼びかけることとします。その上で、有害性情報が得られなかった物質については、化審法第10条第1項に基づく有害性情報の求めを発出するなどの対応を検討します。

 

優先評価化学物質のリスク評価(一次)評価Ⅰの結果及び対応について [PDF 262KB]

資料1-1
リスク評価(一次)評価Ⅰ結果・対応について [PDF 103KB]
資料1-2
リスク評価(一次)評価Ⅰの結果を踏まえた対応について [PDF 111KB]
資料1-3
優先評価化学物質の指定の取消しを行う物質のリスク評価(一次)評価Ⅰの過去の結果 [PDF 47KB]
資料2-1
人健康影響に関するリスク評価(一次)評価Ⅰの結果等 [PDF 106KB]
資料2-2
生態影響に関するリスク評価(一次)評価Ⅰの結果等 [PDF 45.4KB]
資料3-1
リスク評価(一次)評価Ⅰで用いた人健康影響のデータ [PDF 118KB]
資料3-2
リスク評価(一次)評価Ⅰで用いた生態影響のデータ [PDF 44.6KB]
資料3-3
リスク評価(一次)評価Ⅰで用いた物理化学的性状・分解性・生物濃縮性等のデータ [PDF 96.3KB]

 

参考1
優先評価化学物質の製造・輸入数量の全国合計値
(平成24年度実績、平成26年2月25日公表)
参考2-1
化審法に基づく優先評価化学物質のリスク評価の基本的な考え方 [PDF 279KB]
参考2-2
段階的なリスク評価の手順フロー [PDF 155KB]
参考2-3
優先評価化学物質のリスク評価手法について [PDF 1,830KB]
参考3-1
「用途等に応じた暴露シナリオ」と「用途・詳細用途分類」の関係 [PDF 81.8KB]
参考3-2
大気系の非点源シナリオの暴露評価について [PDF 109KB]
参考3-3
優先評価化学物質と関係のあるPRTR対象物質の情報及び各国での評価状況 [PDF 123KB]

 

問い合わせ先
厚生労働省医薬食品局審査管理課化学物質安全対策室
TEL:03-5253-1111(内線:2427)
経済産業省製造産業局化学物質管理課化学物質安全室
TEL:03-3501-1511(内線:3701~3)
環境省総合環境政策局環境保健部企画課化学物質審査室
TEL:03-3581-3351(内線:6329)