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環境省大臣記者会見・談話等>大臣記者会見要旨

大臣記者会見・談話等

鴨下大臣記者会見録(平成19年9月21日)


1.発言要旨

 おはようございます。
 9月21日、総理はご出席になりませんので閣僚懇談会であります。一般案件が2件、国会提出案件が3件、政令が8件、環境省関連の請議はございません。
 私からは以上でございます。

2.質疑応答

(問)総裁選も近づいてきましたが、大臣としてはお気持ちの方は、両候補どちらに投票しようかというのは固まってこられたのでしょうか。

(答) 今日も今の時点で、私はこの会見があるので出ていませんが、党の青年局主催で総裁選の討論が行われています。あとは午後、記者クラブでのそれぞれの討論。いろいろとそういうことをそれぞれ聞きながら、私は東京都の都連の所属で、都連の中での党員投票の結果が22日には明らかになりますので、申し上げたように、討論のさまざまな結果、それから都連の党員の皆様の投票結果、こういうものをすべて勘案して最終的に決めます。

(問) 24日に国連である、温暖化のハイレベル会合ですが、森元首相が行かれるということで、大臣としては、日本はどのような立場を表明するべきで、どういうことが決まればいいとお考えでしょうか。

(答) これは、本来は安倍総理が出席して、来年の洞爺湖サミットに向けて、あるいはその後のポスト京都に向けてのさまざまな提案をするという重要な会議であることは間違いありません。残念ながら安倍総理が出席できなくなりましたので、それに代わる方ということで、どなたが出るかということについての決定に私は関与しておらず、何とも申し上げられませんけれども、安倍総理が本来主張すべきところをきちんと主張できる人物がいらっしゃるのがいいと思いますので、それには森元総理もふさわしい人物の一人ではないかなと思います。いずれにしても、来年の洞爺湖サミットの主たるテーマが環境問題でもあるし、加えて、日本がイニシアチブを取って、その後の枠組みについて、それなりの役割を演じていかなければいけないだろうと思っておりますので、そういうことを主張してきて下さったらいいのではないかなと思います。

(問) 水俣病の関係ですが、一時金の額が、一部報道で200万円と出ていまして、療養手当もセットにした形での方向性を考えているという話も出ておりますが、環境省としてはどういうふうに考えていらっしゃいますか。

(答) 今日の新聞で、一部そういう報道があったようですが、これは多分、与党あるいは自民党の中のPTの、例えば園田さんだとかが、それぞれ団体との折衝におけるいろいろな議論の中で出てきた話だというふうに私は受け止めているのですが、基本的な話としては、95年のクライテリアにのっとって、その時点で末梢の知覚障害等が証明できればというようなことは、これはもうその通りだと思いますから、そこは多分、原則論としては何らぶれてはいないのだろうと思います。ただ、その後の話について、これから、200万でどうか、50万でどうかというような話については、私たちは今、プロジェクトチームと各団体との折衝を見守っているところですから、今の段階で私から、こうだという結論的なことは申し上げられません。

(問) 昨日、日弁連から、95年の政府解決策に倣った形ではなく、最高裁判決に基づいた形での救済策を考えるべきだという申し入れがあったかと思うのですが、その辺について、大臣の御所見とかはありますでしょうか。

(答) 私の耳にもいろいろな御意見が入ってきていますけれども、今の段階では、先ほど申し上げたように、与党PTと団体の皆さんとの折衝を見守りつつ、最終的に環境省としての判断はその後に行われるものだと思っておりますので、さまざまな御意見は御意見として承っておくというのが今の時点での考えです。

(以上)

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