2008年度エコインターンシッププログラム活動報告

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株式会社ブリヂストン

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 受入先 株式会社ブリヂストン 技術センター
 日程 平成20年8月25日(月)〜9月12日(金)までの15日間
 実施場所 環境推進部
 実施時間 9時00分〜17時30分(うち休憩1時間)
 カリキュラム概要 環境報告書の分析・評価、環境サイトレポートの作成、他社報告書の比較

スケジュール

8/25
(月)
AM 事務手続き、TODAY館見学、東京工場見学、「安全」講習
PM オリエンテーション(受入教育、実習概要)、ユニットミーティングへの参加
8/26
(火)
AM ブリヂストン社会・環境報告書の分析(各自で)
PM ブリヂストン社会・環境報告書の分析の考え方などをチェック
8/27
(水)
AM 環境省ガイドライン評価Bに基づき、ブリヂストン・社会環境報告書の分析
PM 工場サイトレポート作成の目的の説明を受け、出張先の工場への質問を作成
8/28
(木)
AM 出張のスケジュールを確認、ブリヂストン社会・環境報告書の分析
PM ブリヂストン社会・環境報告書の分析、工場への質問作成
8/29
(金)
AM 工場への質問を最終確認、ブリヂストン社会・環境報告書の分析
PM 部内安全座談会、部内会への参加、工場への出張スケジュール確認
9/1
(月)
AM 工場サイトレポートの企画
PM 他社の環境報告書の分析、ユニットミーティングへの参加
9/2
(火)
AM 他社の環境報告書の分析
PM 他社の環境報告書の分析、工場サイトレポートの企画
9/3
(水)
AM 工場サイトレポートの企画、作成
PM 工場サイトレポートの企画、作成
9/4
(木)
AM 工場サイトレポートの企画、作成
PM 出張先へ移動
9/5
(金)
AM 甘木工場訪問、工場見学、環境報告書を読む会への参加
PM 工場長へのインタビュー、精練工程課長へのインタビュー、帰京
9/8
(月)
AM 避難訓練、工場サイトレポートの作成
PM 工場サイトレポートの作成、ユニットミーティングへの参加
9/9
(火)
AM 工場サイトレポートの作成
PM 工場サイトレポートの作成
9/10
(水)
AM 最終発表資料の作成
PM 最終発表資料の作成
9/11
(木)
AM 最終発表資料の作成
PM 最終発表練習、社会・環境報告書の分析、他社の環境報告書の分析の総括
9/12
(金)
AM 実習テーマ発表会
PM 実習テーマ発表会

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インターンシップに参加してよかったと思いますか?

僕はエコインターンシップに参加してよかったと思います。 初めは仕事をするということに対する不安で参加をためらう時もありました。また、インターンシップへの侮りがあり、自分から積極的に学んでいかなければ何も得られないとも思っていました。しかし、受け入れ部署の方々の人柄、プログラムの充実具合により、必死についていくだけで十分なものが得られました。それに加え、休憩時間やアフター5を利用し多くの社員さんと話をし、楽しく、人生勉強にもなる機会が多かったです。3週間あれば、他に色々とできたのかもしれませんが、僕はこの3週間をエコインターンシップ、ブリヂストンでの企業体験に当てることができ、とても満足しています。

インターンシップを通じて感じたこと、気付いたことは何ですか?

企業、組織というものは人と人のつながりが本当に大事なのだと思いました。環境に関する事業を起こすにしても、報告にしても、部署内全ての人と情報を共有し、議論しあって物事は進んでいました。それぞれは1人の分担ですが、すぐ近くに仲間がいて、上司がいるというオフィスは良いものだと感じました。
環境推進部は、他の部署と争いながら環境事業を行っている面もあると思っていたのですが、実際はそうではなく、環境に関しての意識は現場レベルで持っているものでした。環境推進部は、そのお手伝いや実務をこなし、その意識を高めるのが仕事であると気づきました。それほど、会社全体で環境対策を行える風土が根付きつつあると感じました。
転職をされたことがある社員の方が多く、お話を伺いました。まだ就職もしていないが、転職という道を身近に感じ、就職に対する良い意味の余裕を感じました。ただし、転職せずに一発で決まることがベストであると思うので、就職はしっかり考えたいです。
平日が業務に追われ、夜や休日が唯一の自由な時間と感じ、自分の時間が大切なものと改めて感じました。普段は自由と不自由の差をあまり感じない生活でしたが、その差をあえてつけることで、時間に対する考え方も変わるものと思いました。

特に印象に残ったことは何ですか?

