2008年度エコインターンシッププログラム活動報告

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セイコーエプソン株式会社

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 受入先

セイコーエプソン株式会社 本社 

諏訪南事業所
 日程 平成20年8月25日(月)〜9月5日(金)までの10日間
 実施場所 経営戦略室 地球環境推進部
 実施時間 8時30分〜17時15分(うち休憩45分)
 カリキュラム概要 エプソンの環境活動、事業所の環境活動に関する説明、成果報告会

スケジュール

8/25
(月)
AM オリエンテーション
PM ものづくり歴史館・技能道場見学、 エプソンの環境活動全般についての説明
8/26
(火)
AM 地球温暖化対策についての説明
PM

VOC/XRF装置について現場見学(広丘事業所)

化学物質管理(製品含有化学物質、サイト系)について学ぶ
8/27
(水)
AM 修理・回収・リサイクルについて現場見学(神林事業所)
PM 社会貢献活動(Kid’s ISO、植林、EMS、その他)について学ぶ
8/28
(木)
AM

<加藤さん>EMSについて
<小西さん>塩尻事業所オリエンテーション、環境活動説明

<増田さん>蛍光X線による含有物質測定(XRF実習)
PM

<加藤さん>TFT事業部の工場見学
<小西さん>工場見学、EMSについて学ぶ(塩尻事業所)

<増田さん>ハロゲンフリー化を含む環境商品全般について
8/29
(金)
AM <加藤さん>化学物質管理について
<小西さん>塩尻事業所の省エネ対策について学ぶ、避難訓練
<増田さん>蛍光X線による含有物質測定(XRF実習)
PM <加藤さん>安全管理について
<小西さん>工場見学(省エネ対策) <増田さん>LCAについて
9/1
(月)
AM <加藤さん>化学物質管理システム(E-Chem)について

<小西さん>廃棄物・化学物質管理や公害防止について学ぶ

<増田さん>蛍光X線による含有物質測定(XRF実習)
PM <加藤さん>温暖化対応、ゼロエミッションについて
<小西さん>化学物質管理について
<増田さん>地球温暖化:省エネについて
9/2
(火)
AM <加藤さん>会議出席、XRF実習
<小西さん>本社にてゼロエミッション分科会参加
<増田さん>蛍光X線による含有物質測定(XRF実習)
PM <加藤さん>品質保証について
<小西さん>本社にて環境商品WG参加
<増田さん>地球温暖化:PFC排出削減、省資源・資源循環、化学物質管 理について
9/3
(水)
AM <加藤さん>EFE(エプソンファシリティエンジニアリング)施設見学
<小西さん>製品含有化学物質サプライヤ監査
<増田さん>蛍光X線による含有物質測定(XRF実習)
PM <加藤さん>EFE(エプソンファシリティエンジニアリング)施設見学
<小西さん>製品含有化学物質サプライヤ監査
<増田さん>全般、Q&A その他
9/4
(木)
AM

環境商品、生物多様性についての説明

PM

成果報告会に向けて資料作成

9/5
(金)
AM 成果報告会に向けて資料作成
PM 報告会

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特に印象に残ったことは何ですか?

オフィスの省エネやごみの分別の徹底さは、かなり印象的でした。
デスクの照明には、個人ごとにスイッチの紐がぶら下がっているのですが、ただ紐がついているだけでなく、大多数の方が席をはずすときに消灯していて、意識の高さに驚かされました。私自身も見習わなければいけないと、帰宅してからコンセントに待機電力を切る工夫と努力を始めました。

インターンシップを終えての反省点や自分の課題として見出したことは
ありますか?

自分も一消費者として考えるべきことがあると感じました。企業が、消費者を含むステイクホルダーの要求を前提に行動しているとすると、私たちが正しいことを求めていけば、企業は正しい方向に進む。逆に、私たちが無関心であったり、間違った要求をすれば、企業も間違った方向に進んでいく。そう考えると、消費者が正しい知識を持つということは非常に重要なことであり、また、その為の教育の重要性も再認識させられました。

今後この経験をどのように活かしていきたいですか?

