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環境省大臣記者会見・談話等>大臣記者会見要旨

大臣記者会見・談話等

若林大臣記者会見録(平成19年7月17日)


1.発言要旨

  本日の閣議ですが、一般案件6件、国会提出案件8件、条約公布1件、政令18件、人事と配付資料です。環境省の関係では2件の政令があり、1件は温泉法の一部を改正する法律の施行期日を定める政令、もう1件は温泉法施行令の一部を改正する政令でございます。政令の中味は、次官から既にお知らせしてあると思います。
  私から二つ、お知らせしたいと思います。一つは「1人1日1kgのCO2削減」を進めるために「私のチャレンジ宣言」を進めていますが、多くの人にご参加いただけるよう、この運動を応援する協賛企業を募っているというのはご承知のとおりでございます。すでに株式会社ビックカメラとびわこ銀行株式会社がこれに応じ、メリットを与えることをお約束いただいているわけですが、それ以外に、本日現在で8社から協力の意思表示が出ております。大阪ガス株式会社、関西電力株式会社、ジャンボフェリー株式会社、宇高国道フェリー株式会社、東京ガス株式会社、東京電力株式会社、有限会社ヨネヤマプランテイション並びにワタミ株式会社の8社からの協賛の申し出を受けておりますので、これらの企業からのメッセージと協賛内容をチームマイナス6%のホームページで紹介することといたしました。今後とも、協賛していただける企業が増え、国民にこの運動が広まることを期待したいと思います。それぞれの協賛内容はホームページでご覧下さい。一つ一つの中味をお話しすると時間がかかりますので省略いたしますが、最後に申し上げたワタミ株式会社については「はじめのワンドリンクをただにする」ということのようです。それはビールでもジュースでも、何でもいいのだそうですが、そういう協力が得られる方向というように聞いております。
  もう一つ、容器包装3R推進環境大臣賞を昨年募集いたしましたが、今年はもう一つ、「わたしがつくったマイバッグ環境大臣賞」を設けることといたしました。これは、容器包装リサイクル法に関する普及広報事業でございます。「わたしがつくったマイバッグ環境大臣賞」の募集については、これまでレジ袋の削減を図るため、マイバッグ持参運動に取り組んできていますが、更にこうした取組を広げていくために設けようとするものです。この制度は一般の人々や事業者の応募に加え、特に夏休みを迎える子供たちの応募を期待して、小学生以下を対象とした児童部門と、中学生・高校生を対象とした生徒部門を設けます。今年度は、7月23日から9月7日まで一般公募を行いますので、多数の応募を期待します。なお、容器包装3R推進環境大臣賞の募集は、3Rに関して優れた活動の奨励・普及を図るために昨年度に設けたもので、今年の4月に表彰いたしました。今年度も引き続き、7月23日から8月24日まで一覧公募を行います。今年もたくさんの応募を期待しています。
  なお、本日の閣議後の懇談会は、新潟県中越沖地震関係が主でありました。関係大臣から緊急対応をした措置についての報告が次々にありまして、これからの取組について、総理から、激甚災害の指定の前提となる復旧事業費を把握するため、国の職員が現地調査に全面的に協力するなど、スピード感を持ってきちっとした対応をしてもらいたいという発言がありました。
  私からは以上です。


2.質疑応答

(問)地震に関して、環境省関連で大臣からの指示ないし取組というのはありますでしょうか。

(答)瓦礫の処理というのが必ず問題になります。溝手大臣を団長とする調査団が昨日派遣されましたが、その前の関係省庁連絡会議にも参加をしておりまして、この調査団に担当者が参加して同行しております。
それから、し尿の処理の対応について、トイレが不足するという話がございました。新潟県から仮設トイレの借用についての要請を受けまして、福島県、石川県に仮設トイレの確保の要請を行っております。すでに福島県では385台の仮設トイレを確保し、本日搬出すると聞いています。また、民間等の貸与もあり、新潟県としては今朝の時点では、仮設トイレは一応充足する見通しとの報告を受けておりますが、今後の不足も考えられるため、環境省として、富山県に貸与を要請したところでございます。
  被災された方々の生活に支障がないよう、仮設トイレの確保等、また、一日でも早く通常の生活に戻れるよう、最大限の支援を行ってまいりたいと思います。

(以上)

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