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大臣記者会見・談話等

事務次官会見要旨(平成18年10月12日)


1.次官会議案件等概略説明

 本日の事務次官等会議ですが、一般案件6件、法律案2件、政令案1件、配布1件で、いずれも環境省関係はありませんでした。
 事務次官等会議の後に、公害防止計画策定基本方針についての第13回公害対策会議幹事会がありました。平成18年度の公害防止計画策定地域として長野県岡谷地域、岐阜県岐阜地域、愛知県愛知地域、三重県四日市地域の4地域の策定指示を行いたいということを申し上げました。これは公害対策会議を経て決まります。
 私からは以上です。


2.質疑応答

質問
 6日に開かれた漂流・漂着ゴミ対策連絡調整会議で、各省が説明した概算要求事業に対して、自治体側から使いづらいという指摘が多くあったと思うのですが、事務局である環境省は今後の予算編成に向け、いかに使いやすい事業にしていくかの協議についてはどうお考えでしょうか。

→今般の会議の目的は、国がこれから行おうとする施策について関係地方公共団体にもっと周知して進めたいということ、及び漂流・漂着ごみに困っている地方公共団体同士がお互いに情報交換し、より改善する点がないかを自由に議論することでした。
  ご質問にあったような議論も出ましたし、地方自治体から自分のところではこのような取組をしているなど活発な意見も出たと承知しています。今回お話があった件も含めて、国・地方自治体が行っている様々な施策、またこれから行おうとする施策などがより効果的になるように期待したいと思います。
  環境省ももちろんこの会議の意見を参考にするとともに、10ヶ所ほどのモデル地域を指定し、様々な成分分析を行い、またそれをどのように除去していくかを含め、よりブラッシュアップしながら予算要求をしていきたいと思っています。

質問
 東京大気汚染訴訟について、先日、原告側が和解案に近いものを国に対して提示しましたが、それに対する見解についてお伺いしたいのですが。

→昨日、東京高裁が原告から和解の可能性等について意見聴取を行ったことは承知しています。一部新聞報道もされておりましたのでそれも拝見しました。
  具体的に原告と裁判所がどのようなやりとりを行ったかについては、環境省は連絡を受ける立場になく、その詳細については承知していません。東京都、各自動車メーカー等についてはこれから意見聴取を行うと聞いています。いずれ裁判所が国を呼んで意見聴取を行うと思いますが、その日程についてはまだ裁判所から連絡がありません。今後、どのように対応していくかは、内容が関係省庁にも渡っていますので、よく対応を協議していきたいと考えています。

質問
 協議に乗るかどうかの判断についてはいかがでしょうか。

→いずれにしても裁判所から意見聴取のお呼びがあれば、国として出席し、考え方を説明することになると思いますが、その際にどのような主張をするかを含めて対応を協議していきたいと考えています。

(了)

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