本文へジャンプ
ここから本文
環境省大臣記者会見・談話等>大臣記者会見要旨

大臣記者会見・談話等

細野大臣記者会見録(平成24年1月13日(金)9:59〜10:14 於:合同庁舎4号館4階408会議室)


1.発言要旨

 おはようございます。
 今朝の閣議では、内閣改造というお話が野田総理からございましたので、辞表を書いてまいりました。
 今日は特に、それ以外はございません。

2.質疑応答

(問)朝日新聞の岩井です。
 水俣被害者の救済特措法についてお尋ねします。大臣、年内の申請状況を見て判断ということだったと思うのですけれども、大体5万人ほどの申請があり、12月になってもペースは減っておりませんが、その受け止めと、その状況を見てどのように分析されているのかということが1点目。
 もう一つが、締め切り期限の設定の前に、大臣御自身、現地入りされるのかどうなのか。
 最後に、申請の期限の締め切りをいつまでに決めて現地にお伝えするつもりであるのか、この3点についてお願いします。
(答)この水俣の特措法は、これまで歴史的に非常に長きにわたって関係者の皆さんが苦しい思いをされる中で、しっかりと救済がなされるべきだろうということで国会の中で決まったというふうに承知しております。したがって、多くの苦しんでいる皆さんがしっかりと申請していただいて、それに国としても企業としてもしっかりと対応できるような体制をつくることは極めて重要ですので、そういった意味で申請の件数が増えているということ自体は、そういう方向性に沿った望ましいことだというふうに受け止めております。
 現在、水俣病の特措法の関係のことについては、私も状況を逐次、常に報告を受けながらしっかりと、特に熊本県であるとか、さらには新潟県、関係団体の皆さんと、今、様々な協議を行っているところでございます。主にこの問題は、横光副大臣が現地に何度も行っていただいて担当していただいておりますので、私自身がそういう地域に行くかどうかも含めて、相談した上で判断したいと思っております。
 期限につきましても全く同様でございまして、趣旨は多くの皆さんにしっかりと申請していただいて救済を進めていくということですので、そういう趣旨に則った運営はしていきたいと思っております。一方で、期限をそれこそ無制限にするというわけにもいきませんので、いずれかの段階でここまでということにせざるを得ないという実情にあるわけです。ですから、もう一度、年も改まりましたので、しっかりと実情を把握した上で、しかるべき時期に判断したいというふうに思っております。

(問)朝日新聞の関根です。
内閣改造ということで、今回、目玉人事的な形で岡田元代表が副総理ということで入閣される予定だそうですけれども、この人事について今後の与野党協議、消費税とか、あるいは党内融和の面から見てどうなのか。感想といいますか、もしあればお願いしたいのと、それから、総理から「内閣改造」という言葉があったそうですけれども、今回の改造の意気込みだとかねらいだとか、何かそんなような話はあったのでしょうか。
(答)まず、岡田前幹事長でございますけれども、もう私が言うまでもなく、ずっと民主党のリーダーを務めてこられた方ですし、政策的にも党務の面でも実績の大変ある方ですので、そういった方が仮に入閣されるということであれば、それは間違いなくプラスなのではないかというふうに思います。
 ただ、報道で聞いているだけですし、私自身も辞表を書いた身ですので、これからどうなるのかというのは総理の御判断ですので、それが政権にどういう影響を及ぼすのかとか、具体的にどう思うかというのは、あまり私自身が感想を述べるような立場でもないので、特にそれ以上の感想はございません。後段の部分も含めて、私自身は今そういうことを申し上げられる立場ではありませんので、御理解ください。

(問)共同通信の太田です。
 その改造についてなのですけれども、この政権が立ち上がってから4カ月余りという期間で改造に至ったという点についての感想と、問責を受けた閣僚が交代する見込みになっていますけれども、それについての何か受け止めはありますでしょうか。
(答)人事というのは、やる人にとっては本当に難しいと思うのです、いろいろなことを考えなければなりませんので。ですから、それは多分いろいろな御苦労があった中で判断されたことでしょうから、私から特に申し上げることは控えたいと思います。先ほどの閣議の中での話も、関根さんのほうからありましたけれども、そこも含めて、総理がもう本当にお考えになった末での判断ですので、私としてはそれを尊重するという、それに尽きます。

