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環境省大臣記者会見・談話等>政務三役会議後記者ブリーフ要旨

大臣記者会見・談話等

政務二役記者ブリーフ会見録(平成23年1月20日(木))


1.発言要旨

(政務官)お疲れ様です。今日は近藤副大臣が公務でお休みでございますので、大臣と私、政務官の方で二役会議を行わせていただきました。まず冒頭に大臣と私からそれぞれ一件ずつお話させていただいて、そのあと質疑応答させていただければと思っています。
 まず大臣からお願いします。
(大臣)高知県の視察について、お話をいたします。
 明日21日より、1泊2日で高知県内の高知市、須崎市、南国市、檮原町を視察する予定です。先日の再任会見で述べた大量流通を見直し、地産地消や地域資源循環を推進する検討の一環で、木材等の地域資源を地域内で積極的に活用し、低炭素社会を目指している具体的事例を視察をするものであります。実際の現場や関係自治体の首長との懇談を通して、今後の検討の一助としたいというふうに思っております。
 それから昨日、国立環境研究所に行きまして、そういった旨の話も若干、これから勉強を一緒にしましょうという話もいたしました。私からは以上です。
(政務官)ありがとうございます。続いて私の方から、昨年暮れに予告してあります、今後の環境教育・普及啓発の在り方を考える検討チーム、チーム樋高のプロジェクトについて、いよいよスタートさせますので、ちょっとその御報告でございます。
 去年の12月22日に準備会合を行いまして、省内の新進気鋭の優秀な若手の皆さんと、あと外部の有識者の皆さんで、今後の環境教育、あるいは普及啓発の理念から始まって、実際の施策の進め方、具体策まで整理をしましょうというのが今回の目的でありますけれども、来週の月曜日、24日18時から、第1回の会合をスタートさせていただきたいというふうに思っております。会議そのものは公開するほどのものではないので非公開にしますけれども、冒頭頭撮りしたりとか、あるいは終わったあときちんと私の方で丁寧にブリーフィングさせていただきたいなと思っておりますが、月曜日はちょっと遅いので、また日を改めてと思っております。なお、その外部有識者の方は、また貼りだしをさせていただきますけれども、御名前だけ、御了解いただいた6名の方を御紹介をさせていただきますと、鹿野陽子様、川嶋直様、小澤紀美子様、五島政一様、田中里沙様、渡辺美帆様。皆さんそれぞれ環境教育のエキスパート、専門家であります。特に女性の視点を重要視させていただいて、若手女性の方にも声をかけさせていただいたところであります。なお、このプロジェクト自身は、この間まで次官でいらっしゃいました小林さんにもアドバイザーとして、学識経験者として、加わっていただくということで予定しております。また、ただ単に環境省だけが頑張るのではなくて、これは内閣一丸となって、日本政府が一丸となって取り組んで行くのだということで、先週私の方が、文部科学政務官室、笠政務官のところに御邪魔をしまして、今後一層連携を密にしようということで、今後、連携傾向の確認をしたところでございますけれども、こういった他省庁との連携もしっかりと行ってまいりたいと思っております。
 以上でございます。何か皆さんからございませんでしょうか。

2.質疑応答

(問)月曜日から水銀条約の国際会議が始まるのですが、それに際して、大臣の意気込みといいますか御所見をお願いします。
(大臣)水俣病始め、水銀の問題は大変重要な問題で、いろいろな意味で、このところいろいろなマスコミの皆さんも取り上げていただいているということで、重要な折衝の場になるというふうに思っております。あわせて余剰水銀の管理とか、処分とか、いろいろなことで論議をされるというふうに思いますので、しっかりとこれに取り組んでいきたいというふうに思っております。

(問)水銀条約の関連なのですけれども、日本が、やはり処分の関係もあって、余剰水銀を輸出してますよね。これに関しては批判は多いかと思うのですけれども、このことに関して、今後どうしていくかも含めてお話しいただけますか。
(大臣)そのことについても、貿易という意味につきましては、大きな検討課題の一つだというふうに思っています。さっき言いましたように、余剰水銀の保管や処分についてもあわせて検討していかなければならないと思いますので、今後できる限り早期に政府内で検討を行っていきたいというふうに思います。
(問)早期に検討したいというのは、輸出に関連して、どう対応していくのか、今後減らしていくためにどういう、例えばロードマップみたいなものをつくっていくのかとか。
(大臣)それも含めて、例えば海外がどうしているかとか、アメリカの動きとかもいろいろありますし、それも含めて早期に検討していくということです。
(問)政府内のですか。それとも何か、新たに何かをつくる、検討会みたいなものをつくる。政府内で。
(大臣)まず部内で。

(問)樋高政務官に伺いたいのですけれども、月曜日に環境教育についての検討会の第1回を開かれるということで、理念や具体策を幅広く議論されるということなのですが、環境教育といってもすごく幅が広いものだと思うのですけれども、とりあえず、まず主要なというか、考えられる議題としては、具体的にはどういったものから始められるのでしょうか。
(政務官)これは要するに、再来年度の重点予算なり施策に反映させていきたいということを去年申し上げておりますけれども、今までのレビューをしましょうと。今までの環境教育、良かったところはより伸ばさなくちゃいけないし、また、ちょっと改良が必要な部分については改良していきましょうということで、ゼロベースで一度見直していきましょうということでありますので。まず、私ども省の中の方だけでなくて、省の外の方からも、いろいろアドバイスをしっかりいただいて、バージョンアップしていきましょうということが思いでありますので。まずは具体的にどこにスポットライトを当てていくかということも含めて、これも外部の有識者の皆様も含めての、いろいろな御高説をいただきながらやっていきたいと思っていますので。まずはキックオフが、来週の月曜日の国会開会にあわせてスタートさせていただきたいと思っています。
(問)ということは、足がかりとしては、今までのレビューということで、環境省内で今までやってきた環境教育政策、例えばエコクラブですとか、そういったものの見直しから始められるということですか。
(政務官)見直しというか、ありとあらゆるものをもう一回検証しましょうというだけ。まず現状が今どういう状態であるかということを、やはりまず把握するところからスタートかなというふうに思います。
 是非、皆さんの方で、何か環境教育の良い知恵があったら教えてください。

(以上)

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