小泉大臣記者会見録(令和2年1月28日(火)8:38 ~8:42  於:衆議院本会議場正玄関側廊下)

1.発言要旨

 今日はまず、冒頭新型コロナウイルスの関係、一言触れたいと思います。環境省としても、新型コロナウィルスの対策につきましては、医療系の廃棄物の処理に当たりまして、政府関係機関が発信する情報を参考にしつつ適正処理がなされるように、関係者に1月22日付で通知をして、注意喚起をしています。また、国立公園・国民公園などの環境省の直轄施設において消毒液を配置をして、来訪者のみなさんに利用を呼びかけています。状況は日々変わりますから、しっかりこの状況を注視して、必要な時期に必要なことが環境省としても出来るように、今後しっかりと見ていきたいと思います
 話は変わりますけれども、昨日、中央アルプス国定公園の新規指定につきまして、中央環境審議会から答申を得ました。中央アルプス国定公園は、長野県の南部に位置する木曽山脈を中心とした地域からなって、千畳敷カールをはじめとする全国でも稀な氷河地形や貴重な高山植生などが見られて、優れた自然景観を有することから、今回57 番目の国定公園として新規に指定をするものであります。今後、3月中に官報告示を行い、正式に指定する予定です。是非、国民のみなさまにも訪れて、素晴らしい自然の魅力を楽しんでいただきたいと思います。

2.質疑応答

(記者)テレビ東京の中村です。新たな国定公園の指定の話がございましたが、現在、コロナウイルスの感染拡大によって中国政府が団体旅行の全面禁止、それから日韓関係の悪化によって韓国からの観光旅行客が激減するなど、訪日客の市場の足元は非常に不安定な状況となっています。こうした中、環境省として取り組んでいきたいこと、実現したいことというものがありましたら教えてください。
(大臣)まず、影響はやはり出てくるだろうというふうに思っています。今回、これはJNTO、日本政府観光局の発表によれば、2019年の訪日外国人旅行者数3188万人のうち、中国からは約959万ということで、最も訪日外客数の多い国であります。特に環境省が所管している国立公園、この訪日外国人利用者数についても、2018年には中国からの利用者が最も多いです。今後の影響が長引けば、2020年の利用者数にも影響が出てくる可能性が大きいと。特に中国人の利用者数が多い国立公園というのもやはりありますので、そういったところの経済的な影響等も含めて、改めて2020年の4000万人目標のうちの1000万がこの国立公園関係ということで目標を立てていますから、この魅力化、これを引き続きより高めていかなければいけない、これは間違いありません。ただ一方で、今こういう状況で不安に思われている方々が国内外におられる中で、環境省にとどまらず、政府全体として万全の対策を講じていく、このことがまず何よりも大事なことだと思っています。

(以上)

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