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環境省大臣記者会見・談話等>事務次官会見要旨

大臣記者会見・談話等

事務次官会見要旨(平成19年4月16日)


1.次官会議案件等概略説明

 本日の事務次官等会議ですが、特に御報告する案件はありません。
 私からは以上です。 


2.質疑応答

質問
 今朝行われたイオンとの自主協定について、担当のリサイクル推進室長が、自主協定は環境省にとってトップランナー方式であり、各業界で最も取組を進めているところを自主協定という形で検証することになっているという御発言があったのですが、今後どのような業界に自主協定が広がっていくことを期待していらっしゃいますか。

→容器包装廃棄物の3Rの推進に向けて、事業者自身の自主的な取組を推進していくため、事業者と国、あるいは事業者と地方公共団体とで行っているところもありますが、そうした協定締結を活用し、先駆的取組を行う事業者、トップランナーという言い方でも結構ですが、それを支援していくことによって事業者全体を牽引していくことが有効であります。中央環境審議会の意見具申にも盛り込まれており、昨年9月にローソン及びモスフードサービスと協定を締結したところです。今般、レジ袋削減に積極的に取り組んでこられたイオンにおいて、趣旨に御賛同いただき、さらに先駆的取組を行っていくという提案もありましたので、環境省としても広報等によりできるだけ支援していくことにいたしました。        
  今後とも、他の事業者の模範となるような先駆的な取組、そして事業者全体を牽引していけるようなトップランナー的な取組を進める御意向がある事業者がいれば、環境省としてはこうした協定の活用に向けて調整し検討を行っていきたいと思っています。具体的にどのような業界という考えは今直ちにはありませんが、どこからでも御提案があれば歓迎し、内容を見た上でこうした方式の活用をこれからも進めたいと思っています。


質問
 明日、国連安全保障理事会で公開討論会があり、気候変動が議題となるようですが、安保理の場で気候変動が議論されることについてお考えをお伺いします。

→気候安全保障ということで最近語られているように、単なる気候変動という問題にとどまらず、安全保障という視野で見ていかなくてはならない人類にとって喫緊の課題であることも確かですので、安全保障理事会においてもそうした議論が行われることは環境省としても大変好ましいことだと思います。


質問
 これには日本政府も参加するそうですが、どのようなことを主張される予定なのでしょうか。

→非常任理事国も入って議論するということは報道でも承知しており、イギリスの提唱でそうした議論が行われ、日本も積極的に参加することとなると思いますが、その場でどのような発言をするかということについては今は承知しておりません。


(了)

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