(問)河北新報の石川です。
 中間貯蔵の話をお聞きしたいのですけれども、今、双葉町が実務者協議にすら出てこないような状況になっているようですけれども、その受け止めと、何か打開策のようなものがあるのかどうかお伺いします。
(答)双葉町が、町長、さらには議会の皆さんのいろいろなお考えがあるということは私も承知しておりますので、引き続いて、双葉町はもちろん双葉郡、さらには福島県を含めた関係者の皆さんに、できる限り丁寧な説明と、本当に御負担をおかけする話ですので申し訳ない、そういう話ではあるわけですけれども、除染を進める上でどうしても必要なのだということを御理解いただけるような努力をしていきたいというふうに思っております。
 こうした問題で、何か近道がどこかに潜んでいて、そこを行けばうまくいくということではないのです。ですから、そこは率直に誠実にお願いするということで御理解いただくということに尽きます。

(問)読売新聞の清永です。
 改造があるので、留任されるという前提でお伺いするのですけれども、来週から外遊に行かれる予定となっておりますが、アメリカとフランスで、どういう目的でどういった話をするかを紹介いただければと思います。
(答)確かに、改造ということを前提とせずに来週の出張を予定しておりましたので、予定はしております。ただ、あくまでこれは閣僚としての外遊の予定でございましたので、総理の判断を待った上で、最終的に判断しなければならないと思っております。ですから、そこはまた改めて、本当に行くということになりましたら皆さんに御説明したいと思います。
(問)共同通信の太田です。
 一部で環境基本法の見直しについての報道が出ていますけれども、今国会での対応として、放射性物質に対する対策ということで、環境基本法でも見ていくということで取り組まれるということでよろしいでしょうか。
(答)その点も、また改めて皆さんに御説明したいというふうに思っておりますけれども、既に特措法で、放射性物質を含む廃棄物であるとか除染は環境省が担当しておりますし、4月からは原子力の規制についても担当するということになりますので、これまでのように放射性物質というものを環境省の所管の法律から除いているというのは、これは整合性の観点からも、やはり改正したほうがいいだろうというふうに思っておるのです。その大きな方向性の中で、どの法律のどの部分を改めていくのかというのは、今、様々な省内での調整を行っているところでございますので、どの法律のどの部分を最終的に変えていくという方向になるのか、方向性が明確になった時点でまた皆さんには御説明したいというふうに思っております。環境省が抱えている法律というのは、そういう廃棄物関係のことも含めて相当数ありますので、そういったことも含めて全体をまた御説明を改めてしたいというふうに思います。

(問)静岡新聞ですけれども、瓦れきの問題で、島田市なのですが、受け入れを表明する意向を市長が示したものの、若い世代の母親層などからもかなり強い懸念といいますか、学校給食を含めた子供たちへの影響を危惧する声がすごく上がっています。それで、説明会などもかなり紛糾しているような状況なのですが、こういう状況を大臣はどう受け止めて、これからどう対応していくのかお願いします。
(答)いろいろと御心配している方がおられるというのは承知しておりますので、島田市のほうでは大変な御努力をいただいている中で、そういった方がいらっしゃる、そういう状況が生じてしまっていることは、本当に申し訳ないなという思いでおります。これは、双方に対してです。心配されている方に対してもそうですし、説明していただいている島田市を初めとした当局の皆さんに対しても、そういう気持ちでおります。
 是非、報道していただく方にもお願いしたいのですけれども、原稿を書いていただくのも結構ですけれども、皆さん、ちょっと顔を上げて聞いていただきたいのですが、きちんと事実を伝えていただきたいのです。例えば、静岡県にお願いしているごみというのは、山田町とか大槌町という、データとしては出ていないか、もしくは出ていたとしても静岡県のごみよりも低いレベルです。ですから、これはもう本当に被災地に対してどれぐらい皆さんが思いをきちんと持っていただけるかということにかかっています。ですから、不安なものについて皆さんが、「政府が言っていることがおかしいではないか」とか「事実と違うのではないか」という御批判、これは報道機関ですから、本当に堂々となさってください。ただ、不安がないものまでそうであるかのような印象を持たれることは、本当に私は、被災地にとってつらい話だし、日本にとって深刻だと思うのです。ですから、そこは皆さんも、人として気持ちは分かるでしょうから―被災地へ行かれたでしょう、皆さんも。「あれを何とかせないかん」というのは、見れば皆さん、お感じになると思うのです。ですから、皆さんの良心に照らして事実が何なのかということを、是非国民の皆さんに知らせていただきたいというふうに思います。もちろん、その説明の最大の責任は私どもにありますので、不安を持っていらっしゃる方にしっかりと丁寧に説明するというのは、やっていきたいというふうに思っております。

(以上)

▲Page Top