■議事録■
第22回化学物質と環境円卓会議 アンケート整理結果
Q1.化学物質と環境円卓会議への出席は何回目でしょうか。
6回以上 |
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4人 |
2-5回 |
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14人 |
1回目 |
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22人 |
無回答 |
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1人 |
Q2.本日の化学物質と環境円卓会議の開催を知ったきっかけは何でしょうか。(複数回答あり)
環境省ホームページ |
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15件 |
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環境省メールマガジン |
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6件 |
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所属団体内の連絡 |
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10件 |
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その他 |
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10件 |
(うち事務局からの連絡 9件) |
Q3.本日の化学物質と環境円卓会議における個別の講演やその後の意見交換を聞いた御感想をお聞かせください。
(円卓会議全般的評価)
- 大変興味深く、有意義だった。(同様意見、ほか2件)
- ようやく共通の理解が進んだ。
- いろいろな立場の意見があって興味深かった。(同様意見、ほか1件)
- 非常にわかりやすかった。
- また傍聴したい。
(議論の内容、メンバーに関するコメント)
- 早口で発言をされると非常に聞き取りづらい。また、感情的な発言は、情報の受け手としては信頼が持てない印象がある。
- 現場に根ざした発表は、とても分りやすかった。(同様意見、ほか1件)
- 専門性が高く分りにくい部分があった。
- 中途半端に理解していた情報を整理できたと感じる。
- “事実を把握”するという事が、あらゆる問題を理解する為の第一歩であると考えたい。(同様意見、ほか1件)
- 短絡的な原因や因果関係の推定はよくないという意見は非常に有意義であった。
- 政府の政策勧告によりダイオキシンの削減が進んできていることがよく分かった。又、今後の対策について、メンバーの間で率直な意見交換が聞けて良かった。(同様意見、ほか3件)
(議論の結果について)
- 市民代表の方々のレベルは大変高いが、一般市民へのリスクコミュニケーションにまでどのように展開されようとしているのかが見えない。
- 議論の結果は公開されていると思うが、ダイオキシンについてもっと理解を深める意味でもっと一般市民に報道されることを期待する。また、「ダイオキシン=猛毒」というイメージが社会的に大きいので、今後も報道、広報など取扱いに注意していただきたい。
- 各国との情報交流が望まれる。
- ダイオキシンは、食の安全との関係のウェイトが高いと考えられ、この分野での議論を期待する。
- 本日の意見は、関係する審議会等で再検討なり、政策へ反映されるのか?(同様意見、ほか1件)
- 今回の議論はさらに継続して深めてほしい。
(その他 疑問・意見)
- 欧州がリードしている「化学物質と環境問題」について日本も先端技術を駆使して世界をリードしていけたら良いと思った。
- ダイオキシンに関する政府が出した長期データは日本の努力だと思うが、少ない資料分量のため誠実さに欠けイメージは良くないと思う。
- 大気中のダイオキシン濃度が大幅に改善されたとの報告があったが、市民に信頼される、正しい情報を環境省に発表してほしい。
- 経時変化を含めた定量的な事実確認がされており、リスクコミュニケーションにおけるリスクとハザードの区別について正確に議事が進められている。
- ハザードとリスクの違いを理解していないのかリスクを比べることをしないのか、議論がかみあわない人がいることが鮮明にわかる会議だった。
- 「かけるべきところにお金をかけよ」という意見は正しい。
- 環境中への排出量(=曝露量)は減っている、ということと、まだまだわからないことが多いということはわかった感じがするが、意見交換の話題が食品の安全性にシフトして、環境の面からの今後の課題がわからなかった。
- ダイオキシンは食事からの影響が大きい、といっているにもかかわらず、報告されたデータは年数回の大気、土壌、水質の調査であり、体内に蓄積しているダイオキシンの由来や関係が明確ではない。(ほか、同様意見1件)
- 安心して魚を食べられるようにしてほしいと思った。
- 海外、特に東アジアからの影響という視点からの討論があってもよいのではないか。また、現在のままのダイオキシ濃度が保たれた場合、食品の中のダイオキシンは減少するのか。
- 海外での状況ではどのようになっているのか。食料の多くを海外からの輸入によっている我が国としては、海外への支援を考えるべきだと思った。(ほか、同様意見1件)
- 土壌調査の地点選出の根拠はあるのか。
- ダイオキシンのリスクは監視が引続き大切だと思うが、他の化学物質含めたリスクを考えていくべきだと感じる。
- ダイオキシンを減らす技術的な議論が出なかったのが残念。
- ハザードとリスクを考えて議論すべきである。(ほか、同様意見1件)
- メンバーを「さん」付けで呼ぶというのは良い方法である。
Q4.今後の化学物質と環境円卓会議に期待することがあれば御記入ください。
(開催日時、場所等)
- 開催頻度を増やしてほしい。(同様意見、ほか1件)
- 地方開催を増やしてほしい。
- 開催場所は大手町を希望。
(テーマについて)
- ダイオキシンについては、数年に1度程度のフォローで良いのではないか。
- 化学物質のリスコミ、化学物質の排出削減に向けて事業者が行うべきこと。
- 温暖化否定論。
- 予防的取組の意味付け。
- リスクを定量化するリスクコミュニケーション手段。
- 食品(に含有または付着した化学物質)のリスク。
- 円卓会議のテーマの拡大を望む。
(その他円卓会議の運営に係るコメント)
- もう少し広い場所が良い。
- あと1人ゲストスピーカーが居ると情報が広く得られる。
- 傍聴者にも発言の機会を設けてほしい。
Q5.化学物質のリスクコミュニケーションについて、行政に望むことがあれば御記入ください。
(リスクコミュニケーションに関する行政の全般的な姿勢について)
- ネガティブ情報を積極的に開示してリスクコミュニケーションを推進してほしい。
- 化学物質ファクトシートの充実、取り扱い物質の追加等
- 東京23区内の行政体への指導・教育
- もっと規模の小さなリスクコミュニケーションを行う場合の受け皿的なシステム等が必要ではなか。
- リスクの概念を広めなければコミュニケーションにならない。
(その他)
- 海洋食品を中心に摂食してきた国として放射能や水銀等による海洋汚染度の調査を実施し、公開を求めたい。また、今までの努力や成果を評価したいが、サンプル数や評価基準について改良してほしい。