横光副大臣・高山大臣政務官記者会見録(平成24年8月23日(木) 18:29 ~ 18:33 於:合同庁舎5号館25階会見室)
1.発言要旨
(副大臣)今日は、こちらのほうから報告することはございませんので、あとはよろしくお願いいたします。
2.質疑応答
(問)一部報道で、福島の汚染土を捨てる最終処分地の有力候補地が鹿児島県の南大隅町ということが浮上したということが、政府関係者の話として報道されておるのですが、事実関係は。
(政務官)それはどういう報道ですか。規制庁のことで頭が一杯ですみません。ちょっと私は全然分かりません。
(問)事実ではないということなのか。
(政務官)まず、ニュースそのものを今聞いたから、何とも答えようがないということです。
(問)現実に今、最終処分地の候補地となりうるようなところについて、複数の自治体関係者とかに打診しているような事実とか、そういうのはありますか。
(政務官)福島県の中間貯蔵施設の話をする時に、30年後は県外でということをお約束していますので、最終処分地を政府の責任で探していかなければいけないということは、もう紛れもない事実です。具体的な検討をしているわけではありません。
(問)実際に打診を行っているということはありますか。
(政務官)全然そういうことはありません。
(問)南大隅町の町長が、水面下でのコンタクトがあったことについては否定はしなかった、むしろ暗に認めている感じだったのですけれども、そこについては了解はしていないのでしょうか。
(政務官)私はこのニュースを見ていないから何とも言えません。私は全然わかりません。
(問)今日の政務三役会議にも、そのことは全然話題として出ませんでしたか。
(政務官)今日は特に話題になっていません。
(問)打診というとかなり本格的な話になってしまうのですけれども、表現ぶりとして。ただ、いろいろ調査はしていかないといけないので、そういった活動については、今、どういう状況になっているのでしょうか。
(政務官)これは、非常に悩ましい問題で、まず福島県の中間貯蔵施設そのものが、どこにつくるかとか、またそれを受け入れていただけるかという段階ですので、最終処分地というのは、本当に我々政府の責任で探さなければいけないのですけれども、まだ全然具体的になっていません。探さなければいけないなとは思っておりますけれども、まだ具体的にはなっておりません。
(問)探すための動きは開始をしているということは、否定はされないということですか。もしかしたら、水面下での打診があるとことについて、そうではないというふうな。
(政務官)最終処分地をどこか具体的に打診をしているということはありません。ただ、最終処分地として、どういうところが適切かというようなことは考えなければいけないなというふうには思っております。
(問)どういうところが適切かというのの具体的な調査なりというのはもう始めていらっしゃるのですか。
(政務官)まだそういう段階にはいたっておりません。
(問)調査などもまだ始めていない。
(政務官)はい。
( 以 上 )