今回は環境をキーワードに、企業の視点から考えることができました。次は、行政の視点から同様の問題を見た時に、今回の内容をどう評価できるのかを研究してみたいです。また、今後も継続的にかかわることで、その変化を捉えることは、環境問題を考える上で重要な示唆を与えてくれると思います。教員志望ということもあり、今回の経験をどういった形で教育に使えるかを考え、積極的に活かしたいと思います。

企業側から
不明な点があると、十分納得するまで質問を繰り返し、貪欲に吸収しようとする姿勢が見られた。プレゼン能力は大変すばらしい。説明の内容に関してあまりメモを取るというタイプではないが、頭の中でしっかり整理できているという印象がある。

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インターンシップに参加してよかったと思いますか?

今回このインターンシップに参加して良かったと思います。企業の環境経営について具体的に知ることが出来ただけでなく、組織経営というものについても多く学ぶことがありました。また企業の中で働くことでどのように環境と関わっていけるのだろうかということも見てみたかったので自分の進路を考える材料にもなりました。思い切って2週間寮生活をしながらインターンシップに参加するということに挑戦してみて新しい経験を積むことが出来、自分自身の学びや今後の人生につながったと感じています。

楽しかったこと、良かったこと、嬉しかったことは何ですか?

2週間という短い間でしたが、セイコーエプソンでお世話になった方々にはとても親切にしていただいたことや私たちインターンシップ生の質問に真剣に答えていただいたことを嬉しく感じています。また最後の発表会でも私たちインターンシップ生の発表に熱心に耳を傾けていただき、私たちの発表を聞いての感想を率直におっしゃってくださったことに感激しました。社会に出てお仕事をなされている方々に囲まれて自分の意見を言うというのはめったにない機会だったので貴重な経験となりました。

特に印象に残ったことは何ですか?

多くのことを学びましたが特に印象に残っていることが3点あります。ひとつは事業所の工場の中を見学し実際に省エネ対策や廃棄物や化学物質管理の現場に触れることができたことです。日ごろは入ることのないコンプレッサー室に入らせていただいたりや時計のメッキ工程、廃棄物処理の工程などを見せていただき企業の環境対策を肌で感じました。また本社にて環境商品WGやゼロエミッション分科会を聴講し会社の中で今一番問題となっていることがわかり、ただ会社の中にいるだけでは見えてこない問題点がみえてきたことが印象に残っています。さらに取引先の製品含有科学物質の監査に同行させていただいたことも印象に残っています。セイコーエプソンの中をみるだけでなく取引先との間はどのような関係で結ばれているものなのかを学ぶ機会になりました。

企業側から
物事を冷静に見る力はすばらしいと感じた。貪欲に吸収しようとする中で説明の内容に関して執拗にメモを取り、それを自分の中で整理をし、的確な質問をぶつけていた。

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インターンシップに参加してよかったと思いますか?

企業のなかから環境というものを少しだけかもしれないが、見ることができて良かった。インターン中の様々なことが新鮮で、非常に良い刺激を受けたし、良い経験になった。それに、環境についてそれぞれ考えを持っている仲間(インターンシップ参加生)と知り合えたことがうれしかった。こんなにもいろいろなことをさせてもらえるインターンに参加できてよかった。

インターンシップに参加する前と後では、企業の環境対策に対する印象は
変わりましたか?

参加する前では、企業の環境活動といえば、エコカーや太陽電池など私たちの身近にある環境商品くらいしか思いつかなかったが、環境報告書を読んだりして今まで知らなかった取り組みがあることを知った。さらにインターンで実際に企業の中から環境を見てみると、予想していた以上に企業は環境について考えていていろいろな取り組みに力を入れていることが分かった。

インターンシップを終えての反省点や自分の課題として見出したことは
ありますか?

事前研修後から大学院入試、サークルの全国大会など大事な用事重なり、まとまった時間が取れず、十分な準備ができなかったので、もっと早くから準備しておくべきだったと思う。自分にはまだまだ環境に対する知識見聞が欠けていると感じた。LCA、環境倫理や法規制など自分の専門外でも色々なことを勉強していきたい。それに、礼儀作法がまだまだ学生であると感じ、これから少しずつ意識して直していこうと思う。

企業側から
非常に真面目に取り組んでいる姿が印象的であった。エプソンの活動の足りないところや今後の活動に関する専門的なアドバイスは、専門知識はもちろんのこと、自分なりの理想をもっているからこそできることだと思う。非常によい指摘をしてくれた。

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