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環境省保健・化学物質対策科学的知見の充実及び環境リスク評価の推進化学物質の内分泌かく乱作用に関するホームページ取組紹介 >国内の取組:市民の取組

取組紹介

取組紹介
国内の取組

「市民の取組」

市民の取組

全国消費者団体連絡会

全国消費者団体連絡会(以下、全国消団連)は、生活協同組合や主婦連合会、消費者連盟などの団体が参加する全国的な連絡組織です。消費者の権利の確立とくらしを守り向上を目指すため、全国の消費者組織の協力と連絡を図り、消費者運動を促進することを目的として活動しています。そのため、消費生活に関連する様々な問題や制度、消費者運動の進め方などについて情報収集、研究などを行っています。

環境問題については、専門性の高いNGOやNPOの皆さんとも連携しながら、消費者・市民の関心や不安に応えるために、全国消団連の情報誌「消費者ネットワーク」で情報の受発信をしています。特に、「いわゆる環境ホルモン」問題は、有害な化学物質に内分泌かく乱作用を持つものがあるという事で、非常に重要な問題と捉え「ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議」にも発足当初から参加してきました。また、「いわゆる環境ホルモン」問題をきっかけに1998年から(社)日本化学工業協会と全国消団連で対話集会を行っています。これまでに、化学物質関連では、PRTR制度、化学物質の河川に対する生態影響、化学物質のリスクコミュニケーションなどの学習会やワークショップなども行っています。

世界自然保護基金(WWF)

世界自然保護基金(WWF)は世界各地にネットワークを持ち、(1)生物多様性の保全[2]再生可能な資源の持続可能な利用(2)資源/エネルギーの浪費と汚染を防ぐことを通じて、人と自然が調和した社会をめざす自然保護NGOです。有害化学物質は人の健康のみならず生態系を構成する様々な生物に深刻な影響を与え、生物の多様性を損なうおそれがあることから、重点的活動テーマの一つとして取り組んでいます。特に環境ホルモン問題に関しては、「奪われし未来」の著者の一人であるコルボーン博士がWWF-USの野生生物汚染プログラムの責任者であったように、かなり早い段階からその潜在的影響の大きさに注目してきました。現在なお科学的に未解明の部分も多く、調査研究、予防的取組、普及啓発の三つの側面から行政・産業界などの積極的な取り組みを促進していきます。

次世代環境健康学プロジェクト

千葉大学では、次世代の健やかな発育・発達を図るため、基礎的研究を進めるとともに市民へ情報を提供する活動に取り組んでいます。また、千葉大学での研究・教育活動の成果を社会に還元するためのNPO活動も同時に進めております。