本文へジャンプ
ここから本文
環境省大臣記者会見・談話等>大臣記者会見要旨

大臣記者会見・談話等

若林大臣記者会見録(平成19年5月22日)


1.発言要旨

 本日の閣議ですが、一般案件2件、国会提出案件6件、法律公布3件、政令5件、あと人事です。環境省の主請議、共同請議ともありません。
 私からは以上です。


2.質疑応答

(問)ドイツサミットで安倍総理が示すと考えられている日本の温暖化対策についての検討状況はいかがでしょうか。

(答)大分大詰めです。調整を進めており、調整過程自身については、ほぼ調整ができていると思いますので、あとは総理の御判断です。今週中あるいは来週早々にでも総理のお考えをお示しになるのではないかと思います。いつ表明されるかは総理の御判断です。

(問)方針表明には数値目標的なものは入ってきそうなのでしょうか。

(答)申し上げることはできません。

(問)一部で日本政府も数値目標の設定に消極的だと伝えられていますが、これについてはいかがでしょうか。

(答)議長国とそれぞれの国との間のお互いの意見交換の過程ですので、申し上げるわけにはまいりません。

(問)方針表明に対して大臣としてはどのような期待を持っていらっしゃいますか。

(答)方針表明がどういう形でなされるかが決まらなければ何も申し上げるわけにはいきません。いずれにしても来年は日本が議長国ですので、このドイツサミットで方向性がどこまで出されるかということは、来年、日本の議長国としての責任に非常に関わることですので、重大な関心を持って取り組んでおります。

(問)環境立国戦略も今週中に素案が出て、来週にも提言が固まると聞いていますが、その内容と今回の日本政府としての方針との整合性はどのようになるのでしょうか。

(答)自然との共生や3Rなど、もちろん地球環境も入りますが、環境立国戦略の方が幅が広いんです。サミットの主要議題は温暖化になるでしょう。ただ、今度のドイツサミットでは、首相が大変熱心で生物多様性の問題を併せて取り上げたいとおっしゃっていますので、そういう意味での関係はあります。私どもとしては、3Rについても今まで日本がイニシアティブを取って、イギリスでのG8の時などにやってきたという経過がありますので、3Rについても何らかの共通の認識を示してもらいたいという気持ちはありますが、議長国がどこまで取り上げるかはまだわかりません。しかし重点は温暖化にあります。環境立国戦略はもう少し幅の広いものになります。

(以上)

▲Page Top