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環境省大臣記者会見・談話等>副大臣・大臣政務官記者会見要旨

大臣記者会見・談話等

横光副大臣・高山大臣政務官記者会見録(平成24年6月13日(水) 11:22 ~ 11:28 於:合同庁舎5号館25階会見室)


1.発言要旨

(副大臣)今日は2件、御報告をいたします。最初に、長年水俣病問題に取り組んでこられました研究者の一人で、6月11日に原田正純先生がご逝去されました。原田先生に弔意を表するため、細野環境大臣及び私より弔電を打つとともに、明日6月14日のお別れ会に環境省を代表しまして寺田地球環境審議官を参列させることといたしました。原田先生の生前のご功績に対し、深く敬意を表しますとともに心からお悔やみを申し上げます。それが1点でございます。
 もう1点は、 クールサマー2012の一環として取り組んでいる熱中症対策につきましては、環境省、厚生労働省、消防庁、気象庁など関係省庁で構成する連絡会議を開催いたしました。そして、政府における今夏の熱中症対策をとりまとめ、公表いたしました。今後、各省庁が連携して効果的な熱中症対策を進めて参りたいと考えております。
 また、民間企業とも連携をして、この熱中症対策につきましては、例えば、日本郵政の全国81箇所の関連施設でリーフレット9000部の配布やポスター掲示に御協力をいただくなど、様々な方面の方々に連携をし、そして、また協力をいただきながら、この熱中症対策の取組を展開してまいりたいと考えております。また、今年初めて実施いたしました熱中症対策講習会につきましては、全国の10都市で開催をいたしまして、1200人を超える方々にお集まりをいただきまして、好評のうちに昨日終了いたしました。熱中症につきましては、国民の皆様一人ひとりが熱中症に対する正しい知識を持つことで、その被害は確実に減らすことができると思っておりますので、国民の皆様がこの夏を「無理なく、無駄なく、心地よく」過ごしていけるよう、今後も様々な形で広く取組を呼びかけてまいりたいと思っております。御報告は以上でございます。

2.質疑応答

(問)トキですけれども、昨日、行方不明になったトキが見つかって、衰弱が激しければ捕獲することも検討するというようなお話だったのですが、今の状況はどういう感じなのでしょうか。
(副大臣)6月7日に2組目の巣で最初に巣立ち、そして、その日の夕刻以来、7日の夕刻以来、行方不明となっていたトキが、巣から350メートルほど離れた林の中で木に止まっているのを昨日、夕方、確認することができました。約1週間にわたって行方不明だったのですが、元気でいるということが確認されたわけです。また、昨日は暗くて幼鳥の状態は詳しくは分からなかったのですが、今朝から改めて現地で観察をしたところ、幼鳥が飛んだことも確認をいたしました。ですから、確かに親の餌を受けていない可能性が高いわけでありますが、自力で飛んでおりますので、非常に力強いということもありますので、当面は保護をせず引き続き注意深く見守ってまいりたい。野生のトキでございますので、できるだけ人が関わらない形で生き延びていって欲しい。ただ、あくまでも厳しい状況というのが分かれば、その時にはまた考えなければいけないなと、このように思っております。

(問)これから、あかりフォーラム、副大臣も出られると思うのですけど。
(副大臣)大臣が出られる予定でしたが、急遽できなくなって、私が頭だけ行って、御説明とお願いをしようと思います。
(問)LEDの購入補助とか、そういったことってあるのですか。
(副大臣)それは今のところないです。
(問)ちょっと1000円とか3000円とかするので、中にはちょっとって人がいると思うのですが。なかなか補助とかそういう話は難しいですか。
(副大臣)それは難しいですね。あとは利用者の意識の問題で、負担はかかるけど、それだけ節電になるのだという思いを持ってくれて、広がってくれたらという思いです。

(問)具体的な要請、販売をなるべく控えて欲しいとか、小売店とかに具体的に何か要請するということはない。
(副大臣)それはないです。あくまでも現在の白熱電球からLEDにすると節電になりますよという呼びかけをしていただくということで、白熱電球を売るなとかそういった自粛とか、そういったことを要請するのではないです。ですから、あくまでも節電という意識が今、高まっておりますので、そういった中で、できる範囲で節電になるような電球の切り替えを呼びかけていこうと、そういうことを今日、皆様方にお願いしたいわけです。

(以上)

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