本文へジャンプ
ここから本文
環境省大臣記者会見・談話等>大臣記者会見要旨

大臣記者会見・談話等

鴨下大臣記者会見録(平成20年3月25日(火))


1.発言要旨

 本日の閣議案件ですが、一般案件4件、国会提出案件18件、政令12件です。環境省請議については、「循環型社会形成推進基本計画の変更について」と「廃棄物処理施設整備計画について」を決定させていただきました。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)4月からの約束期間入りの前に対策の閣議決定がまだのようですが、これについてはどのような見通しになっているのでしょうか。

(答)年度内に閣議決定する予定で、今準備をしている段階です。しっかりと対応して3月中にきちんとした形で閣議決定したいと思っております。

(問)何か支障があるとか、何か特別なことがあるのでしょうか。

(答)そうした話は何もありません。まだ時間は多少ありますので、この間にしっかりと最終的なところに至ると思います。

(問)大王製紙が100%の古紙の再生紙を作ることができると話しているのですが、これについてはどのように思われますか。

(答)技術的に工夫をすればできるということなのだろうと思いますので、是非やってもらいたいと思う反面、今までなぜできなかったのかなというような疑問も多少感じます。ただ、これから古紙の再生について、より積極的にやってもらいたいという意味においては古紙100%が技術的に可能だということは、私としてはいい情報として受け止めています。

(問)他の社はまだできないと言っていますが、技術的にできたり、できなかったりがあるようですが。

(答)そこはよくわかりません。各社それぞれ技術水準というものがあ

るのかもしれませんが、私としては古紙の配合率を高めた形で実用に適う紙ができることが一番いいことですから、技術をより洗練していただきたいと思います。

(問)本日、岐阜市内で大量に不法投棄されている産業廃棄物に関して、行政代執行に同意されると思いますが、これについての御所見をお願いいたします。

(答)地元からもいろいろと陳情も受けておりましたし、大変困っているというお話と、内部がぐつぐつと燃えているというようなお話で、一刻も早く対応しなければいけないと私も思っておりましたので、大臣同意ができるような手続きになったことは良かったと思っております。

(問)知床の世界遺産について、北方領土まで広げた一体的なものを目指すNPOが地元で立ち上がり、今度、環境省にも要請に来るということですが、なかなか難しい面もあるかと思いますが、現時点での受け止めをお聞かせください。

(答)北方領土の自然を守るということについては、それを否定するものではありませんが、基本的にこの北方領土が日本の固有の領土だという認識の下に考えたときに、ロシアと共管が本当にいいのかどうかということについては、私は大いに疑問があります。そのことについてはこれから多分、いろいろな議論になると思います。それを私なりには見守りたいと思います。

(以上)

▲Page Top