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環境省大臣記者会見・談話等>事務次官会見要旨

大臣記者会見・談話等

事務次官会見要旨(平成20年1月7日(月))


1.次官会議案件等概略説明

 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。
 本日の事務次官等会議ですが、今年初めてということで、官房長官、三官房副長官も御出席され、御挨拶がございました。官房長官からは、国政の課題が山積しているので、各省総力を挙げて、しっかりと対応してほしいということ、行政の前提として国民の信頼を確保することが何よりも大事であり、綱紀保持等に努めること、洞爺湖サミットに向けて、全力を挙げて進めること等のお話がありました。その後、三官房副長官からそれぞれ御挨拶があり、事務次官等会議が行われました。案件は、一般案件1件、政令1件、人事1件、配布3件でした。特に環境省関係はございません。
 私からは以上です。


2.質疑応答

質問
 今年はサミットもありますが、今年の課題と抱負をお伺いします。

→今年から京都議定書第一約束期間がスタートしました。また、洞爺湖サミットでは気候変動が一つの大きな課題として議題とされるということで、まさに環境の年だと思っております。
 環境省も、地球温暖化対策を始めとして様々な課題を抱えており、大きな世界の流れ、時代の要請を踏まえ、これらにしっかりと対応し、進めてまいりたいということに尽きると思います。
 環境の問題は、一人一人の足下のライフスタイル、あるいは職場、工場などいろいろな部門におけるワーキングスタイルというもの全てに関係してきます。そうした意味で、これから一人一人が、地球環境が今私たちに要請してきている課題に真摯に見つめ合い、考えていかなければなりません。そうしたことも含めてしっかりと政策運営を進めていきたいと思っております。

質問
 鴨下大臣が正月にツバルに行かれましたが、この成果についてお伺いします。

→明日、恐らく大臣御自身からお話があるかと思いますが、1月1日から5日までツバルを訪問され、イエレミア首相、テイイ副首相兼天然資源・環境大臣等にお会いになりました。また、短い時間ではありましたが、実際に海水の浸水に見舞われた地域において野菜の栽培場所や海岸沿いの家屋、あるいは廃棄物の投棄場所といった様々なところを御自身の目で見て、視察されたと承知しております。
 CO2をどうやって削減していくかという緩和策、削減対策は非常に大事ですが、一方で現実の地球温暖化にどう対処するかという適応の問題も極めて大事です。島しょ国やアフリカなどの開発途上国といった、地球温暖化に対して脆弱な地域に支援の手を差し伸べることは、CO2の削減と並んで、やはりもう一つの柱だと思います。そうした意味で極めて有意義な訪問だったと思っております。実際の印象等については、明日、お聞きいただければと思います。

(了)

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