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大臣記者会見・談話等

事務次官会見要旨(平成18年10月30日)


1.次官会議案件等概略説明

 本日の事務次官等会議ですが、一般案件1件、法律案2件、政令案2件、人事が1件、消費者物価指数の関係で配布1件で、特に環境省関係のものはありません。
 その後の懇談会の席上で官房副長官と私からも冬期の暖房温度の設定について話をさせていただきました。ご承知のように業務部門での温室効果ガス排出量が増加を続けていることから、冬期の省エネルギー対策を強力に推進していくことが重要であり、環境省としても、地球温暖化防止対策の一つとして、民間企業に対して暖房温度20℃の実践を呼びかけていくこと。また、その運動を広く普及、長続きさせていくためには、我慢を強いるということではなく、適切な服装をすることによって過度に暖房に頼らずに室内での快適性を確保することが重要であり、環境省としては、暖房温度が20℃でも、暖かく効率的に仕事ができるビジネススタイルであるウォームビズを11月1日から3月31日までの間、積極的に普及していくので、各省におかれてもご協力方よろしく、という話を私から申し上げました。
 私からは以上です。


2.質疑応答

質問
 先週の財政審議会で道路特定財源の見直しについて、一般財源化するべきであるというような考え方が示されたようなのですが、今後環境省として、環境税案も含めて、道路特定財源に対してどのようにご検討していく予定でしょうか。

→道路特定財源については8月末に、道路特定財源の一般財源化を前提に、特定財源の税収の一部を地球温暖化対策にも充ててほしいという要望を提出致しました。今もそのように考えています。

質問
 今度、ウォームビズに関して大臣が愛称を発表するというのがありますが、ウォームビズ自体も愛称という感じがするのですがどういう狙いで愛称をつけるのでしょうか。

→ウォームビズ自体は、ご承知のとおり冬期の暖房温度の設定を低くし、業務部門を中心に服装を工夫して効率的に暖かくしようというコンセプトで昨年から始めて、今年もウォームビズという名称で続けていきますが、併せて、会社の中だけにとどまらず、特に家庭においても広くこの取組の周知を図り、家庭における温暖化対策をより進めていこうというものです。家庭というのはいろんな意味で省エネの宝庫でありますから、エコを家庭の中、うちでやろうということで、これは明日、大臣と一緒にいろいろな方々から詳しくご説明をされます。いずれにせよ、ウォームビズについて普及啓発運動を進めていこうという狙いです。

質問
 ウォームビズというとどうしてもビジネスをイメージしてしまうという理由でしょうか。

→そういうことが多く、もちろん業務部門も重要なのですが、家の中でも、暖房温度をはじめもっといろいろ省エネ対策はできるわけですから、家庭について、より普及啓発の重点として進めたいと思っています。

(了)

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