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環境省大臣記者会見・談話等>大臣記者会見要旨

大臣記者会見・談話等

江田大臣記者会見録(平成23年8月23日(火))


1.発言要旨

 閣議がございましたが、法務省、環境省、両省とも特別御報告することはございません。

2.質疑応答

(問)民主党の代表選なんですけれども、今月29日に投票ということで日程が内定しました。前原前外務大臣も含めて、立候補の意志を固める方が乱立気味の様相を呈してきましたが、現状について大臣はどのように御覧になっていますでしょうか。
(答)27日告示、29日投票という日程については、この後、26日までの法案処理が前提でということですが、各会派の皆さん、国会運営についても御理解いただいて、そういう日程で進んでいくことになると思います。2年前に政権交代を行って、本当に本格的な政権交代は初めてのことで、しかも政権担当の経験のない勢力が政権を担当していますので、いろいろなことがあるだろうし、現にあったと思います。しかし、こういう経過を通じて、今の民主党というのは政権を担当できる、そういう力量を持った政党になっていってほしいと心から願っています。今度の代表選については、今のところ、大勢の人が手を挙げそうな状況ではありますが、是非一つそういう政権交代を定着させていくという観点から、国民の方をしっかり向いて震災復興もありますし、経済の状況も大変ですし、そうしたことを見極めながら、国民に分かり易い、そして、政権交代後はまあいろいろなことはあったが、これから新しい政権で希望に向かって進める、そういう代表選に是非なったらいいと思いますし、私自身もそうした方向で努力をしたいと思っております。大勢の人が手を挙げていますが、しかし、代表選立候補には一定の要件もあるので、みんながみんなそのまま立候補できるようにはならないんじゃないかと思います。時間があまりないのでちょっと大変ですが、自然に絞られていって最後は一人に決まっていくので、決まった後は、今度はその人を中心にして政権運営がきっちり行えるという体制に、つまり、政権交代の次のフェーズにちゃんと入っていけるようにしていきたいと思います。
(問)民主党の代表選挙に手を挙げている数多くの方のうちの何人かの方が、小沢元代表の党員資格停止の解除について言及しておりますけど、これについてはどのようにお考えでしょうか。
(答)政党というのは公共財ですから、その政党のルールに従って、処分のことなどを決めているので、誰であれ、それを自分が代表になったらこうするというような、代表の裁量によってあれこれ動かせるものではないと思っております。もし処分について、処分を見直すような必要があれば、それはそれなりの手続を採ってやることになるのでしょうが、私は今の体制の下で決めたことは、尊重していくべきだと思います。

(問)放射能汚染の対処法案が今国会成立の見込みになっていますが、この受け止めと、この法律に基づいて除染などを進めていくと、高濃度に汚染された土などが出るわけですが、その最終処分の方法が現時点では決まっていないことについて、どのように対応を進めていくか教えてください。
(答)これはまさに、この後すぐに衆議院の環境委員会で議論になる、もっとも議論の前に、まだ委員長提案のものが出される前に、一般質疑でそうしたテーマについて、私に対して質疑がありますので、受け止めというのは、まさに緊張してそのときを迎えているというところでございます。最終処分場をどうするかなどについては、やはり、法律ができてから検討をしていくということですが、法律の中にもいろいろな規定がございますので、順次、この除染から始めて、着実に国民の安全安心、これを第一に考えながら進めていくものだと思います。

(以上)

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