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環境省大臣記者会見・談話等>大臣記者会見要旨

大臣記者会見・談話等

小沢大臣記者会見録(平成22年2月12日(金))


1.発言要旨

 私からは今日は特にありません。

2.質疑応答

(問)来週月曜日も副大臣級会合で温暖化の協議があると思うのですけれども、どのような感じで進んでますでしょうか。
(答)この前の記者会見の時に申し上げましたが、8日の日に法案要綱を提示して、今各方面とそれぞれ協議をしておりますので、そういう状況をベースに置きながらいくつかの、この前も質問が出ましたような大きな論点を提示させていただいて、副大臣会合では実務というよりもそういった大きな論点の決着についての議論をしたいと思っています。多分これは、それで決着がつけられればそれでいいのですが、なかなか最後は閣僚委員会まで持ち上げなければいけない案件も多いのかと思っておりますが、いずれにしても実務者のレベルでしっかり協議をして、閣僚委員会にそれにしても上げていくということが必要だと思っています。 

(問)いわゆる真水のパーセントの決着というものは、いつごろが目途というお見通しでしょうか。
(答)これはですね、私としてはできるだけ早くやりたいということですので、法案が3月の12日までに基本法を出さなければいけない、それにあわせてロードマップの方も出していきたいと。実際に審議に入れるのはその後になるでしょうが、ですから3月いっぱいくらいにはそういうところも私としては出していきたいと思っておりますが、この前も予算委員会で答弁しましたように、今までの状況と決定的に違うのは、まだあの数字が25%が国際公約として確立していないということでありますので、京都議定書のような形の時とは違うので、そこは是非、記者の皆さんも御理解をいただきたいなという風に思います。ですから結論として、どういう出し方をしていくのかという話はいろいろあり得ると思っております。現時点でもいくつかの役所からは「明らかにすべきではない」という意見も、もう意見として、一つの役所ではなくて複数の役所から上がってきているのは事実です。

(問)「明らかにすべきでない」というのは「書き込むべきではない」ということでしょうか。
(答)そうですね。基本法というよりも、ロードマップとしても明らかにすべきではないと。
(問)「基本法に書き込むべきではない」という声があるというわけではない。
(答)それはもちろんなんでしょうね。
(問)それは、真水の部分をということでしょうか。
(答)割合をですね。国際交渉上望ましくはないという見解ですね。

(問)かねてから経済界の反対が根強い排出量取引制度については、各所から何か今のところで伝わってきている意見はありますか。
(答)これも要は「すべきではない」というところまではありませんが、いろいろなやり方があり得るので、そういった意味では、いわゆるキャップアンドトレード方式の排出量取引という明解な書き方は避けるべきという意見はありますね。
(問)それは、経済界の方からそういう声があると。
(答)まあ、そういうことですね。
(問)党内は。
(答)役所の中からもありますね。あと党内は今、政策会議で説明をさせていただいて、もちろんそれ以外にも委員会の役員の人とかには事前にお願いをしてありますが、今、全体の政策会議では説明をしているという最中だと思います。

(問)様々な団体とお会いして意見を伺ってから副大臣級会合に臨むとこの間おっしゃられてましたけれども、もう実際に団体にお会いしたのでしょうか。
(答)そうですね、皆で手分けして今やっています。かなりお会いしているのではないでしょうか。役所あるいは団体、個人あわせて、もう本当に多くの皆さんとやっているはずです。で、私のところには逐次それが報告があがってきておると。

(問)改めて、大臣としてキャップアンドトレード方式の排出量取引導入については、どういう風にお考えかお願いいたします。
(答)避けては通れないと思っています。

(問)民主党幹事長の事件に関連して、石川議員が離党ということで処分を決着させたわけですけれども、この決着について大臣のお考えをお願いします。
(答)仲間の一人としても、大変残念なことですけれども、彼自身も支持者の皆さんとも相談した上で、今の国会審議等に影響を与えたくないという判断の中で決断をしたのかなと思っていまして、そういった意味では、残念ではありますが仕方がないということだと思います。

(問)議員辞職はされないというお考えですけれども、この点については、どのように考えられますか。
(答)これはいつも言っているように、議員の立場というのは皆さんでつくっていただいている話なので、彼個人の思いとそれから支持者の皆さんの思いと、そういう中で下した判断でしょうから、私は横から色々言うべき話ではないなと思っております。

(以上)

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