3週間のインターンシップで、僕が特に印象に残ったことは2つあります。
1つは、実習内容に環境サイトレポート作成があり、その完成品が外に出るということです。自分の名前・写真付で、主に僕が書いた文書と図、写真などで僕が構成した作品が、多くの知らない方々の目に触れる機会があるということは、とても光栄です。会社の資料として残るので、会社に貢献できた充実感もあり、この課題はとても印象に残っています。

もう1つ印象に残っているのは、部署の方々のことです。最初から最後までお世話してくださり、飲みに何度も連れて行ってくださり、すごく気持ちよい方々でした。たくさんの話ができ、よく笑いもしました。特に、発表会の練習として、部内の方々にも自由参加で見ていただいたとき、本当に部署の多くの方々が来てくださり、アドバイスやお褒めの言葉をいただきました。インターンシップ生のために、貴重な時間を割いてくださり、嬉しいとともに、責任も感じました。送別会でも多くの方々に集まっていただき、幸せを感じました。ここまで、やってくださるとは思っていなかったので、とても印象に残りました。
企業側から
企業の環境報告書をほとんど読んだことが無いとのことでしたが、課題に対して非常に熱心に取り組まれ、わかりやすく内容も充実した「黒磯工場 環境レポート」案を作成していただきました。また、当社の社会・環境報告書に対しては、とても鋭い目で分析していただき、当社としても参考になりました。明るい性格のおかげで、楽しい3週間を過ごさせていただきました。

※川副さんが原案を作成した「黒磯工場 環境レポート」は下記よりダウンロード可能です。
黒磯工場 環境レポート [PDF 791KB]

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インターンシップに参加する前と後では、企業の環境対策に対する印象は
変わりましたか?

はい。私が想像していた以上に様々な環境対策が行われていました。私は、企業が外部に報告している環境活動は、その企業のイメージアップのために行われているのではないかと考えていましたが、実際、環境報告書やホームページなどで紹介されている環境対策はほんの一部にすぎないことが分かりました。甘木工場を訪問させていただいた際に、環境対策のための設備をひとつずつ見せていただきましたが、ホームページなどから得られる情報では考えられないほど、あらゆる面で周到な環境対策が講じられていて本当に驚きましたし、環境対策は企業の社会的責任であることを理解できました。そして今後、企業は、環境に対する数々の取り組みの内容を地域住民はもちろん広く一般市民に対しても、今以上にもっともっと周知していくべきではないかという印象を受けました。

インターンシップを通じて感じたこと、気付いたことは何ですか?

今回、私はインターンシップに参加するに当たり、企業がどのような環境活動を行っているのかということを知りたいのと同時に、企業で働くことを通して、自分の将来のあるべき姿を構築するきっかけにしたいという思いがありました。今回、幸運なことに、私が以前から強く念願しておりました環境報告書の分析やサイトレポートの作成に携わらせていただく過程で、自分自身が本当にやりがいを感じながら充実した毎日を過ごしていることに気付きました。まだまだ仕事内容のほんの一部しか理解できていないとは思いますが、将来このような仕事に就いてみたいと心から強く感じることができ、その目標を達成できるように、今後さらに勉学に励んでいこうと決意をするに至りました。この点からも、インターンシップに参加させていただき本当に良かったと思います。今までは、就職活動を始めるに当たっても、自分の働いている姿などまったく想像もできませんでしたが、今回の研修を通じて企業で働くとはどういうことかということを実際に感じることができ、かつ目標も持つことができましたので、本当に貴重な体験をさせていただいたと感謝しております。

特に印象に残ったことは何ですか?

甘木工場に出張に行かせていただいたことが特に印象に残っています。百聞は一見に如かずではありませんが、書物などで知識を得るよりも、実際に自分の目で確認することにより認識が一層深まり、視野が格段と広がるということを身をもって実感しました。工場では、工場長に直接お話をうかがったり、環境対策の設備についてひとつずつ丁寧に説明していただいたりと、今回、インターンシップに参加していなければ決して経験できなかったような貴重な場をたくさん与えていただいたのだと思いました。また、私としても、サイトレポートの作成を通じて「甘木工場が推進している環境対策」を地域の方々をはじめ多くの方々に広く効果的に伝えたいとの思いで、責任を感じながら作業に取り組みました。

企業側から
実習前から環境報告書に対して興味を持たれていたこともあり、環境報告書の分析や環境サイトレポート案の作成といった課題に対して、とても意欲的に取り組んでいただきました。九州へ出張し、実際に工場の現場を見ていただくことで、具体的でわかりやすい「甘木工場 環境レポート」案を作成いただきました。また、業務に対して非常に真剣に取り組まれており、その姿勢が当部署の社員への刺激にもなりました。

※山本さんが原案を作成した「甘木工場 環境レポート」は下記よりダウンロード可能です。
甘木工場 環境レポート [PDF 1.21MB]

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