大臣談話・大臣記者会見要旨

平口副大臣記者会見録(平成28年5月12日(木)15:11~15:17  於:合同庁舎5号館25階会見室)

1.発言要旨

(副大臣)本日は、私から3件ご報告をいたします。まず1件目ですが、今週末の14日(土)、神戸市のメリケンパークで開催する「エコ&セーフティ神戸カーライフ・フェスタ2016」に出席をいたします。この「カーライフ・フェスタ」は、平成23年以来、本年で6回目の開催であり、今年は14日(土)及び翌日15日(日)の2日間にわたって開催をいたします。カーライフ・フェスタは、最新のエコカーの展示や試乗、エコドライブに関する教室等を通じて、「環境にやさしい次世代自動車(エコカー)」とその賢い使い方について、国民の理解を深め、普及促進についての意識調査を行うことを目的とした体験型イベントでございます。私も、主催者の一人としてオープニングセレモニーで挨拶をしますとともに、時間の許す限り展示等を視察してまいりたいと考えております。
 次に、先日の10日(火)から16日(月)までの愛鳥週間の中心的行事として、15日(日)にヒルトン小田原リゾート&スパにおいて、第70回愛鳥週間「全国野鳥保護のつどい」を開催いたします。この記念式典には、常陸宮殿下及び同妃殿下にご臨席をいただき、私も主催者を代表して出席をいたします。記念式典では、野生生物保護に関し特に顕著な功績のあった21の個人及び団体の方々に対し、野生生物保護功労者として環境大臣賞などの表彰を行います。
 3件目ですが、22日(日)に岩手県八幡平市で開催する「十和田八幡平国立公園八幡平地域指定60周年記念式典」に出席をいたします。八幡平地域が国立公園指定60周年を迎える節目を地元の皆様と一緒にお祝いをし、これを、国立公園の保護と利用のますますの推進と、地域の活性化の契機としたいと考えております。

2.質疑応答

(問)読売新聞の野崎と申します。愛鳥週間のお話がありましたけれども、先日から佐渡の方でトキの自然下で生まれたペア同士から相次いでヒナがふ化しているのですけれども、平口副大臣がトキのヒナが相次いでふ化していることについての受け止めについてお聞かせください。
(副大臣)野生下で生まれたトキ同士ペアからヒナが生まれているわけですけれども、昨日の夕方までの時点で計6羽のヒナのふ化の確認がされております。そのうち1羽については残念ながら現在においても生存確認ができておりません。したがって、5羽は生存確認されているということになります。今回のヒナの誕生は、トキ保護増殖事業計画に位置付けられている「トキが自然状態で安定的に存続する」という目標の達成に向けて、大きな一歩になったと考えております。現在、佐渡では全部で36羽のヒナのふ化が確認されており、36羽ですから野生下で生まれたトキ同士のペアのヒナのふ化が確認された6羽の他に30羽いるということですが、まだ抱卵中のトキもたくさんおりますので、今後もより多くのヒナが順調に成長し、無事に巣立つように温かく見守っていきたいと考えております。