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大臣記者会見・談話等

鴨下大臣記者会見録(平成20年1月29日(火))


1.発言要旨

 

 本日の閣議案件等については後ほど資料でお示しします。
私からは以上です。

2.質疑応答

(問)ダボス会議についてですが、今回の日本提案は各国からどのように受け止められたという印象をお持ちでしょうか。

(答)一定の評価はあったと思います。特に国別削減目標について総理が言及なさったことについては、評価をいただいたと思っております。ただ、積み上げの方法論についてはこれからの議論ですので、それぞれの国の主張とぶつかるところもあると思いますが、日本の主張についてはこれからもしっかりと発言していきたいと考えています。

(問)日本としての今後の数値目標についてですが、昨日の予算委員会でも2050年に半減以上という発言がありましたが、そういう方向で今後具体的な検討を進めていくことになるのでしょうか。

(答)IPCCの科学的な知見でも、2050年には先進国を含めて50%削減ということですが、先進国の中ではより深掘りをすることが一般的な常識ですから、日本も自ずと50%以上を目指して努力するべきだと考えていますし、そうあるべきだというようにも思います。

(問)セクトラルアプローチのようなやり方で積み上げるということについて、ダボスでの海外の反応はどのようなものだったのでしょうか。

(答)いろいろな意見はありますが、例えばEUのやり方、あるいは日本が提案して、これからより具体化していく方法など、意見の相違があるのは間違いないと思います。そうした中で、全ての国が入る枠組みの中で合意できるようなものを目指していくのがG8議長国である日本の務めだと思っています。

(問)本日からグリーン購入法に関する専門家の検討会が始まりますが、どのようなことを期待されますか。

(答)まず全貌の解明をきちんとしてもらいたいと思っております。今の段階では甚だ不十分なところがありますから、これについては各メーカーも最善の努力をしてもらいたいと思います。また、グリーン購入法の要件に合わないものも既に入っていることについては、どのような扱いが一番ふさわしいのか、廃棄するのはもったいないということもありますので、このあたりのことを冷静に、合理的な議論をしていただきたいと思っています。内容については今日の夕方、事務方から説明をさせます。

(以上)

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