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熊本地裁が和解に向けて示した「所見」に関する大臣談話(平成22年3月18日)

 半世紀という過ぎ去った大切な時間を埋めることはできないが、今、生きて苦しんでいる人々を一刻も早く救うべきという鳩山総理の指示の下、国が率先して受入れを決めさせていただいた。今後は、熊本県やチッソに働きかけ、よく協議を行い、3月29日には全被告揃って所見受入れを回答するよう取り運びたい。

 同時に、水俣病特措法による救済を求めていらっしゃる被害者の方々とも、これから直ちに協議を進め、5月1日には救済措置が開始されるよう最大限努力する考えである。

平成22年3月18日
環境大臣 小沢 鋭仁