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環境省大臣記者会見・談話等>大臣記者会見要旨

大臣記者会見・談話等

細野大臣記者会見録(平成24年6月1日(金)8:34〜8:50 於:衆議院本会議場中庭側廊下)


1.発言要旨

 お疲れさまです。私から4点申し上げます。
 まず第1点目は、昨日行いました原子力被災者の皆さんへの対応といたしまして、健康不安の問題についてのアクションプランを決定いたしました。具体的には、関係者の連携、共通理解の醸成というのが1点目。2点目といたしまして、放射線による健康影響等に関わる人材育成、国民とのリスクコミュニケーションの充実。そして3点目といたしまして、放射線等による健康影響に係る拠点の整備、連携強化。そして4点目、国際的な連携の強化という4点の柱になっています。アクションプランですので、これをしっかりと行動に起こして落としていくということが一つ。それと、常に国民の皆さんの状況であるとか理解というのは変わり得ますので、それに対応した柔軟な対応が求められるというふうに思っております。
 2点目といたしまして、川内村の本格除染の発注について申し上げます。本日、環境省が直接除染を行う除染特別地域のうち、川内村について今年度分の本格発注をいたしました。これは、先月発注を行いました田村市と楢葉町分に続く3番目の案件ということになります。まだ計画をつくることに至っていない自治体、さらには発注に至っていない自治体がございますので、それぞれの作業を是非急ぎたいというふうに思っております。
 3点目といたしまして、水俣病についてです。特措法の救済措置について、申請期限が7月末にまいります。周知広報をしっかり行うことで、あたう限りの救済をしていきたいというふうに思っております。これまでいただいた周知広報に関する被害者団体からの提案を受けまして、このたび新潟県において、特措法をどのような方法で知りましたかと、そういうアンケートを実施し、結果が取りまとめられております。それによりますと、中身は既にホームページにおいて公表することとしておりますので、それを詳しくは御覧をいただきたいんですが、アンケート結果を見ますと、半分以上の方が市町の広報紙などを見て知ったという回答をされています。これは、我々が周知広報を行ってきたことが一定の効果をもたらしたということを示しているのではないかというふうに思います。その他で回答数として多いのが、テレビや新聞の報道を見て知ったということですので、皆さんにもいろいろ報道していただいて、そのことが周知に一定の効果をもたらしたというふうに思っております。今後とも政府も努力をしていきますが、できればまた皆さんにも報道という面でお力添えいただければ大変ありがたいなというふうに思っております。
 最後に、6月5日の環境の日を含む6月を環境省としては環境月間として位置付けております。国民の環境保全への理解と関心を高めるために、様々な行事を実施いたします。環境月間中は、関係府省、さらには都道府県などが主催する様々な行事が全国で展開されます。早速でありますが、6月2日、3日にエコライフ・フェアというのが渋谷代々木公園で開催をされます。各地で国民の参加の下、様々な取組がございますので、是非国民皆さんに御参加、御協力をいただきたいというふうに思っております。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)フジテレビの加藤と申します。
 まず、今日スーパークールビズがスタートということで、大臣も鮮やかな色の服を用意されたと思うんですけれども、御自身で選ばれた服の雰囲気だったりとか、今日スーパークールビズが始まることに当たって訴えかけたいことをお願いします。
(答)今日は、閣僚全員でかりゆしを着ようということで、これは沖縄のかりゆしなんですけれども、今日からスーパークールビズスタートということで、できるだけ皆さんに涼しい格好で仕事をしていただいたり日常生活を送っていただきたいというふうに思っています。これは、もちろん節電対策という面が非常に大きいんですけれども、それと同時に、熱中症にならずに健康に皆さん過ごしていただくと、そういう意味もあります。今日がスタートですので、是非国民の皆さんにも、クールビズ、さらにはスーパークールビズということで取り組んでいるということを御理解いただいて、御協力をいただければというふうに思います。
 この服は、実は閣僚の中でみんな色を変えようというようなことがあったらしく、私が選んだのでなくてスタッフが選んで、昨日の夜、これを着てくださいと言われて着たんですけれども、ちょっと華やかですけれども、涼しくて南国気分も味わえますし、大変いいかなと思っています。

