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大臣記者会見・談話等

事務次官会見要旨(平成20年9月22日(月))


1.次官会議案件等概略説明

 今日の事務次官会議の案件はありませんでしたので、懇談会ということになり、福田内閣で最後の次官会議ということで、各省庁から発言がありました。したがって、その内容を言うことは適切ではありませんが、私からは、福田総理の下で温暖化対策について、ダボスから洞爺湖に至るまで大変成果があがったということ、これからCOP14、COP15に目掛けて、これまで築いていただいたものの上にしっかり前進しなければならないという趣旨のことは申し上げました。
 私からは以上です。

2.質疑応答

質問
COP14について、来月の中旬頃に準備会合があるかと思いますが、この流れでいきますと大臣の出席は難しいのでしょうか。

→COP14に向けて、とにかくできる最大限のことをしなければいけないということでありますので、日程その他について、今の時点で予測をもって難しいとか何をどうするということは考えておりません。常にその時の状況の中で最大限のことをしていかなければならないと思っております。COP14に向けて、一連の作業等が続いているわけで、8月にアクラの会議がありましたし、アクラの会議の後、それをCOP14に繋ぐために各国から9月末までに意見があれば出して下さいとなっておりますので、まだ内容は関係省庁と詰めておりますから申し上げることはできませんが、それも鋭意詰めております。詳細は言えませんが、基本的にアクラで言ったことは言わなければいけないわけでありますから、2050年に半減という長期目標をUNFCCCの流れの中で位置づけてもらわなければなりませんし、セクター別アプローチを活用してもらわなければいけませんし、途上国もそれぞれの責任能力で共通で差異ある対応がいるのでしょうということを言いましたから、そういうことも敷衍して言わなければいけないと思います。その基本線は9月9日の4大臣会合でも議論しておりますから、そういうことでしっかり進めていくということになると思います。あの時あまり目を向けて申し上げませんでしたが、トピックスとして、途上国を支援するためのクールアースパートナーシップということが大事だと思います。それを現実に途上国にバックアップするため、気候変動対策の円借款制度ができたわけですけれども、それをステアリングするための会議をやろうということになっております。環境省は、永らく、リオのサミットくらいから、こういう国際協力についても環境省も参加した中で議論をしていってほしいという願いをもっていたわけです。今般、環境省も参加する形でクールアースパートナーシップの運用に関する連絡調整会議、これは課長会議ではありますが、そういうものをやろうということになり、先週の火曜日に開かれました。そういう面でも着実にやるべきことはやっていくということであります。先のことについては、その時々の状況にあわせて一番効果的な最大限のことをやるということで、その都度判断をしてCOP14に向けて努力をしていきたいと思っております。

(了)

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