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環境省大臣記者会見・談話等>政務三役会議後記者ブリーフ要旨

大臣記者会見・談話等

政務二役記者ブリーフ会見録(平成23年2月3日(木))


1.発言要旨

(政務官)お疲れ様でございます。今日は近藤副大臣が所用のため、二役で会議を行いました。当面のスケジュール、あるいは各部局の動きなどについての打ち合わせをさせていただいたところでございます。私の方から1件だけ報告をさせていただきたいと思っております。
 御存知のように、エコチル調査がいよいよスタートするわけでありますが、この国際シンポジウムを行うということについて、皆様方に広く御承知をいただきたいということで、お話をさせていただきます。子どもの健康と環境に関する全国調査、いわゆるエコチル調査についてでありますけれども、国際的な動向や国際連携に係る取組の紹介を通じて、国民の皆様方に広く理解を深めていただくということのために、明日でございますけれども、2月4日金曜日、エコチル調査国際シンポジウムを開催する予定でございます。このシンポジウムにおきましては、諸外国、日本以外の国の大規模な疫学調査の紹介、あるいはこれらの調査を効果的に連携する国際機関の取組などについて、専門家の皆さんや、担当官の皆様方から直接お話を伺うということを、日本で今回行うということを皆様方に報告をさせていただきたいと思います。私も時間の許す限り現地へまいりまして、参加をする予定でございます。エコチル調査は国際的にも意義が大きく、今、諸外国からも注目をいただいているというふうにも私は聞いておりますけれども、1月24日、先月の24日からは、妊婦さんの募集・登録を順次開始をしているところでございます。国民の皆様方にも、今後とも、是非御理解と、そして広く知っていただきたいという思いでございまして、報道関係の方々にも、是非ともシンポジウムに御参加をいただければありがたいと思っております。
 報告事項は以上でございます。皆様方から。

2.質疑応答

(問)名古屋議定書の署名が始まりまして、大臣、早期の署名を目指すというふうに昨日お話をされていたのですけれども、今想定されている時期として、具体的にいつぐらいというようなものというのはあるのでしょうか。
(大臣)もう私からは、COP10の議長国として、とにかくできるだけ早い時期にということを指示しています。今日も娘から怒られました。「何で早くしないの」と言って。できるだけ早急にやりたいと思います。

(問)署名までにどういった手続き、いつごろまでに署名したいかということについて。
(大臣)いろいろな法律の問題とか、様々な問題もあるでしょうし。
(事務方)まずはテキストを日本語で確定して、現行の法律と照合するという作業があります。
(政務官)いずれにしろ、関係方面としっかりと早急に協議を進めて、なるべく早期に形にしていきたいなというふうに思ってございます。
(問)年内ぐらいのメド?
(大臣)年内までかからないでしょう。
(問)批准というのは、だいたい次のCOPまでという感じですか。批准だともう法整備とかが必要になってくるかと思うのですが。
(大臣)何か月とか、時期について何かないのですか。
(事務方)国内法制をきっちり作った上で、国内法と批准案件と両方同時に出しますので、ちょっと批准までには時間がかかろうかと思います。

(問)政務関係で恐縮なのですけれども、小沢さんが強制起訴された件で、樋高さんは非常に小沢さんを尊敬してらっしゃると思うのですが、この件についてどういうふうに受け止めてらっしゃるのか。
(政務官)私は環境政策あるいは環境行政について、今、一所懸命取り組まさせていただいておりまして、それについてのみお答えをさせていただきたいなと。大変申し訳ないのですけれども御理解いただければありがたいと思っています。

(問)さっきのエコチルの国際シンポなのですけれども、広く一般の方にも知ってもらいたいということをおっしゃっていましたが、そのシンポの内容とかというのはどういうふうに、公表とか、国民の皆さんに知らしめるおつもりですか。
(政務官)まず会議そのものも、確か、事前に登録をいただいたり。
(事務方)もう満員になっています。
(政務官)御陰様でマスコミの皆さんも先着順、何かそれも満員だというように聞いたような。
(事務方)マスコミの方々には是非と思っております。
(政務官)また、今後の検討事項でありますけれども、得られた成果などを、何かしらの、ネットなのか紙ペーパーなのか、国際シンポジウムでありますから。お互いに学び合うことがあると思いますので。しかも日本が、むしろ世界をリードするべく、この疫学調査をするということでもございますので、また何らかの形で皆さんに発表できる形でできればいいかなというふうにも思ってございます。

(問)大相撲の八百長問題が国会でも取り上げられて、ファンに対する裏切りという面と、それから公益法人の認定問題についての両面あると思うのですが、このことについて。
(大臣)国技ですから、そういう意味では、これから文部科学大臣、あるいは様々なところで判断をされるだろうと思います。所管ではないので。ただ、昨日テレビで見ておりましたけれども、ひどいね。ひどい。あれはひどい。

(問)ちょっと参考までに伺いたいのですけれども、この前行ったばかりですけれども、新燃岳の関係なのですが、また近いうちに出張とかそういう御予定とかというのは、考えてらっしゃいますでしょうか。
(大臣)予算委員会やっていますから、どういう段階で行けるかなというのは言えませんけれども、ものすごく心配ではあります。行きたいなと思いますし。高原町の避難されている人、いろいろな意味で、町長もいろいろな判断されたと思いますけれども、いろいろ苦渋の、地域では決断もあるのだろうと。そういう意味では、避難されている方とか、空振でガラスが割れたり、私も霧島側で空振聞きましたけれども、やはり恐怖感もあるし、そういう意味では本当気持ちはよく分かりますし。降灰というか、灰の量も、あの時すごかったので。これも1日も早く除去する作業を、国土交通大臣中心にやっていただいているというふうに思いますけれども、あれはすごかったです。

(以上)

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