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環境省大臣記者会見・談話等>大臣記者会見要旨

大臣記者会見・談話等

鴨下大臣記者会見録(平成20年1月15日(火))


1.発言要旨

 本日の閣議ですが、一般案件2件、国会提出案件13件です。環境省請議はありません。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)先週金曜日に民主党が地球温暖化対策本部を開催し、その中で次の通常国会に排出権取引を盛り込んだ地球温暖化対策法案を出すというようなことを主張されているのですが、政府としては排出権取引についてどのような検討をお考えなのでしょうか。

(答)民主党が出した法案の内容について私は全く承知しておりませんので、今ここでコメントすることはできません。ただ、排出量取引については、かねてから申し上げているように環境省の中で自主的な参加方式でやっており、それを拡充していくことは環境省としてはやっていく必要があると思っています。また、第一約束期間に入って、それなりに成果が上がらなければ様々な行政的な手段が必要だろうと思います。そうした中で有力な方法の一番目なのだろうと思っています。引き続き、より具体的に検討もしていきたいと思いますし、各国の動向もしっかりと調査をして、日本として最もふさわしい国益に添ったやり方を、環境省としてはしっかりと研究したいと思っています。

(問)ダボス会議が近づいていますが、政府としての方針は少し詰まったのでしょうか。

(答)明日、4大臣会合があります。その中で多分、総理の発言について諮られるのだろうと思います。せっかく総理が行かれるわけですから、世界の中で評価をされるような発言を是非していただきたいと私は思っております。ですから、私としては明日の4大臣会合でもそうした趣旨に添って発言したいと思っています。

(問)グリーン購入法でのコピー用紙の古紙配合率引き下げが先送りなったと報道がありましたが、これについて大臣はどのようにお考えでしょうか。

(答)古紙100%の紙がコピー用紙としていいのかどうかという品質の問題について、あるいは古紙回収の量の問題について、少し引き下げた方がいいのではないかという議論がありました。しかし、今報道されているように、古紙1%でも再生紙というような話が他方ありますから、今の段階で引き下げをただやることが必ずしもいいかどうかという話になってきてしまいましたので、詳細に検討して、もう一度出直すということだろうと思っています。
古紙をより有効に使っていただくことについては、我々はどんどん推進したいと思っていますから、どのような方法が一番いいのか、どのくらいの混合率が一番いいのかということも含めて、もう一度検討しようという話になりました。

(以上)

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