鴨下大臣記者会見録(平成19年10月30日)
1.発言要旨
本日の閣議ですが、私から、COP13及びCOP/MOP3閣僚準備会合に出席した旨について報告いたしました。閣僚懇では、冬季の温暖化対策について、いわゆるウォームビズの呼びかけをしてまいりました。
私からは以上です。
2.質疑応答
(問)
ばい煙の関係の全国の立入調査についてですが、製紙工場以外でもばい煙を出す工場への立入調査を自治体に要請するということなのですが、これについて乗り出すことになった背景についてお伺いします。
(答)
適切に全ての基準に合うように、それぞれの事業所、会社にやっていただかなくてはいけませんが、この度、いろいろな問題が出てまいりましたので、これについては厳格に行ってまいりたいということです。
(問)要請は本日されるのでしょうか。
(答:事務方)本日行われる大気汚染防止法に係る担当者会議において、担当課長から要請する予定です。
(問)
国連のCDMの関係ですが、三井物産と東京電力が却下されたということなのですが、こうしたことに対して、落ちないように強化、指導していくというような体制づくりの見直しなどはお考えでしょうか。
(答)
省内ではそうした検討をするようにという話はいたしました。特に、手続きの仕方、書類の作成方法、基準についての事前の様々な相談などについては十分に検討するようにという話を私から事務方に指示をしました。
(問)
CDMは、日本ではNEDOが審査といいますか、窓口になっていますが、日本側としては大丈夫だと出したけれども、国連の理事会の方で落ちたということなのでしょうか。
(答)
全て100%、向こうでアクセプトしてくれるかどうかということについては、我々の見解と多少違うところもあるのでしょうけれども、聞いたところによると、今までも約5%ぐらい該当しなかったという話もあるようです。申請したものについて、できるだけ向こうでアクセプトしてもらえるような工夫はしたいと思いますが、数が多くなれば段々とそうしたことも出てくるのかなと思っております。
(以上)