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環境省大臣記者会見・談話等>大臣記者会見要旨

大臣記者会見・談話等

鴨下大臣記者会見録(平成19年11月2日(金))


1.発言要旨

 おはようございます。
 11月2日の閣議案件につきましては、国会提出案件19件、政令4件で、環境省請議はございません。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)今国会の会期も残り1週間になりましたが、環境省では温泉法の改正案を提出されていまして、今日、衆議院通過の予定ということになっていますが、成立の見通し等についてはいかがでしょうか。

(答)基本的にこの会期内に収めていただくということを、私たちはずっと国会にお願いしているところであります。それぞれ会期がどうなるかという議論はあるようですが、この会期内に参議院まですべて通過するということを、我々はひたすらお願いするのが仕事ですので、それに尽きます。

(問)今日の午前0時でテロ特措法が期限切れで、インド洋から海上自衛隊の船が撤収ということになりました。新テロ法ということで今は国会でも提出され議論されていますが、国際貢献という意味で、一旦自衛隊の活動が切れてしまうということについてはどのように考えていらっしゃいますでしょうか。

(答)私は環境大臣ですから、個別のことについてはあれこれ言う立場ではありませんが、世界の中での日本の貢献ということは、様々な分野であると思います。もちろん環境はその重要な分野の一つですが、安全保障ということでは、我々は9.11で日本人の命も失って、大変残念な思いをしているので、テロとの戦いに対して世界に貢献するという意味においては、国の中の議論で残念ながら中断せざるを得なくなったということについて、私は遺憾に思っております。

(問)東京都が環境税を導入しようと検討しているということなのですが、これについて大臣はどう思われますか。

(答)来年から第1約束期間に入るわけで、マイナス6%の達成は今のままでは難しいという話もありますから、そういう意味で、各自治体の取組、あるいは企業の取組など、いろいろなものを総合してやらなければいけないという前提の上で言えば、東京都が意欲的にそういうことを提案してくださっていることについては、私は共感しております。

(問)翻って、環境省として提案している環境税、今年もまた年末にやると思いますが、これについての見通しのようなものはいかがでしょうか。

(答)それぞれ党税調等で議論をいただくわけですけれども、環境省としては引き続き、環境税についてお願いをしようという方向で最後の詰めに入っているところです。

(問)環境税は今年で4回目のチャレンジになると思うのですが、今年の作戦のようなものはありますか。

(答)今年が今までと違っていることというのは、衆議院と参議院で与党と野党の勢力が逆転しているということであります。そういう中で環境税を提案させていただくことについて、結果的に国会の審議、あるいは与党の中での御議論に、どういう形で、ある意味でのダイナミックスが変わるのかということは、議論の推移を見なければわかりませんが、少なくとも今までの3回とは違った議論になるだろうと思っております。

(以上)

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