鴨下大臣記者会見録(平成20年4月11日(金))
1.発言要旨
本日の閣議案件につきましては省略します。
私からの発言ですが、私は明日4月12日から14日まで中国を訪問します。アジア・ボアオ・フォーラムに出席するということと、周生賢中国環境保護部長等と意見交換を行うことにしております。
私からは以上です。
2.質疑応答
(問)フォーラムでは、大臣は何かスピーチをされたりするのでしょうか。
(答)低炭素社会の実現に向けた取組等について発言をします。
(問)会談では具体的にどういうことを話されるのでしょうか。
(答)具体的な案件はありませんが、例えば黄砂の問題などについての議論をして、できれば結論も出してきたいと思っています。
(問)温暖化関連のということでよろしいでしょうか。
(答)周生賢さんとは、むしろコ・ベネフィットなどの公害問題等が中心です。
(問)結論というのは、以前から懸案になっている…
(答)情報の公開などについて、事務レベルである程度は進んでいますから、最終的な合意ができるかどうかということを詰めてきたいと思います。
(問)いつから情報提供再開ということは。
(答)具体的にはまだこれからです。
(問)中国側も、基本的には前向きな姿勢で対応しようとしているのでしょうか。
(答)事務的なレベルではそういうような状況ができつつあるということですが、最終的に周生賢さんとの間の合意ができるかどうかは、会ってみないとわかりません。
(問)それは研究レベルでの公開ですか。それとも一般へも含めた公開ですか。
(答)研究レベルと言っても、日中である程度情報を共有するということは、私は一般にもある程度公開されるという認識でいますが、それは先方があることなので何とも言えません。
(問)環境大臣会合でも、公害、3Rなどが中心のテーマですが、その辺に絡むような打ち合わせというか、事前協議をされるのでしょうか。
(答)幅広に、いろいろと議論してきたいと思っていますから、もちろん3Rのこと、特にごみのリデュースの問題などについても議論はしたいと思っております。
(以上)