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環境省大臣記者会見・談話等>副大臣・大臣政務官記者会見要旨

大臣記者会見・談話等

生方副大臣・高山大臣政務官記者会見録(平成24年10月10日(水) 15:15 ~ 15:20  於:合同庁舎5号館25階会見室)


1.発言要旨

(副大臣)先ほど政務三役会議を行いましたので、その内容についてお話しいたします。
私、明日、明後日と、釧路湿原国立公園を視察をいたします。目的は先月の28日に生物多様性国家戦略が決定をされましたので、それを受けまして、釧路湿原国立公園における外来種の防除対策や希少種の保護増殖事業などを現場で視察をするということが目的でございます。あともう一つは、国立公園にとっての重要な課題であります協働型の管理・運営の組織運営について、釧路湿原国立公園において行われております自然再生事業について視察をすること。この二つが目的で視察をしてまいって、これからの国立公園の行政に活かしていきたいということが趣旨でございます。
私から申し上げるのは以上でございます。

2.質疑応答

(問)復興予算についてお尋ねします。復興予算の一部、不適切な使途があるということで、総理も言及されて、見直しの方向になるかと思うのですけれど、環境省としてはどういうスケジュールで、どういう手法なりで見直すお考えでしょうか。
それと関連してもう1点なのですけれども、明日、衆院の決算委員会のほうで、野党側がこの問題を検証する小委員会を立てていると思いますけれども、民主党が、参加、出席しないという意向をお持ちのようです。それについては国会のことではありますけれども、どのように受け止めていらっしゃるのでしょうか。
(政務官)まず、復興予算に関してですけれども、御案内のように環境省は除染の費用、あと災害廃棄物の費用ということで、ある意味、足りなくならないように非常に多く予算をとりました。それは去年の補正もそうですけれども、24年度も当然そうで、去年の補正の話を多分されていると思いますけれども、非常に多くとりました。それをどうやって見直していくかということに関しては、今後、今、省内で必要があれば検討していきますけれども、環境省の場合は、特に災害廃棄物の処理、そして除染、そこで何かお金が足りなくなって実際に事業ができなくなると、これはあってはいけないなと思ったので、とにかく十分な量をちゃんととるようにということを去年の段階で言いましたので、それは確かに多くとった部分はあったと思います。
それから今の決算委員会のお話ですけれども、国会のことを我々が発言すると、それだけで火種になりますので、これは差し控えたいと思います。

(問)先日、総理からも除染の加速化にも対応ということで指示がありましたけれども、これまでも、できるだけスピードが上がるようにというか、個別の市町村の状況に応じてきめ細かく対応していくという部分と、スピード感を持って対応するという部分で、悩みながらやっているところも多いのだと思うのですが、加速化という指示を受けて、具体的にどういう対応が可能なのかと。環境再生事務所に権限を委譲してというような指示もあったようですけれど、具体的にどう進められるのでしょうか。
(政務官)先ほどの政務三役会議でも、大臣の方から福島視察へ行った際に総理から除染のスピードアップをという指示があったということで、これは改めて、我々を含めて事務方にも指示がございました。御案内のように我々も何か特別に遅くしているというつもりはなかったのですが、確かに世間の期待からすれば、除染のスピードアップをもっと図ったほうがいいということもあるだろうということで、今、おっしゃいました権限の委譲と、あと福島事務所の強化、そういうことも含めて、検討もしております。これはもう早急に、総理からの御指示ですので、スピードアップはこのようにいたしますということをきちんと御報告したいと思っています。

( 以  上 ) 

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