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小笠原諸島の世界遺産推薦のIUCN評価結果に関する松本環境大臣談話(平成23年5月7日)

 我が国の小笠原諸島が、世界に冠たる自然地域の一つとして世界遺産一覧表に記載されることが適当であると、国際自然保護連合(IUCN)によって評価されたことをとても嬉しく思います。
 東京都や小笠原村、地元の関係団体や島民の皆様の、長年にわたる保全の取組と熱意があってこその評価であり、これまでの努力に敬意を表します。
 また、推薦書の作成や推薦地の保全管理にあたって、多くの専門家のご助言と関係機関や地元の方々のご協力を頂いたことに、深く感謝申し上げます。
 最終的な決定は6月の世界遺産委員会を待たなければなりませんが、小笠原諸島の世界遺産登録に向けて大きく前進したものと考えております。
 一方で、IUCNからは保全管理上の有益な指摘も頂いており、関係機関、関係自治体、専門家、地元の方々と連携して、より一層の質の高い保全管理が行えるよう、引き続き努力をいたします。