大臣談話・大臣記者会見要旨

平口副大臣記者会見録(平成28年7月27日(水)14:30~14:35  於:合同庁舎5号館25階会見室)

1.質疑応答

(問)TBSの阿部です。来週にも内閣改造があると言われていますけれども、去年10月から副大臣務められて、振り返りを教えていただけますでしょうか。
(副大臣)行事としては、昨年の11月にパリで行われた「プレCOP」に、我が国を代表して参加させていただいたことが一番印象に残っております。そこでの議論が「COP21」における歴史的合意、すなわち「パリ協定」につながっていったという意味でも、大変印象深いです。
 また、大山隠岐国立公園や十和田八幡平国立公園など、日本各地の国立公園にも足を運ばせていただきまして、自然保護官やビジターセンター職員など、国立公園を支えてくれている方々と、直接話ができたのが非常に印象深いです。私としては環境省の行政というのは特定の分野に偏らない、まあ経済界とかですね、偏らない行政なものですから、そういう意味ではなかなか難しい面を持った職場だなという感じを持ちました。「国立公園満喫プロジェクト」を含めて一生懸命、一層の魅力向上に取り組んでいきたいと思います。
(問)今お話がありましたけれども、国立公園8カ所選定されましたけれども、今後期待することとかございますか。
(副大臣)今後というと難しいですけれども、具体的には地元関係者や関係行政機関からなる地域協議会を設置し、国立公園ごとに「ステップアッププログラム2020」を策定していただきます。上質で自然と調和した宿泊・滞在拠点の整備を進めていくことが重要だと思います。それと地域や国が守ってきた手つかずの自然の中でも、特に世界のエコツーリストが注目するロケーションを持続可能な形で開放し、非日常の自然体験が可能となるよう利用改革を進めていくことで、国立公園の一層の魅力向上に取り組んでまいります。

(問)共同通信の津川です。国立公園の関係で、今回結構地方からかなり要望があったのかなと思うのですが、そういう意味で期待感が非常に強いのかなと思うのですが、それに対する印象とか感想なんかがあれば教えていただけませんか。
(副大臣)意欲があるところは取り上げたいというのが本心ですから、選定されなかったところもめげない気持ちで取り組んでいただきたい。来年以降どうなるか分かりませんけれども、できるだけ幅広に取り上げていきたいという気持ちを持っています。