保健・化学物質対策

優先評価化学物質のリスク評価(一次)評価Ⅰの結果及び対応について

平成27年11月26日(木) 厚生労働省医薬・生活衛生局審査管理課化学物質安全対策室
経済産業省製造産業局化学物質管理課化学物質安全室
環境省総合環境政策局環境保健部企画課化学物質審査室

 

 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(以下、「化審法」という。)に基づき、優先評価化学物質を対象に、平成27年3月18日に公表した製造・輸入数量(平成25年度実績、公開)1及び製造・輸入数量と同時に届出られた詳細用途別出荷量(非公開)等を用いて、リスク評価(一次)評価I(以下、「評価I」という。)を実施しました。

 前回の評価I(平成26年7月31日公表2)では、平成24年度までに優先評価化学物質に指定された140物質のうち116物質について、「評価I段階継続」・「数量監視」、及び「評価II着手」とするものをそれぞれ選定しました。

 今回の評価Iでは、前回の評価Iで「評価I段階継続」・「数量監視」とされた物質、平成25年度に優先評価化学物質に指定された物質及び平成26年度に人健康影響の観点から評価IIに着手した物質については生態影響の観点、生態影響の観点から評価IIに着手した物質については人健康影響の観点から優先判定された物質の合計126物質のうち、製造・輸入数量の全国合計値が10t超の124物質を対象に、平成25年度実績の製造・輸入数量、詳細用途別出荷量等を用いて、評価Iを実施しました。

 なお、評価IIに着手する物質については、平成27年度以降必要に応じて、事業者からの情報提供を呼びかけることとします。その上で、有害性情報が得られなかった物質については、化審法第10条第1項に基づく有害性情報の求めを発出するなどの対応を検討します。

1 優先評価化学物質の製造・輸入数量  http://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/kasinhou/information/volume_priority.html

2 「優先評価化学物質のリスク評価(一次)評価Ⅰの結果及び対応について」http://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/kasinhou/information/ra_13071801.html

優先評価化学物質のリスク評価(一次)評価Ⅰの結果及び対応について 

 資料1-1 リスク評価(一次)評価Ⅰ結果・対応について[PDF 214KB]

 資料1-2 リスク評価(一次)評価Ⅰの結果を踏まえた対応について[PDF 225KB]

 資料2-1 人健康影響に関するリスク評価(一次)評価Ⅰの結果等[PDF 186KB]

 資料2-2 生態影響に関するリスク評価(一次)評価Ⅰの結果等[PDF 127KB]

 資料3-1 リスク評価(一次)評価Ⅰで用いた人健康影響のデータ[PDF 225KB]    

 資料3-2 リスク評価(一次)評価Ⅰで用いた生態影響のデータ[PDF 161KB]

 資料3-3 リスク評価(一次)評価Ⅰで用いた物理化学的性状・分解性・生物濃縮性等のデータ[PDF 233KB]


 参考1   優先評価化学物質の製造・輸入数量の全国合計値(平成25年度実績、平成27年3月18日公表)

 参考2-1 スクリーニング評価の基本的な考え方[PDF 286KB]

 参考2-2 段階的なリスク評価の手順フロー [PDF 217KB]

 参考2-3 優先評価化学物質のリスク評価手法について [PDF 1,729KB]

 参考3-1 「用途等に応じた暴露シナリオ」と「用途・詳細用途分類」の関係[PDF 82KB]

 参考3-2 大気系の非点源シナリオの暴露評価について[PDF 107KB]

問い合わせ先
厚生労働省医薬・生活衛生局審査管理課化学物質安全対策室
TEL:03-5253-1111(内線:2427)
経済産業省製造産業局化学物質管理課化学物質安全室
TEL:03-3501-1511(内線:3701~3)
環境省総合環境政策局環境保健部企画課化学物質審査室
TEL:03-3581-3351(内線:7329)