大臣談話・大臣記者会見要旨

石原大臣記者会見録(平成25年9月13日(金)10:12 ~ 10:14  於:首相官邸3階エントランスホール)

1.発言要旨

閣議では、当方に関係する案件はありませんでした。私から1点御報告いたします。明日よりフィジー、ツバルを訪問し、大統領等とのバイ会談をいたします。海面水位の上昇によって、あるいは海岸線の浸食によって存在が危うくなっている島嶼国。温暖化の対策の重要性というものをしっかりと認識し、また日本として環境分野でどのような援助をしていくことができるのか、話をしてきたいと考えています。以上です。

2.質疑応答

(問)幹事社の読売の吉良と申します。大臣は沖縄の会議の時に、島国のまるごと支援というものを発表されましたが、そういうのにつながるようなことを今回お話されるのでしょうか。
(答)まるごと支援というのは温暖化をどう抑制するのか、あるいはどのような形で適応していくのかということにとどまらず、やはり島嶼国で問題になっているごみとか、海水の淡水化とか、日本の技術が役立つものが多々あるかと思います。こんな話も聞かせてせていただいて、何ができるかを模索したいと考えています。

(問)朝日新聞の神田ですけれども、温室効果ガスの削減目標の見直しなのですが、今までも何度も伺っているのですけれども、COP19まで2ヶ月を切りまして、経済産業省のほうとやはり考え方に隔たりがあるのかなという印象を受けるのですが、どのように考えていらっしゃいますでしょうか。
(答)党内、あるいは事務方の局長級の話の中でかなり離れているということは承知していますが、環境省の立場は何も変更はありません。これから限られた時間ですが、鋭意努力をしていきたいと考えています。
(問)茂木大臣との調整というのは何か考えたりはしていますか。
(答)これは政府全体の話ですので、そのような話が必要になれば官房長官から話があると思いますが、今のところ予定がありません。