も く じ



第1章 LC/MSの歴史と概要
  1.1 環境微量分析法としてのLC/MSの歴史
  1.2 LC/MSの分析システム
  1.3 環境科学におけるLC/MS適用の展望

第2章 LC/MS装置の構造と原理
  2.1 LC-APCI-MS
  2.2 LC-ESI-MS
  2.3 LC-CF(Frit)-FAB-MS
  2.4 その他のLC-MS

第3章 LC/MSに用いるLC分析法
  3.1 HPLC概論
  3.1.1 HPLCにおける分離と特徴
  3.1.2 分離カラムとカラム充填剤
    3.1.2.1 分離カラムとサイズによる分類
    3.1.2.2 カラム充填剤
  3.1.3 分離モード
  3.2 対象物質とLC条件
  3.2.1 カラムの選択
  3.2.2  移動相の選択
  3.2.3 移動相のpH調整
  3.2.4 イオン対(IPC)試薬

第4章 LC/MSに用いるMS分析法
  4.1 よりよいイオン化の技術
  4.1.1 大気圧化学イオン化法(APCI)
    4.1.1.1 LC分離条件に対する制限
    4.1.1.2 イオン化効率の向上
    4.1.1.3 イオン化条件の最適化
    4.1.1.4 APCI/MSスペクトルの例
  4.1.2 エレクトロスプレー(ESI)法
    4.1.2.1 溶媒の選択
    4.1.2.2 pH調整試薬
    4.1.2.3 イオンペア(IPC)剤
    4.1.2.4 イオン化の向上
    4.1.2.5 多価イオンスペクトル
    4.1.2.6 LC/ESI/MS条件設定のための手順
  4.1.3 CF(Frit)-FAB法
    4.1.3.1 LC分離条件に対する制限
    4.1.3.2 イオン化効率の向上
    4.1.3.3 インターフェースの条件
    4.1.3.4 LC-Frit-FAB-MS条件設定のための手順
    4.1.3.5 まとめ
  4.2 分子構造情報
  4.2.1 MS/MS法
  4.2.2 差動排気部における衝突誘起解離(CID)法
  4.2.3 (MS)n法
  4.3 LC/MSのスペクトル解析
  4.3.1 LC/MSの擬分子イオンの判定
  4.3.2 生成し易いフラグメントイオン

第5章 LC/MSにおける試料処理
  5.1 大気試料
  5.2 水質、底質及び生物試料
  5.2.1 試料の抽出方法
    5.2.1.1 水質試料の抽出
    5.2.1.2  底質試料の抽出
    5.2.1.2 生物試料の抽出
  5.3 試料液のクリーンアップ
  5.3.1 分配・逆抽出操作
  5.3.2 硫酸洗浄及び銅粉処理
  5.3.3 アルカリ分解法
  5.3.4 ゲルパーミションカラムクロマトグラフィー
  5.3.5 カラムクロマトグラフィー

第6章 応用編
  6.1 LC/MSによる大気中環境ホルモン等の分析法
  6.1.1 対象物質
  6.1.2 分析法概要
  6.1.3 分析法
    6.1.3.1 試料捕集法
    6.1.3.2 試験溶液の調製
    6.1.3.3 標準溶液の調製
    6.1.3.4 測定条件
    6.1.3.5 検量線
    6.1.3.6 定量
    6.1.3.7  濃度の算出
  6.1.4 試薬・器具など
  6.1.5 解説
    6.1.5.1 分析法フローチャート
    6.1.5.2 添加回収実験
    6.1.5.3 検量線
    6.1.5.4 クロマトグラム
  6.2 LC/MSを用いた水中農薬の一斉分析
  6.2.1 実験
    6.2.1.1 対象物質
    6.2.1.2 装置及び試薬
    6.2.1.3 フローインジェクションによる条件の最適化
    6.2.1.4 LC条件の検討
    6.2.1.5 SIMでの感度及び検量線の作成
    6.2.1.6 添加回収実験
  6.2.2 結果
    6.2.2.1 フローインジェクションによる条件の最適化
    6.2.2.2 LC条件の検討
    6.2.2.3 SIMでの感度及び検量線の作成
    6.2.2.4 添加回収実験
  6.2.3 まとめ
  6.3 LC/MSによるカルボニル化合物の分析
  6.3.1 はじめに
  6.3.2 実験
    6.3.2-1 試薬
    6.3.2-2 装置及び分析条件
  6.3.3 結果及び考察
    6.3.3-1 イオン化モードの選定
    6.3.3-2 カラム及び移動相
    6.3.3-3 CDL電圧及びDEFs電圧の検討
    6.3.3-4 APCIプロ−ブ温度及びCDL温度
    6.3.3-5 注入量
    6.3.3-6 検量線及び注入の再現性
  6.3.4 応用分析例
  6.3.5 まとめ

  1. プロトン親和力および電子親和力のデータ

  2. 質量分析装置の概要

  おわりに