事務次官会見要旨(平成18年12月21日)
1.次官会議案件等概略説明
本日の事務次官等会議ですが、まず一般案件が6件あります。19年度の一般会計の歳入歳出概算や、18年度の一般会計補正予算を含めて6件です。国会提出案件、これはいずれも質問主意書ですが13件です。それから政令が7件、報告が1件です。特に環境省から報告、説明した案件はありません。
私からは以上です。
2.質疑応答
- 質問
- 予算に関してですが、財務省原案が示されまして、中味が大体わかってきたかなという段階だと思うのですが、ご感想、お考えをお聞かせいただけますか。
→全体として厳しい財政事情の中ではありますが、私どもが一番力を入れている地球温暖化対策の予算、それから循環型社会構築の予算といったものがその中心ですが、一般会計、特別会計を含めて、真に必要なものについてはある程度確保できたかなと思っております。ただ、まだ大きなところで、非常に力を入れて いる漂流漂着ゴミや、次期枠組みに向けてのイニシアチブをとっていくための予算、生物多様性関係など、大事なものがまだ残っております。今日・明日の交渉もありますので、なんとか確保したいと思っております。
- 質問
- 漂流漂着ゴミの復活要求額は幾らくらいになりそうですか。
→復活要求はまだ4件ありますから、トータルすると6億強ですね。
- 質問
- 項目と額も教えていただけますか。
→一つは漂流・漂着ゴミに係る国内削減方策モデル調査費、これは3億5千万の復活要求をしております。それから気候変動枠組条約の次期国際枠組みに対する日本イニシアチブ推進経費が1億、農薬吸入毒性評価手法確立調査が1億9百万、第三次生物多様性国家戦略実施等推進費が6千万です。従って全部足しますと6億強くらいになります。
- 質問
- そのうち大臣折衝の分は漂流漂着ゴミと次期枠組みの2つでしょうか。
→今日、その前の事務折衝がありまして、そこで復活できなかったものが大臣折衝に上がるということですから、おっしゃっている形になろうかとも思いますが、ちょっと判りません。いずれにしろ、この4つが今日・明日に向けて残っているということです。
(了)