小沢大臣記者会見録(平成21年11月6日(金))
1.発言要旨
私から特に御報告はございません。皆さんからどうぞ。
2.質疑応答
(問)政府の行政刷新会議が来週11日から事業振分作業を始めます。もしこの場で環境省の事業が不要と判断がされた場合、大臣としてはこれを受け入れるお考えでしょうか。
(答)朝もちょっとそういう相談もしたのですけれども、案件がまだ提示されていないようなので、正式な案件が出てその対応を協議したいと思っています。絞り込みの案件がまだ出ていないようなので、それを見てから判断したいと思っています。
(問)地球温暖化対策税ですが、昨日税調とのヒアリングで田島副大臣が環境省としては来年度中の実施を求めていきたいという言い方をされていましたが、これは大臣と御相談された上でのものでしょうか。
(答)もちろんです。一部報道で見送りかというような話がありましたけれども、まったくの誤解で、私は税収減の穴埋めに使うというような話を避けなければいけないので、そこは工夫が必要だという意味で申し上げただけで、見送りという気持ちは一切ありません。
(問)逆に4月からの実施を求めるということでもないと。
(答)要は国民の皆さんがそれでもいいよとこう言っていただけるのであれば。今の政府は今までの負の遺産を抱えていますからね、ですからそれを考えると、それは4月からの方が望ましいのですが、そこは国民の皆さんの受けとめですねというように思っています。私はそこは若干時間があった方が、間が空いた方がいいのかなという意味で申し上げています。
(問)バルセロナの交渉の進捗状況はいかがでしょうか。
(答)一時中断したようですが、再開になって協議は続いています。まあ粛々とやっているとこういうことだと思っておりまして、いわゆるすべての案件が解決するにはとても至らないとこう思っています。
(問)温暖化対策税の税率ですが、数日後に出されるというようですが、いつ頃をメドに考えていらっしゃいますか。
(答)まあそれは税調との協議ですけれども、大体いつでも出せる状況にまでなりつつあるなと思っています。
(問)では来週にも。
(答)可能性はあるのではないでしょうか。
(以上)