大臣談話・大臣記者会見要旨

田中副大臣・秋野大臣政務官記者会見録(平成25年5月30日(木)16:18 ~ 16:30 於:合同庁舎5号館25階会見室)

1.質疑応答

(問)幹事社の共同通信です。お世話になります。指定廃棄物の事でお尋ねしたいと思います。市長村長会議が栃木と、昨日宮城でございまして、若干やっぱり温度差もあるところがあるなと思っていて、その辺どういうふうに受け止めてらっしゃったのか。またさらにどうやって進めていくか、その辺の感触も含めて、他の3県の調整状況も含めて教えていただきたいと思います。
(政務官)各県ごとの状況が異なるということで、問題意識もそれぞれ異なっているということだろうと思います。昨日は皆さんも宮城にお越しいただいたかと思いますが、アンケートなどでいただいたものなどの内容もそれぞれ各県によって異るので、そういった個別の回答をさせていただいたということと、有識者会議での議論というものを提示させていただきました。やはりこれは栃木のほうではあまり突っ込んだ話はできませんでしたが、先の宮城県においては提示のあり方について、最終的に絞る段階で市町村に示すという方向性は、概ね了承できましたし、それを最終候補に絞られたところだけにするのか、それとも全市町村長に示すのかというところは、ちょっと決められなかったので次回御提案しようと思います。また観光についても必要性を認めていただいた上で、どういう指標にするかということは、もう一回こちらとしても考えていかなくてはいけないことだと思います。廃棄物の量で決めるかどうかということは、栃木県のほうでも出ましたが、そういう個別の議論がしっかり出来たことは良いことだと思っています。ですから3日には千葉県に行きますが、千葉県には千葉県の問題意識があるので、それに一つ一つ丁寧に対応していきたいと思います。

(問)茨城と群馬は日程調整中という。
(政務官)まだ日程は私も聞いていません。

(問)副大臣、恐れ入りますけど1点。三陸復興公園の関連になりますけれども、何か火災が若干起きていて、不審火じゃないかというような見方も出ているのですけれども、その辺の受け止めに関してお願いできますか。
(副大臣)昨日、5月29日未明、三陸復興国立公園で新たに指定された階上岳の林道沿いで、杉林の下草及び落ちた枝等が燃えていたという事実がありました。その日のうちに、八戸自然保護官が階上町役場職員の方とともに現地に行って確認した。放火だということであれば、大変これは遺憾な事でして、特に階上町内では最近20回もの不審火が続いているところでして、現在、青森県警、階上町、地元消防団がパトロールを行うとともに、青森県警が捜査を進めているということで、不測の備えをしているところですが、私たちも大変強い関心を寄せていきたいと思います。

(問)すいません。副大臣、水俣病なのですけれども、現時点の状況を教えていただけますでしょうか。総合的検討の具体化についてですけれども。
(副大臣)昨日、南川次官のところに新潟県知事がお越しになられたということもありまして、色々と熊本県のほうも報道されているようですが、私たちは今のところ検討はしてますが、検討の予定についてはまだ明確なものではないかもしれませんが、今までも重ねて申し上げているように、今までのこの事について、我々が特別に変更するとか、特別に非があるというような認識には立っていないというところです。最高裁判決では認定基準を否定されていない、その運営について問題有りとは指摘されていないというところは、やはり私たちもきちっとしていかなければいけないと思っています。ただ色々なお話も承っているので、最高裁判決の趣旨を踏まえて総合的な検討の具体化に取り組んでいくということです。事務方が具体的な検討作業に着手したところですので、事務方でしっかりと検討した上で我々が政治判断をしていくということになるのだろうと思っています。これは大臣にも非常に重要なこととして対応していくと伺っているので、我々も大変大きな重いこととして対応していきまが、今のところはそういうところです。
(問)検討の体制なのですけれども、まず事務方で検討ということですが、もう少し検討の体制というか、それを教えていただけますか。
(事務方)事務的に、部内で関係担当者集まって議論している段階でございます。

(問)NHKの間嶋です。伺います。今日、さっき環境委でも大臣が環境権について御自身の考えを述べられていたと思うのですけれども、副大臣、政務官環境権の扱いについてどのようにすべきかそれぞれの考えをお伺いします。
(副大臣)私も今日大臣の側にいまして大臣のお話を伺っていましたけが、当然今の私たちの日々の生活の中で環境というものに対しては、いろいろ環境というものは幅広ですが、これはもう大切にして行かざるを得ない、国民生活と切っても切れない状況にあるという認識していますので、もし憲法、将来公明党さんのほうからも加憲の話がでていましたが、当然のことだと認識しています。積極的に対応していくべきだという思いです。
(政務官)副大臣が私の分もお答えされたので、加憲の立場で私はいます。

(問)時事通信の新部と申します。お二人にお伺いしたいのですけれども、来月1日からスーパークールビズが始まります。今日秋野政務官も半袖シャツをきていらっしゃいますけれども、期間中の御自身の服装ですとか、意気込みについて何かあったらお話下さい。
(副大臣)私も以前財務省の副大臣をさせていただいていたときに、かりゆしウェアを何枚か買いましたので、早速それを着てこようと思っていますし、自分なりに、ちょっとお腹も出ていまして格好悪いのですが、勇気を持ってスーパークールビズの精神を活かして服装にも気をつけたいと思います。ただ、いろいろな席に行くときに上着が必要だとかネクタイがどうだということもあると思いますので臨機応変に対応していきますが、スーパークールビズ推進はしていきます。
(政務官)副大臣と上着をとって会見をすることを出来たことを嬉しく思っています。かりゆしウェアは沖縄の正装でもあるので着れる機会があれば積極的に着ていきたいと私は思っています。

(副大臣)ちょっと私からお話します。6月3日の13時から14時ということで、環境省の省議室で平成25年度の家庭エコ診断推進基盤整備事業キックオフミーティングを私が出て開催することになっています。これはいろいろあるのですが、たまたま私の自宅の家庭エコ診断というものを実はデモンストレーションとして実施します。また取材要領等もいろいろと皆さんにお願いをしてと思っていますので是非ひとつよろしくお願いしたいと。内々に昨日やってみたのです。成績があまりにも悪いのでびっくりしまして、昨晩は家内と二人で、実は半ば喧嘩をしつつ協議をさせていただきまして1割をとりあえず減らす。こういう努力をしてみたいと思っています。本当に思わぬ結果で、えっと思いました。私のところは建物の1階部分ですから、ちょっと光が当たらないのでLED電灯がずっとついているのでそういものが年中ついてるからいけないのかと思ったらとんでもないことで、冬の暖房だとか夏の冷房だとか、ちょっとしたことがいろいろと御指摘をいただいてわかったことがありまして目から鱗。ぎょっという感じがしました。皆さんもどうぞ御紹介いしますのでご家庭でやってみたらいかがでしょうか。