(問)朝日新聞です。2点お願いします。
 1点は、がれき処理の風評被害なんですけれども、北九州市さんとかはかなり風評被害対策をしっかりしてほしいというふうに訴えていると思うんですが、風評被害を起こさないというのが前提だと思いますが、万が一起きてしまったときの金銭的な補償を含めて、国としてどういう対応を考えているのか、改めてお伺いしたいのが1点目。
 あと、すみません、クールビズですけれども、他省庁さんとかお話を聞くと、なかなかスーパークールビズの普及の協力というのはまだまだかなというふうに感じているんですけれども、他省庁さんへの呼びかけというのをどう考えているのかお願いします。
(答)スーパークールビズに関しては、これは省庁によっても個人によっても考え方がありますから、こういう服を着てくださいというものではないと思っているんですね。それぞれの皆さんが自由な発想で涼しい格好をしていただけると、その幅をできるだけ広げていこうということですので、これからも協力は呼びかけていきますが、それぞれの皆さんの考え方はできるだけ尊重していきたいというふうに思っています。やはりそれぞれ個性ありますから、個人としても趣味ももちろんあるし、あとは好き嫌いもありますから、そこは緩やかでいいのではないかなというふうに思います。
 もう一点が風評被害の件ですけれども、今もお話がありましたけれども、風評被害は起こらないし、起こしてはならないというふうに思っています。私の地元の静岡県も本格的な受入れに入りましたが、ちょうど新茶の季節だったんですね。懸念する声は確かにありましたが、東北の方では、むしろ静岡のお茶を飲もうということで随分皆さんにも好意的に受け止めていただきましたし、実際相場なども確認をしておりますが、少なくとも今のところそういう風評被害は出ていません。特にお茶の場合には、あれは香りを楽しんだりそういうものですから、一番微妙なものなんですね。懸念をされたものなんです。であるにもかかわらず、静岡のお茶はもちろん安全ですし、大変おいしいということで皆さんに飲んでいただいていますので、しっかりとその情報をお伝えすることが最大の風評被害対策だというふうに思います。
 つまり、処理をしている廃棄物についても安全性に問題はないし、もちろんそこで作られている製品や食料品については全く問題もない。それをどれぐらいしっかりと冷静に受け止めて、日本全体でこのがれきの問題を乗り越えることができるかというのが、私は社会全体の力として今試されているというふうに思うんですね。ですから、とにかくそれを徹底するということでやっていきたいと思います。今日、北橋市長も夕方来られますので、その話をした上で、それだけ対応しても万々が一、何らかの実質的なですね、実質的な被害が生じるようなことがあった場合には、国としてしっかりと責任を持って対応していくということは明確に申し上げたいというふうに思っています。
(問)具体的に責任を持って何をするかというのは、それは起きてから。起きる前に、なかなかこうするということは言いづらい……。
(答)いろいろ政府内でも考えていることはあるんですけれども、そこはむしろ、そういうことは生じないということをしっかりとやっていくことを前面に出すべきで、具体的な検討のメニューについてお示しをすることが必ずしもいいかどうかという議論もあると思うんですよね。ですから、そこは率直に、北橋市長は以前民主党の議員もやられていて、私にとっては本当に大先輩でお世話にもなった方ですので、申し上げようというふうに思います。

(問)京都新聞なんですけれども、2日にも大臣が福井に入られるという報道があるんですけれども、これに関しては何を御説明されるかという内容を教えていただきたいんですけれども。
(答)福井県のほうから、担当大臣である私に福井に来るようにという、そういう要請が来ているのは承知をしております。ただ、まだ行くか行かないか日程も含めて調整段階ですので、決定をしているわけではありませんので、そこは福井県の意向と私どもが説明できる中身等をすり合わせて、調整が済むのを待ちたいというふうに思います。私の役割というのは、関西連合のケースも同じですけれども、安全性についてこれまで政府が取組を進めてきたことについて説明をするのが私の役割ですので、そのことに尽きますね。

(問)関連なんですけれども、特別な監視体制について、京都や滋賀の知事さんが昨日会見で、そういう体制に加えてほしいという表明をされたんですけれども、これについての見解が1点と、もう1点、その参加がなければ、共同の検査といいますか、そういったことも検討されているということですが、これについての動き、どういうふうにお考えでしょうか。
(答)鳥取に伺いましたときも、具体的にそうした要望は両府県からいただいておりますので、今検討中です。福井県とも、そこを正に調整をしている最中ですので、それが方向性が出た段階でまた皆さんにお知らせをしたいと思います。
(問)つまり、ある程度情報提供以上の関わりを大臣としてはお考えということなんでしょうか。
(答)先程申し上げたとおりです。今検討中です。

(問)広域連合は一定の理解をしたという状況になって、これから福井県、立地自治体の理解を得ていくという段階になっていると思うんですけれども、このタイミングで福井県知事に説明をされる重要性という部分についてどうお考えでしょうか。
(答)私が福井に行くことについての御要請があるということは事実ですので、それは調整ができれば伺いたいというふうには思っています。ただ、これはまだ決まっていませんので、そこは調整ができた段階でまたしっかりと現地で皆さんにお話をしたいというふうに思います。
 私は、再稼働推進をする立場というよりは、安全性の取組について、東京電力の福島第一原発の事故を受けて取組を進めてきたそういう責任者という立場です。ですから、それは再稼働するために行くというよりは、安全性についての取組をできるだけ率直に、そして正確に御説明をするために、求められればそれはもう最大限対応すると、そういう役割だというふうに自覚をしています。ですから、最終的に、例えばそれを再稼働することについての政府としての責任を持っての判断というのは、私も四大臣ですから責任の一端はありますが、私自身が直接の担当というよりは経産大臣であったりとか、総理自身も御自身でとおっしゃっていましたけれども、総理を含めた政府全体としての判断ということになると思うんですね。ですから、私は自分の役割はしっかりとわきまえているつもりだし、逆に、そこについてはこの役割を全うしなければならないというふうに思っておりますので、福井県のほうから安全性について再度確認をという御要請があれば、それにはできるだけ誠実に対応していきたいというふうに考えています。
(問)特別監視体制の中で、副大臣と政務官を現地に置くという話がありましたけれども、大飯原発以外のものがもし再稼働を始める場合は、やはり同じような対応をとるということですか。
(答)常時監視をするという体制の中で、副大臣、政務官にも大きな役割を果たしていただくという趣旨だというふうに理解をしています。鳥取でも説明を申し上げましたけれども、この特別な監視体制というのは、新しい規制機関が誕生するまでの、正にそういう暫定的な基準に基づく再稼働という状況に鑑みて行うものです。したがって、新しい規制庁が誕生した場合には、その規制庁の下でどういった監視体制を続けていくのかということについて検討されるものというふうに思います。

(以上)

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